砂浜の砂は海から来るものと思っていました。
山から流れてきた川が砂を海に運び
やがて砂浜を形成する
んだろうなあ・・・とぼんやり思っていました。
S浜には大雨の時だけに出来る滝があります。
その滝から砂が扇状に広がっているのを見て
気づきました。
あ、ここに川があるのか、
この短い川から砂が供給されてるんだ
と分かりました。
狭い小さな浜は後にある山から直接砂が供給されるのですね。
でも、これくらいの供給だったら昔の砂浜の姿を取り戻すには
何年かかる事でしょう。
いつも発泡スチロールを詰めこんでいる場所にも
雨が降って水の流れで砂の層ができていました。
今までは発泡スチロールがたまっていたのが邪魔をしていたのでしょう。
写真の左手は緩やかな坂になっていて、そこを流れてきた水が
風で吹き上げられていた砂や山からの土砂を運んだ様です。
砂は現地でも供給されるのですね。
と言っても
海亀が安心して産卵出来る程たっぷりの砂が供給される事は無いのでしょうが😅
砂は海からだけでなく後の山からも供給されているのだな
と、ぼんやりと分かったのでした。
↑白く見えるのは発泡スチロールのくずです。
水に流されて集まってて、楽チン回収😀
直接山から砂が運ばれることもあるのですね!
水の流れがモノを動かす力強さを感じる風景ですね。
浜のすぐ奥が山なので土砂崩れの岩や土砂が
川を経由しないで直接砂の材料になってるみたいです。
けど、まあ微々たるもので、砂浜は年々細って行ってる様です。
ここはまだ砂浜の奥がなだらかな山の斜面なっており人間が作った建造物もないため
もし温暖化で海面上昇したとしても砂浜が奥に移動する事が出来ます。
けど堤防などで区切られている浜は水没して消滅するしかないのだそうです。