川崎から箱根に行くのはとても遠いと思っていました。
しかし、意外と近いと言う事を知りました。
このブログに時々来てくださってコメントもいただいている、
ちえこさんと自然盆人さんご夫婦がいつも行っている
箱根湿生花園という所に一度は行ってみたいものだな
と、かねがね思っていたのです。
それで、インターネットの
ルート検索-生活地図サイトで調べてみました。
何と高速道路を使うと車で1時間と少しで行けると言うのです。
箱根湿生花園は箱根の仙石原と言う所にあって、東名高速の御殿場インターで降りてから
10キロちょっとで着くと言うのです。
はい、そう言うわけで
行こう!!
土曜日に行ってきたのでした。
朝、7時半頃家を出て、箱根湿生花園の開園時間の9時には余裕で着きました。
なぁ~~~~~んだぁぁ
近いんだ、箱根って
開園前の箱根湿生花園の前には、何人ものリュックを背負った中高年の方々が
並んでいらしゃいました。
「ほう、暇な人がたくさんいるもんだな」
とジャイアン・・主人が言いました。
って、私もその一人なんですけど・・・。
主人は、植物動物など自然には何の興味もない人です。
箱根湿生花園は、清らかな水の流れる所でした。
水路が巡らされていて、池も何ヶ所かありました。
素敵なところです。
まるで宝の山ですね~。
池に続く小さな川の流れの中には、ハヤが泳いでいました。
そして、池のコウホネの葉っぱの上を飛んでいたのは、イトトンボ。
何イトトンボなのかは、ちょっと分かりません。
セスジイトトンボ?
向こうの山のふもとに見えるススキの原っぱは何なんだろう?
ワレモコウも咲いていました。
これって、花屋さんで買うと高いよね~。
サワギキョウには、たくさん虫のお客さんが来ていました。
マイコアカネが花にとまっていました。
顔が白いのでマイコアカネだと思います。
ここでも、いました。
トラマルハナバチ。
花にとまって・・・・・・・・
おぉぉ~~、
ここまで花にもぐりこむのですね~。
すごいぞ、トラマルハナバチ君。
エライ、エライ。
こうやって、受粉を助けているのですね。
これは、大き目のハチ、クマバチ。
この体の大きさでは花にはもぐり込めませんね。
これは、もしかして、花に穴を開けて蜜を吸うという、
盗蜜というのをやっているところでしょうか。
受粉の役には立ってないと言う事ですね・・・。
あんまりエラくないのかな、クマバチ君。
あ、キタテハ。
マツムシソウにとまっていました。
そして、これがトリカブト。
ヤマトリカブトという名札がついていました。
初めてお目にかかります。
なるほど~、カブトをかぶっている感じしますね。
通りすがる人たちも、
「あ~、これがトリカブト、あの毒ねぇ」
とか言いながら見ていきます。
皆、花は知らなくても毒草トリカブトの名前だけは知っているのですね。
え~と、この花は、アザミではなくて・・・タムラソウ
だったかしらん・・・・。
見たことがない知らない花がたくさんで覚えられませんでした
木道脇の木の上で鳴く鳥がいました。
どうやらコゲラのようですが、後ろ向きです。
ぐるっとひと回りして興味いっぱいでしたが動植物に何の興味もない主人が
飽きてきていたので、心を残しつも箱根湿生花園をあとにしました。
その後、日帰り入浴のできる温泉に入ってから帰りました。
白く濁ったお湯の露天風呂のある所でした。
湿生花園から見えたススキの野原に行ってみたかったのですが
車が混雑していましたし、主人はもう帰るモードになっていましたので
通り過ぎただけで帰りました。
湿生花園の駐車場に車を置いたままで歩いて行ったらよかったんだな~と
帰ってきてから思いました。
ちゃんと調べてから行けばよかった・・・とはいつも思う事なのでした。
けど、早く行って早く帰ってきたせいか、渋滞などには会わずに
スイスイ行き来できたのでした~~
こんなに近いんだったら、また行ってみたいなと思いました。
興味のある観光施設もたくさんありますし、温泉もありますし
気軽に行くにはちょうどよい距離ですし。
できたら、春の花が咲く頃にまた行きたいなと思います。