ゴミ拾いに挑戦してて、休み中だったけど再開しました

いつの間にか浜がゴミの山に。自分自身の健康のためにもゴミ拾いを始めました。引っ越し先から戻ってきてゴミ拾い再開しました。

野川探検5 国分寺市内

2008-12-01 15:59:10 | 野川を歩く
さて、野川探検も先日で終わりにしても良かったのですが
やはり最後までたどりたいと言う気持ちが強くなりました。
野川は国分寺市に入ってから川沿いの道がなく、たどりにくくなっていますが
行ける所までは行ってみたいと思います。

11月20日(木)晴

この日は、まず、西国分寺の恋ヶ窪の姿見の池経由で国分寺まで行きました。
西国分寺の駅を降りてから、少し戸惑いましたが
姿見の池の道を探す事ができました。

道の入り口近くに柿の木がありました。
たくさん実をつけています。




ええぇ??
と思うほど唐突に水路が始まっていました。
ここまでの水路は地下にあるのでしょうか。
案内板にはこう書かれています。
「現在この水路は恋ヶ窪用水と呼ばれています。
そのほとんどが埋め立てられて昔の面影がなく、
ここも汚水が流れていましたが里山の自然を復元するため
昔の用水をイメージして整備されました」
それで・・・水はどこから来ているのですか??
分かりません。



気持ちの良い、清々しい水の流れが続いていました。
クレソンらしきものと、青色の小さい花が咲く草が水際に生えていました。



何の花でしょう。
見たことあるような無いような・・・・。



姿見の池がありました。



姿見の池を出てから、少し道に迷いましたが、ご近所の方に道を教えてもらい
国分寺までの道を行きました。
中央線の線路沿いに日立の研究所の外を通り、国分寺駅に向かいます。
野川の始まりは、日立の研究所の池や湧水なのだそうです。
が、公開されていないので入ることはできません。
春と秋の年2回一般に公開される日があるんだそうです。
が、何と秋の公開は4日前の日曜日だったのでした!!
(知らなかった~~~~)


国分寺の駅から再び、この前の最後の地点、不動橋に来ました。
ここから、お鷹の道をたどろうと思います。




不動橋の付近には鯉がたくさんいました。
大きな鯉も小さな鯉もいましたので、ここで繁殖してるんでしょうか。
大雨になっても大丈夫なんだろうか、と心配したり。



ここで、野川に流れ込んでいるこの水路が、お鷹の道からの用水路のようです。



不動橋の近くの山の崖のモミジが真っ赤になっていました。



お鷹の道は、不動橋を渡って右に行き、
静かな住宅地の道を道なりに行くとありました。
少し迷いました。
方向音痴になったものです。
途中に果物やら野菜やらを売っている店があり
買いたかったのですが、野菜を抱えて電車に乗る勇気がなくてやめました。

お鷹の道の入り口です。
よく整備された道でした。
古里大賞をもらったのだと書いてありました。



真姿の池の湧水。



蛍もいるのですね。
地域の方が大事にしてらっしゃるのでしょうね。







お鷹の道は、清らかな水の流れる、とてもすてきな小道でした。
再び、不動橋に戻り、さあこれから野川をたどるぞ!!
と思ったのですが・・・・・
ところが、道に迷ったりもしましたので意外に時間を取ってしまい
時間が遅くなってしまい、この日はこれ以上の探索を諦めて帰る事としました。


そして11月26日(水)晴

今日はどうしても野川を最後までたどり着きたいものです。


なんて言いながら、まずは国分寺駅から殿ヶ谷戸公園へ。
11月下旬と言うのに、まだ青いままのモミジもありました。
来ていた方達がまだ少し早いようねと驚いておられました。
都市の温暖化のせいでしょうか。



