昨日は
のち
最低気温 7℃ 最高気温 19℃
朝の冷え込みはほとんど無くなってきて暖房の管体温度を80℃から70℃に下げる。
天気が悪い割には花粉が相変わらず飛んでいて鼻がむずむずする。
相変わらずセロジネの植え替え、売れなくて咲かない種類を少し処分する。
お客さんからの問い合わせでドームの時に購入したデンドロ・アメジストグロッサが良く咲きだしたのですが
「デンドロてバーク植えと水苔植えとどちらが良いのですかと?」
国際園芸ではできるだけバーク植えにしています。
バーク植えの方が根張りが良く肥料の吸収が良いみたいです。
後、「自分と所で栽培すると購入した時のバルブほど伸びないと?」
夏の時期の屋外に出した時の栽培方法を聞いたら購入した時に「乾かし気味に管理をしなさい」と言われたので夏も水は控えめとか。
良く勘違いするのが冬に購入する事が多く温度の低い時は乾かし気味にするが夏の生長期には水をたっぷりとやらないと生長しきれないことが多い。
「特に一般的なデンドロは水が好きな方で新芽が伸びきるまでは肥料と水はたっぷりとやらないと満足のいくバルブにならないと言うこと」で
ただ注意することは品種によっては新芽の開き始めに水がたまり乾かないで低温に遭うと腐る物がある。
バーク植えにした時に植えたてはぐらつくのでしっかりと支柱などを立てて固定すること。
別のお客さんでは「水苔植えの時に比べてバーク植えはなんであんなに新芽が伸びるのか?」と
特別な肥料でも置いているのかと言われたがロングトータルを置いているが3ヶ月用なのでとっくに切れているはず
お客さんは別に置き肥をしているとの事、バーク植えだと根の張りが良いので肥料の吸収が良くなり新芽の伸びが良くなるのだと思う。
まとめると一般的なデンドロ(ノビル系、立ち上がる原種)は春先から無遮光で灌水(雨が降らなければ毎日)と肥料は多目にやる。
Cattlianthe (略 Ctt. )Cosmo-Danchig ‘3’ カトレアンテ属 コスモ ダンシング
( C. Fire Lighter x Ctt. Dancing Ruby ) 国際園芸(株) 2012年登録
バルブの高さ 12cm、 葉の長さ 15cm、 9cmプラ鉢ニュージーランドバーク6~9mm植え
Ctt. Danching Ruby は元 L. rupestris の子供で木ぶりが何となく似てくる。
花径 7 x 7.5cm、 花茎の長さ 9cm
ペタルが予想以上に丸くキープした株、灌水後の撮影で水滴がついてしまっている。
Rhyncattleanthe (略 Cth. )Coccispirit リンカトレアンテ属 コクシスピリット
( Rth. Free Spirit ‘Tokyo’x C. coccinea ) 国際園芸(株) 1997年登録
バルブの高さ 10cm、 葉の長さ 13cm、 7.5cmポリポットニュージーランドバーク6~9mm植え
国際のオリジナルの交配はコクシニアを母体に使ったため小柄で花の小さな物が多かったが
今回の交配は趣味家さんの交配でフリースピリットを母体に使ったもので全体に株が大きく花も大きい。
交配の母体優勢の良い例かも。
花径 7 x 6cm、 花茎は短く 3.5cm、 子房はコクシニア系の特徴で花茎に比べ長く 7.5cm
黄色に赤の交配で妙な色合いの赤、目を引かれる。
りっぷは貧弱だが黄色の部分が多くを占め、光輝いているよう。