ゴミ拾いに挑戦してて、休み中だったけど再開しました

いつの間にか浜がゴミの山に。自分自身の健康のためにもゴミ拾いを始めました。引っ越し先から戻ってきてゴミ拾い再開しました。

お遍路 46番浄瑠璃寺から51番石手寺

2016-03-21 22:29:40 | お遍路 愛媛
また更新をさぼっていたので、もう10日くらい前のことになります。

3月12日 土曜日
お遍路さんに出ました。
46番札所浄瑠璃寺さんから51番札所石手寺まで
歩きました。
29000歩、約17km歩きました。



46番札所 浄瑠璃寺

浄瑠璃寺はとても静かなお寺で、境内の手入れも行き届いてとても落ち着いた気持ちになれました。





境内に咲く椿の花が美しい






47番札所 八坂寺
八坂寺は浄瑠璃寺のすぐご近所でした。
納経帳に御朱印が増えるのが嬉しいなぁ。









八坂寺の門前には菜の花が咲いていました。





次の48番西林寺に行く道々には
どこかしこに菜の花が咲き、黄色の帯になっています。





畑には麦がつんつんと真っすぐに伸びてきています。






48番札所 西林寺





椿寒桜が綺麗に咲いていました。







49番札所 浄土寺







浄土寺の納経所の前の桜の古木



さて、これはいったい何桜なのでしょう・・・・・
え・・・と。
花だけ見たら玉縄桜にも似ている様な
この時期に咲くのは早咲きに入ると思うし・・・????





あれ?
赤い葉っぱと言う事はもしかして
ヤマザクラ







50番札所 繁多寺



繁多寺は溜池のを見下ろす高台にありました。
その高台を住宅地を通って進むと
松山城のある市街地が見渡せました。






51番札所 石手寺


石手寺は何だかお寺のテーマパークぽいお寺でした。
と言うのは、いっぱいお堂があってどこが何なのか戸惑うほどだったのでした。
本堂どこ?
大師堂どこ??
お遍路さんも観光客さんもたくさんいて、賑わっていました。



遍路の元祖とされる衛門三郎の再来伝説ゆかりのお寺で
↓写真の上真ん中にお大師様がいらっしゃるのですが
   (私は綺麗な水の流れにばかり目がいっていました)




そのお大師様に向き合って手をついているのが衛門三郎さんです。




衛門三郎さんの事を知ったのは、12番札所焼山寺を下りてきた所にあった杖杉庵でした。


衛門三郎は托鉢に来たお大師様の鉢をたたき落として8つに割ってしまいました。
すると、それから8人いた子が皆次々と死んでしまいます。
後悔した衛門三郎はお大師様のあとを追って四国巡礼の旅に出ますが会えません。
二十回巡礼を重ねたが出会えず、今度は逆に回ることにして、焼山寺の近くの杖杉庵で病に倒れます。
そこでやっとお大師様に会えた・・・
と言う様な話だったと思います。


その続きがあって
衛門三郎はお大師様に、来世には河野家に生まれ変わり人の役に立ちたいと願いました。
お大師様は石に衛門三郎と書いて握らせました。
翌年、伊予国の領主、河野家に男の子が生れるました。
その子の左手から、「衛門三郎」と書いた石が出てきました。
(つまり衛門三郎の生まれ変わり)
その石は寺に納められ、「石手寺」と寺号を改めたのだそうです。


今年はうるう年。
うるう年に逆打ち(逆回りにお遍路にまわる)するとご利益があるとの事で
今年は逆打ちのお遍路さんが多いのだそうです。



お店やさんの並ぶ回廊を通って




仁王門
昔、薬王寺にも、こんな大きな草鞋が奉納されていました。
こんな大きな草鞋をはく人がこのお寺を守っていると、魔除けになるのだとか。






御本堂




三重塔





石手寺から路面電車の道後温泉の駅まで歩きましたので、この続きは道後温泉からになります。

60番横峰寺で足がくがく

2015-11-28 22:31:19 | お遍路 愛媛
11月15日 日曜日
土曜日が雨だったので日曜日に大三島からお遍路に出ました。


前回のお遍路愛媛県編で、後回しにした60番札所、横峰寺に行ってきました。


61番香園寺さんから出発して山を登り60番の横峰寺に行き
登ったルートとは違うルートで山を下りて香園寺さんに戻ります。
同じ道を往復しないで、わざわざ香園寺さんから3キロほど戻った大頭交差点から山に入る道から上り
そして香園寺さんの奥ノ院白滝寺に下りて来る道を歩いたのでした。

