また更新をさぼっていたので、もう10日くらい前のことになります。
3月12日 土曜日
お遍路さんに出ました。
46番札所浄瑠璃寺さんから51番札所石手寺まで
歩きました。
29000歩、約17km歩きました。
46番札所 浄瑠璃寺
浄瑠璃寺はとても静かなお寺で、境内の手入れも行き届いてとても落ち着いた気持ちになれました。
境内に咲く椿の花が美しい
47番札所 八坂寺
八坂寺は浄瑠璃寺のすぐご近所でした。
納経帳に御朱印が増えるのが嬉しいなぁ。
八坂寺の門前には菜の花が咲いていました。
次の48番西林寺に行く道々には
どこかしこに菜の花が咲き、黄色の帯になっています。
畑には麦がつんつんと真っすぐに伸びてきています。
48番札所 西林寺
椿寒桜が綺麗に咲いていました。
49番札所 浄土寺
浄土寺の納経所の前の桜の古木
さて、これはいったい何桜なのでしょう・・・・・
え・・・と。
花だけ見たら玉縄桜にも似ている様な
この時期に咲くのは早咲きに入ると思うし・・・????
あれ?
赤い葉っぱと言う事はもしかして
ヤマザクラ
50番札所 繁多寺
繁多寺は溜池のを見下ろす高台にありました。
その高台を住宅地を通って進むと
松山城のある市街地が見渡せました。
51番札所 石手寺
石手寺は何だかお寺のテーマパークぽいお寺でした。
と言うのは、いっぱいお堂があってどこが何なのか戸惑うほどだったのでした。
本堂どこ?
大師堂どこ??
お遍路さんも観光客さんもたくさんいて、賑わっていました。
遍路の元祖とされる衛門三郎の再来伝説ゆかりのお寺で
↓写真の上真ん中にお大師様がいらっしゃるのですが
(私は綺麗な水の流れにばかり目がいっていました)
そのお大師様に向き合って手をついているのが衛門三郎さんです。
衛門三郎さんの事を知ったのは、12番札所焼山寺を下りてきた所にあった杖杉庵でした。
衛門三郎は托鉢に来たお大師様の鉢をたたき落として8つに割ってしまいました。
すると、それから8人いた子が皆次々と死んでしまいます。
後悔した衛門三郎はお大師様のあとを追って四国巡礼の旅に出ますが会えません。
二十回巡礼を重ねたが出会えず、今度は逆に回ることにして、焼山寺の近くの杖杉庵で病に倒れます。
そこでやっとお大師様に会えた・・・
と言う様な話だったと思います。
その続きがあって
衛門三郎はお大師様に、来世には河野家に生まれ変わり人の役に立ちたいと願いました。
お大師様は石に衛門三郎と書いて握らせました。
翌年、伊予国の領主、河野家に男の子が生れるました。
その子の左手から、「衛門三郎」と書いた石が出てきました。
(つまり衛門三郎の生まれ変わり)
その石は寺に納められ、「石手寺」と寺号を改めたのだそうです。
今年はうるう年。
うるう年に逆打ち(逆回りにお遍路にまわる)するとご利益があるとの事で
今年は逆打ちのお遍路さんが多いのだそうです。
お店やさんの並ぶ回廊を通って
仁王門
昔、薬王寺にも、こんな大きな草鞋が奉納されていました。
こんな大きな草鞋をはく人がこのお寺を守っていると、魔除けになるのだとか。
御本堂
三重塔
石手寺から路面電車の道後温泉の駅まで歩きましたので、この続きは道後温泉からになります。