この殿ヶ谷戸公園の中に湧水があって、そこから水が野川に注いでいるそうで。
これが、その湧き水です。



殿ヶ谷戸公園を出て、再び、不動橋に行きました。
ここから始めます。
野川は住宅地の中を流れています。
川に沿っては道がありませんので、川を探しながら行きます。

もはや、一級河川と言うには???の感じです。
小さな流れになっています。
水は綺麗です。
流れも速いです。



普通のお宅の裏を流れて行きます。




曲がりくねっています。
川を見つけるのが少し難しいです。



そして、とうとう、野川が地下から流れ出る所まで来ました。
あのトンネルから水が出てきています。
中央線の線路を挟んで向こう側の日立の研究所から流れてきているのです。
これがたどれる最終地点です。
あとは、日立の研究所の庭が開放される来年の春まで待つのみです。



矢印の所が、上の写真のトンネルの出口がある所です。
左手の森が日立の研究所で、そこに野川の始まりとなる池と湧水群があります。



と言うわけで、やっと、やっと野川の源流探検は終わりました。
野川って、すごくステキな川でした。
長年にわたって綺麗な川を取り戻す努力をされたのですね。
私は田舎者で、失った経験がないので分かりませんが
東京の人たちが一度は失った綺麗な川を取り戻したいと言う気持ちを、
この川を遡る旅を通して感じました。
失った経験の無い田舎の者より、東京の人のほうがずっとずっと
自然を愛する心が強いのではないかと感じました。
やっぱり東京は興味深い所です。

野川探検4

2008-12-01 15:58:43 | 野川を歩く
11月18日(火)晴

野川探検も3日目になりました。
この日は、京王線の柴崎駅から歩き始めました。
柴崎駅から野川沿いの道まで出ました。

寄り道をして神代植物園に行ってみたいな~と思いました。
が、道が分からなくなってしまい、深大寺あたりで引き返すことにしました。
また、今度、ダンナと一緒にでも深大寺、神代植物園あたりを
ゆっくりと訪れてみようと思います。

とりあえず、深大寺の前あたりの鬼太郎茶屋です。
ここで目玉のおやじのお饅頭を買って食べて、
これから歩く鋭気を養ったのでした。



素朴な味の目玉のおやじ饅頭。
ふかしたてをいただいたのでした~~。




野川の上流に向かって今日も歩きます。

橋の上から下流を見た写真です。



野川はいつの間にか、野川公園に入っていました。
湧き水が出ているところもありました。




自然観察園との仕切りのフェンスに沿って、黄色と白の菊が咲いていました。
自生でしょうか、植えられているのでしょうか。
黄色の方の菊はアワコガネギクではないかと思います。



白い方の菊の花には、羽がぼろぼろの蝶がとまっていました。
ヒョウモンチョウの仲間だと思いますが分かりません。



のどかな景色が続きます。
野川公園と武蔵野公園は続いてありましたので
どこがどこだか分からなくなりましたが、とにかく、ここは公園内です。
整備されてから年月がたっているのでしょう、初めは作られた公園ぽかったかもしれませんが
今となってはごく自然な感じになっています。





武蔵野公園の「とんぼたんぼ」の近くです。
ここらへんは、最近に整備しなおされた様ですが
もうススキがこんなに生い茂っていているのですね。




「とんぼたんぼ」の向かい側の岸には
モミジが赤く紅葉していました。
あちらは広場になっているようでしたが、先を急ぎました。



何だか、郷愁を誘う、「いつか見た風景」ですね。
これが、作られた風景なのなら、凄いな~~と思います。
もしこれをデザインされた方がいるのなら親しみを感じます。
その方は私と同じ「いつか見た風景」を持っているんだなと思いました。