41070歩
歩数としてはそんなに多くなくて25キロ程?だと思うのですが
横峰さんは標高700メートルもあったので平地をあるくよりはずっときつかったです。


大頭の交差点から横峰さんの登山口への道は
「柿の里」と言った感じの柿畑が山に広がる所でした。


美味しそうな柿が実っています。







この谷川に沿って、どんどん歩きます。
もう黄葉は終わってしまった様です。






山の喫茶店 てんとうむし
はお休みでした




この奥にはもう人里はあるまい・・・と思っていたけれど
開けた土地があり集落がありました。

尾崎八幡神社を過ぎます。








ここからは、いよいよ山道になります。
横峰寺まで2.2キロと書いてありました。

お接待の杖が置いてありました。
有難く使わせてもらいましたが、もし杖が無かったら横峰さんの山に上って下りて出来なかったと思います。
ありがとうございました。









お決まりの山道~~~~。
どこまで続く




ひとり歩きのお遍路の本には
「流水量に注意」と書いてありましたが、まさにその通りです。
何の事かわかりませんでしたが来てみて分かりました。
沢に沿った道なので、雨が降るとその沢にかかる小さな木橋は危険で渡れないなと思いました。
何年か前の大水で流された大きな杉の倒木が何本も沢に今もありました。







ツルリンドウ




フユイチゴ






もう少しで横峰寺さんのはず・・・・・・




山門が見えてきました
くたくた・・・
登山口から2.2キロの距離なのですが、高低差があるのできつくて
何回も休憩をはさんで登りました。
なので3時間近くかかった様に思います。






横峰寺





参拝、納経を済ませて横峰寺でお弁当を食べて休憩。

さて、下りは楽だよね~~~
と呑気に思っておりましたが・・・・・・・・









いつまで続くんだ!!と思うくらい下り坂が続き
また少し上って下って・・・・
もう足がくたくたになりました。



カンアオイ



ツチグリ





まだまだ続く・・・・・






遠くに見える山
石鎚山・・・だったら良いのになぁ
横峰寺から少し上がった星が森という所からは石鎚山が見えると言いますが
横峰寺に着いた時にはすっかり忘れていましたし
もし覚えていたとしても、ホントにくたびれきっていたので行かなかったと思います。






山道からやっと舗装道路に出ます。







60番札所、香園寺の奥の院 白滝寺にやっと着きました。
もう日が暮れかかっていました。








山の中で日が暮れてしまわなくて良かった良かった。
足が痛くなりました。
もうガクガクになりました。
こんなことは初めてです。
実は歩き用の靴を持って行くのを忘れて街歩きの靴で歩きました。
やっぱり靴は大切です!!
二、三日太ももが痛くて動きにくかったです。






香園寺に戻ってきたときにはすっかり日が暮れて暗くなってしまいました。
途中で道が分からなくなりましたが地元の方に教わりながら
やっとこさ着くことができたのでした。
冬の日が暮れるのは早いですね。


次お遍路の愛媛編は
62番宝寿寺から歩きます。


おへんろ 59番国分寺61番香園寺62番宝寿寺

2015-10-29 22:58:50 | お遍路 愛媛
10月17日 土曜日

お遍路の続き 59番札所から山のぼりの60番は後回しにして61番、62番と行ってきました。
42306歩 約25km 


国分寺からは田園地帯が続きます。
やがて桜井の町を通り、道の駅「今治湯浦温泉」で休憩


大三島から徳島に帰る時は、ここで今治小松自動車道に乗ります。
今治でしまなみ海道を下りてから国道192号を走るのですが、いつも車で走っているところを
お遍路さんで歩いた事になります。
よく歩いたなぁ


