7月のある日
友達のYさんから、どっか行こ~~メールが来ました。
協議の結果、六本木のエジプト展に行くことになりました。
忘れていたけど、Yさんは映画「ハムナプトラ」のファンだったんでした。
ブレンダンなんたら言う俳優さんが大好きだったのでした。
すっかり忘れていましたよ。
ハムナプトラと言えば、もう10年以上前の映画です。
「The Mummy」というのが原題なのです。
ユニバーサル・スタジオ・ハリウッドに行った時の事
「The Mummy」というアトラクションがあって、ム・・・ムミ・・マミ・・何??
ハムナプトラちゃうんけ??
中に入ると真っ暗で・・・・・
こんなに恐いお化け屋敷に入った事はありませんでした。
心底恐怖を感じました。
何が恐かったって、暗闇です。
暗闇がこんなに恐いものだとは思いませんでした。
とにかく真っ暗だったのです。
時々、何かいる気配がして
うぎゃぁぁぁ~~~!!
と、叫ぶと、それは他のお客さんだったりして
お互いにお互いを恐がっていたのでした。
それと鏡に写る自分の姿に驚いたり。
しかし、暗闇を恐がるのは、それはもう人間の動物としての本能みたいなもんですよ。
ええ、ホントに。
あ、思い出話でした
さて
大英博物館 古代エジプト展
Yさんも私も六本木ヒルズなんて行った事ないし。
(私はそばを通った事があるくらい)
森アーツセンターギャラリーって、いったいどこ??
六本木ヒルズ森タワー52階って、どうやって行くの?
入り口さえわからずオロオロする二人。
♪六本木駅からエジプト展までぇ~~勝手しらないじれったさぁ~~♪
↑ 知らないと思うけど古い古い歌
と言うわけで、案内のお姉さんに聞いてやっとたどり着いたエジプト展。
例によって、大人気の人ごみ。
上野のマチュピチュ展で音声ガイドけちって後悔したので
今回は音声ガイド(500円)を借りることにしました。
ハムナプトラに「死者の書」って出てくるんですが
本物の「死者の書」を見る事ができました。
映画だと死者を甦らせる呪文みたいのものが書かれているぽかったのですが
本物の死者の書は甦りは甦りでもこの世ではなくあの世での甦りのためなのですね。
イアルの野と呼ばれる来世の楽園
そこに行くためにはオシリス神の審判を受けなければなりません。
驚いた事に心臓はそれ自体意志を持っていて
本人に不利な事を言う事もあると言う
それを防ぐための呪文を書いた護符があったそうです。
生前の行いが正しくないと天秤が釣り合わず天秤にかけられた心臓は怪物に食われる
心臓を食われると甦る事が出来ないので来世の楽園イアルには行けません。
死への恐れ
永遠の命への憧れ
この世の富のすべてを手に入れた様なファラオでさえ
死の前には無力だったのですね。
死者の書に出てくる絵で
Yさんとウケたのは、足がついている蛇です。
こ、これって、「蛇足」そのものでは???
残念ながら、写真禁止なので画像ありません。
52階から見た東京タワー
東京タワーがごく近所の様に見えたので
歩いて行ってみる事にしました。
この日はかんかん照りではなくて、曇りでしたので。
でもやっぱり暑かったのですが。
ちょっと寄り道
麻布十番の有名な鯛焼き屋さん
もちろん、食べました~~~~おいしかった
しかし、すぐ近くに見えても、それなりに遠い東京タワー
やっぱり汗だくになりながらも、東京タワーにたどり着いたのでした。