残されていた風景なら、やっぱり凄いな~と思います。
野川を愛し守ってきた人たちがいるんだなと感激します。



武蔵野公園を過ぎると、川の両岸に民家が立ち並ぶ風景に戻ります。
川の中にススキがたくさん生えています。




川沿いのお宅の庭にはきれいな菊の花が咲き、モンシロチョウも来ていました。
歩道はそういった小さな発見もあり飽きる事なく歩く事ができました。




途中、「湧水の道」なるものがあり、気を惹かれましたが
先を急ぎました。



この川沿いの歩道は、野川がある限り続くものと思っていましたが
そうではありませんでした・・・・
ある橋を堺に、この光景は消えてしまったのでした。

橋の下流側


橋の上流側


その橋が小金井市と国分寺市の堺となっており
国分寺市側の野川は三面コンクリートになっていたのです。
川沿いの歩道もぷっつりなくなりました・・・・
うろたえる私。
これから一体、どうしたら・・・・・・


とりあえず、住宅地を川を求めて歩きました。
何だか、私の住んでいる川崎市の小さい川みたいな感じになっています。



不動橋という所にたどり着き、今日の野川探検は終える事としました。
不動橋から国分寺の駅はすぐ近くです。



不動橋から上流を見る
心を残しながらも、この日は帰りました・・・・・・・
京王線柴崎駅からJR国分寺まで、この日は頑張って10キロくらい
歩いたでしょうか。


野川探検3

2008-11-29 21:20:55 | 野川を歩く
11月17日 晴

小田急小田原線喜多見駅から、再び野川探検は続きます。
川沿いの道をたどって、どんどん歩きます。

桜の並木が続いていました。
春の花の時期にはさぞかし美しいことでしょう。

川沿いの道から下りて、川原を歩けるようになっていました。




歩道の上からシャクチリソバの群生を見ていましたが
ここではシャクチリソバの花を間近く見ることができました。
実もなっています。
ソバの実に似ています。



これがアレチウリなのでしょうか。
花と葉もハヤトウリに似ています。
アレチウリも川岸を覆うほど繁殖していました。





いつの間にか、調布市に入っていました。






カルガモとは違うカモがひょこひょこ泳いでいました。
家に帰ってから調べました。
オナガガモのようです。






頭の緑色のカモもいました。
マガモでしょうか。
それともアオクビアヒルなのでしょうか。
のんびり泳いでいます。




何を食べているのでしょうか。
ドバトがたくさん集まっていました。
シャクチリソバの実でも食べているのでしょうか。
虫がいるのでしょうか。
次々に鳥さんが現れて、何とも楽しい野川です。



歩道の柵には、アキアカネがとまっています。




桜の木にはコサギがとまっていたりもしました。




そして、カワセミもいたのでした。
カメラを持って歩いていると、道行く散歩の人が
「あっちにカワセミがいましたよ!」
と何回か教えてくれた事がありました。
それで私も3回ほどカワセミに出会うことができました。
野川ではカワセミはごく普通に住んでいる鳥なのですね。
すごいなぁ~、野川って。




歩道沿いのお宅には、きれいな花を咲かせているお庭が多くありました。
道ゆく私を楽しませてくれたのでした。



歩道沿いのお家の美しいバラの花



何ともステキな散歩道でした。



この日は、深大寺入り口でバスに乗り、調布駅まで行き、
そこから京王線で帰りました。
喜多見駅から深大寺入り口バス停まで5キロ弱の道のりでした。

野川探検2

2008-11-26 23:50:23 | 野川を歩く
11月14日 野川探検1の続きです。


整備の終わっている所では、のどかな野川の風景が続いていました。
川沿いの歩道も歩きやすく快適です。
どんどん歩けます。




水もきれいです。
昔は、生活排水が入り込む、どぶ川だったらしいのです。
それが今では下水道ができて汚い水が入り込まなくなったのですね。
田舎は今でも下水道がない所が多いですから
もしかしたら、野川のほうがずっと水質が良いのかもしれませんね。



川原にはミゾソバに似た白い花がたくさん群生していました。
白いミゾソバ??