田園風景は続きます。
どこに行っても田んぼは金色の稲穂です。
実りの秋
実りの秋
実りの秋・・・・・・です。





日切大師さん




吉岡あたり?の町並み




稲刈りが終わっていました。









川には水がありません。







歩く歩く歩く・・・・・




やっとやっと
香園寺に近づいて来ました。
長かった~~~~~~~~~~~~~


向こうから、だんじりが来ました。
西条では、この日までお祭りが続いていたのでした。





61番札所 香園寺
モダンな建物のお寺でした。
2階に本堂があり、お大師様の厨子もありました。






62番札所 宝寿寺





この続きは60番札所 横峰寺に行きます。
山登りです。
へんろころがしと言われている様です。
大三島に戻ったら行ってみる予定です。




おへんろ 今治 54番延命寺~59番国分寺

2015-10-25 22:10:52 | お遍路 愛媛
10月10日(土)

大三島からお遍路に出ました。
車で大三島から橋を渡って今治へ

54番延命寺から59番国分寺まで約24km歩きました。




54番延命寺さんは改装中でした。



遍路道の道標



黄金色に実った田んぼを見ながら歩きます。
実りの秋です。






霊園のある山を越えて街中に下りて行きました。



55番南光坊は今治の街中にあります。
88カ所の中で一つだけ「坊」とつくお寺です。
坊とは「大寺院に所属する小さな寺院を指す」との事ですが、立派な大きな寺院でした。






立派な山門があって、中には金色の四天王さんがいらっしゃいます。





JR今治駅前を通り




56番泰山寺へ





再び金色の稲穂の田んぼの続く中を歩きます。
沿道にはコスモスも咲いています。












やがて小高い山を少し上った所に57番栄福寺がありました。





ここのご住職さんの体験記が映画化されたそうです。
公開も間近いとの事です。

ボクは坊さん


ここの門前にあるお遍路用品のお店で
2人とも袖なしの白衣を買いました。
背には南無大師遍照金剛と書かれています。
主人は高知の大日寺さんの前の遍路用品のお店で「わげさ」←着物の衿みたいなものと杖も買っているので
一気にお遍路感が増しました。
格好は気にしないと言っていた主人ですが、真面目にお遍路しているアピールしたくなった?のでしょうか。



ここからは、犬塚池という大きな溜池のまわりを歩くことになります。


池の周りの土手にヒヨドリバナかフジバカマか
わからないけれど、たくさん咲いていました。





溜池を過ぎると、山登りの道になりました。
58番仙遊寺は山の上にある様です。


どんどん登って
犬塚池が下に見えます。




やれやれ
やっと、やっと山門が見えてきました。



と、喜んだのもつかの間


こ、ここを登れと???





へとへとになりながら、やっとたどり着く仙遊寺本堂
疲れた~~~~~





登れば下り
59番国分寺に向けて下ります。




五郎兵衛坂
桜井の漁師、五郎兵衛が仙遊寺の太鼓の音で魚が獲れないと怒り
太鼓を包丁で破り、仏様に悪口雑言を浴びせた罰で、この坂で転んで亡くなったと言います。
それから、この坂を歩くときはゆっくり歩くようになったとか。





山坂を下りると、小さな溜池が




愛媛県にはこの様な溜池が多い様です。


やがてこの日のゴール
59番国分寺



次回は国分寺からスタートになります。



さて、この日のお遍路で、衝撃的な事がありました。
国分寺からの帰り道、バス停がわからず教えてもらおうと声をかけた老婦人から
お接待を受けた事です。
主人と私に一個づつ500円玉を手渡してくださったのです。
飴やミカンなどは頂いたことはあるのですが現金は初めてでした。
お年寄りから気の毒でお金なんてもらえない
と思ったのですが、これはお接待です。
私にくださったのではなく同行二人、私と共にいてくださるお大師様にくださるのですから
断るわけにはいかないでしょう。
私もお遍路さんとして真面目にちゃんとお遍路しよう!!!
と心に誓いました。