蘭とペットと時々 「道楽」

自分の周りで起きてることをしらふで一筆啓上

今日まで

2009年04月13日 22時56分44秒 | Weblog
快晴
最低気温 8℃
天気が良いのは今日までのようで、明日からは崩れ、久々のとか、今週は曇りがちのようです。
で、タップリ灌水しようかと思ったがカトレアなど乾いていない鉢が有るのでボブピータースの5000倍液で午前中は軽くシリンジ、もちろん水を欲しがるデンドロ、シンビ、オドント、マキシラリアなどなどはタップリと。
午後からは古い素焼鉢の焼き直し今日は約100分ぐらい、詰め方や鉢の大きさにより微妙に違う。
後はひたすらカトレアの植え替え

社長達は大垣園芸さんでのオーキッドワンクラブフェアの準備。

今日来たお客さんは今年初めて東京ードームで台湾の業者から蘭を購入したけれども、これからどのような管理をすればいいのか、わからないとカトレアを持ってきました。
ビニールポットに水苔で無造作に突っ込んで有るだけでこのまま管理すればいいと言われたそうです。購入した時に蕾らしきものがシースの中に入っていたのですが一向に大きくならないと。
とりあえずシースの先端を切って中を見てみると蕾が黒く変色してダメになっていました。
次にビニールポットから株を抜いて見ると根が少し動き出していました、今まで水を控えめにしていたのが良かったようで、時期も良いので新しい素焼鉢に新しい水苔で植え替えた方がいいと。
台湾のカトレアは購入した時に水が多いと黒腐病が出やすいので温室などで温度管理が出来ればすぐ植え替えて株が落ち着くまで乾燥気味に管理する、温度が保てなければ水は控えめに暖かくなってからきれいに植え替える。

画像をクリックすると拡大

Den. lindleyi デンドロビウム属 リンドレイ
アッサム、ミャンマーから南中国、マレー半島の海抜500~2000mに分布。
花径 3 x 3cm、花茎の長さ 14cm、15輪着花
バルブの高さ 6.5cm、葉の長さ 8cm、木付き この株で3花茎出ている。
元、アグレガタム。
個体差が有り、花の大きなものを ver,majus としていたが普通種との境がハッキリわからなかった。
花期も冬から初夏と長く、冬場の温度のかけ方により咲く月も替わるが以前、蘭展の時期に咲くものをかまわず出していたら結局、遅咲きの株しか残らなかった。


Den. harveyanum デンドロビウム属 ハーベアヌム
ミャンマー、タイ、中国雲南南部の海抜1100~1700mに分布。
花径 4.5 x 3cm、花茎の長さ 8.5cm、5輪開花
バルブの長さ 18cm、葉の長さ 11.5cm、9cm素焼鉢、水苔植え
花弁の細かい切れ込みがすごい、何を意味するもなのか。
新芽が伸びるときに腐り易く伸びきるまでは乾燥気味に管理した方が良い。
戸外に出すのなら梅雨明け後が良さそう。


Den. loddigesii デンドロビウム属 ロディゲシー
中国南部、海南島、海抜700~2400m分布する。
花径 5cmぐらい、花茎は短く子房の部分を含めて3cm位、一花茎に一輪。
バルブの長さは15cmぐらいになる、成長期に日が強く乾くと伸びない。
9月頃までは暗めの遮光下で新芽が充実する秋に日を強く当てて氷らない程度の寒さに十分あわせてやるとバルブも長くなり花付も良くなる。
柔らかい色彩とリップの細かい切れこみがいい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする