最低気温 12℃
朝のうち曇りだが予報では午後から晴れて明日も晴れることになっているので思いきって潅水。
このところ天気が曇りがちでやる機会を失っていたのでボブピータースの5000倍で。
午後は快晴にはなりませんでしたが薄日が差し、温室内の気温も上がりホットしました。
お客さんもちらほらと、初めて数年の女性はカトレアの花はよく咲くのだが植え替えのタイミングと植え方がわからないと株を持参で相談に。
咲いた後は確かによく有るのだが根の生長が止まりバルブに少しシワがよっている、少し暖かくなってきたので水を2日に一度ぐらいタップリやっていると、それではやはり水のやりすぎで水の量は増やすが鉢の中が乾いてからやるようにしたほうがせっかく動き出した根が止まってしまう。
置肥もタップリと大輪の花は大きくなるので肥料も多くやった方がいいと言われタップリやったそうだが限度が有るので注意、最近の始める人は株が出来ないとまず肥料をやりたがるがその前に根をしっかり張らせることが大事でその次に肥料だと思う。
植え替えのタイミングはちょうど鉢からはみ出しそうで一年後では遅すぎるぐらいでちょうど良かったです。
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Angcst. Olympus‘Dorado’アングロカステ属 オリンパス‘ドラド’
(Angcst.Apollo x Lyc.Sunrise) Wyld Court 1959年登録
花径 7.5 x 8cm、花茎のながさ 22cm
一バルブに14花茎、プラ鉢にバーク植え
リカステとアングロアとの属間交配、リカステより丈夫で作りやすい、葉が有るときは大きくて邪魔だが咲くと存在感ありいい。こんなに本数が出て咲いたのは久しぶりです。
1971年にアメリカのワイルドコート社から分け株をいれ、後の1978年ごろからメリクロン苗が出来てきた。この株はメリクロンかオリジナルのわけ株かはさだかでない。
Angcst. Olympus ‘Snowdon’アングロカステ属 オリンパス‘スノードン’
花径 6 x 8cm、花茎の長さ 22cm
一バルブに6花茎、プラ鉢でバーク植え
オリンパスの中では珍しい白花、リップの元がほんのりピンク。
1973年に同じくワイルドコート社から分け株で入ったもの、この個体はオリジナルのわけ株のみ。