家に帰ってからネットで調べてみました。
シャクチリソバと言うんだそうです。



ソバの花に似ています。






遊歩道沿いには畑などもあって楽しめました。
世田谷区にも畑があるんですね。
本当に東京って不思議なところですね。


引き続き、いい気分でどんどん歩いて行くと
次太夫堀公園という所がありました。
野川をたどる旅ですが、途中で寄り道することにしました。
かつての世田谷の農家と環境を再現している公園の様で
園内には田んぼがありました。
水路も廻らされていて、田園風景です。
農村だった頃の世田谷はこんなだったのでしょうか。




民家園もありました。
なかなか興味のある所でしたが、後日またゆっくり訪れる事としました。



公園内には大きなケヤキの木もたくさんありました。
きれいに紅葉していました。




(多分)世田谷区の野川の柵には、ステキな飾り模様がついています。

鯉とか、ケヤキとか、・・・お花?とか。
他にも小鳥さんもあった様に思いましたが
そんなこんなを見ながら、楽しく散歩する事ができました。



 
  


この日は、二子玉川から喜多見までたどりました。
約5キロ上流に行く事ができました。
小田急小田原線喜多見駅から電車に乗って帰りました。


野川探検1

2008-11-23 22:42:15 | 野川を歩く
先日、美容院に行きました。
その時、初めて野川という川がある事を知りました。
ある雑誌に野川の初冬の風景写真が載っていたのです。
その写真の美しさに惹かれました。
懐かしいような川の風景でした。
せっかく関東に来たのに、しかもわりと近くだと言うのに
これは行って見ない手はない!と思いました。

で、「二子玉川から野川を遡り、源流まで行く」
と言う遠大な(?)計画が私の頭の中にできたのでした。
野川は20キロほどの川なので、何日かければできない計画ではない
と考えたのです。

11月14日 晴

と言うわけで、ここは二子多摩川駅近くの、野川が多摩川に合流する地点です。
この時、ここでバショウを見つけて、バナナと勘違いしたのです。
田園都市線二子玉川駅から兵庫島公園へと行く橋を渡りました。




二子橋公園の中を通って、吉沢橋まで出ました。
アキアカネが飛んでいました。
さすが、川の近くなのでトンボがいるんですね。
早速、嬉しくなりました。
期待も高まります。



吉沢橋から二子玉川駅方面、野川と多摩川の合流点を望みます。
野川沿いには遊歩道がありました。
この遊歩道をたどって、野川の上流を目指したいと思います。



吉沢橋は、玉電砧線の鉄道橋だったそうです。
1969年、廃止となった後は道路橋となっていましたが
野川の河川改修に合わせて、新しい橋ができたのだそうです。
この説明の碑の日付は平成9年3月になっています。



野川の河川改修は今もまだ続いているようでした。
川の幅を広げているのだと思います。
川沿いの道の脇の木が切られていました。
木が生えていたところの土を取り除くようです。





このハゼ木も今はまだ取り残されていましたが、いづれは切られる事と思いま
大きなハゼの木で紅葉が始まっていました。






野川と仙川の合流点も工事中でした。
大きな柳の木がありました。




その柳の木の枝に、コサギがとまっていました。
久しぶりにコサギを見ました。
しかも、こんな至近距離から。





川の方を見ると、大きな白いサギがいます。
ダイサギなのでしょうか。
このサギも川の中にいるので人が来ないと安心しているのか逃げません。
のんびりしています。
田舎のサギだったら、とっくに飛んで逃げている距離です。
びっくりです。





アオサギもいました。
アオサギも川の中にいる限りは安心しているのか、人の姿を見ても
逃げる気配がありません。




コサギ、ダイサギ、アオサギ、
久しぶりにサギを見ました~~~。
野川って何て良い川なんだろう!!と、嬉しくなりました。

川沿いの遊歩道の道も快適です。
どんどん歩きました。


???
川になんか魚が群れています。
かなり大きな魚です。



え??
うそ~~~~~
鯉なのでした。
こんなデッカイ鯉が普通に泳いでいるんですね。
もうビックリです。
野川ってどんなよ。
すごい川じゃないですか。
は~~~~、東京って何でもある所だとは思っていましたが
こんなでかい鯉が普通に群れて泳いでいる川があるんだ、東京に!!