どうでもいいこと

M野の日々と52文字以上

アドビ・ゲット、もともとライセンスあるのだが

2013-01-09 03:00:39 | インポート
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昔っから思っていたのですが、アドビの製品はソニー化していまして、もの凄く高品位なのですが、必要の無いフィルターなりが充実しています。それはそれでいいのですが、例えばフォトショップエレメントの中途半端さとか、かゆい所に手が届くあの中途半端さが廉価版の特徴で、それでいて使えないのが全くの特徴です。中間が無い状況です。

さてその、あの、そして、あれなアドビが、CS2を無料ダウンロード可能にしました。

このネタはネット上で駆け回って、もう古いものと思いますが、一応マックOS10.68でも動くようです。


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とりあえずサクサクと進みます。
この辺はカメラマンだから当然。ライセンスはあるよ。でも古いライセンスで、あれが打ち切られた瞬間はキツかった。
今回はそれをうまくやろうとしている、Adobiの戦略なのでしょうか。


環境もあると思うが、アドビのエンジンは今でも強力だと思う。




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何とかなりそう。動けばいいのだ。


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何とかなりそう。本当に。ただなんか、ウチのコンピューターが何か学習しているようで、そこが分け解んない。




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とりあえず、色データーの32bit処理が可能だ。実はこれは大きい。加工後の色が自然かどうか、全く変わる。



さてフォトショップと、フォトショップエレメントでも、インターフェースの差は大きい。アドビ以外の製品のインターフェースの使いにくいこと。もちろんそれになれればそれでいいのかもしれないが、圧倒的に使いやすい。


これは体感してもらいたい。
とりあえずCS2にこだわっていた人もいる。最小の機能がいっぱい詰まっている。


とりあえずAdobiさん、ありがとう。マジに以前切られた時には泣きましたから。
ありがとう。


とはいえ動作状況はまだよくわかっていません。立ち上がれば早い、そんな具合です。


カメラマンと写真14

2013-01-09 00:19:00 | 写真の話し
今一番悩むもの、それは光です。

カメラ、被写体(テーマを含む)、ときて写真を撮るのに必要なものは光です。そう思って自分の書いた記事の初めを読んだらビックリ。聖書のパロディをやっていないだけではなく、もう放り投げています。

なのでここは少し詳しく。実はめんどくさい事が横たわっています。

まず写真の発明以前から、いや絵画の発明以前から太陽があったので、上に光があると言う生活に人は慣れています。なので上に光源があった方がいいと言われています。で、大体間違っていません。

ただこの説だと、朝日や夕日はどうなんだとなります。ドラマティックでかっこいいですね。実際絵画でも多用されています。
多分ですが、答えは簡単で上に光源があった方が、ものはよく見えるということです。もちろん写真の初期の、あの感度が低かった時代では、昼間しか撮影できなかったから、それが影響した可能性もあります。
室内照明を考えれば簡単です。上からの光が一番影を作らず全体を照らす事が出来ます。なのでオフィスや会議室はそうなるのでしょう。

さてリラックスできる居間ですら、日本人は隅々まで見渡されるように天井に灯りがあります。この潔癖さは凄いと思いますが、ホテルなのでは間接照明が多用されています。光が上から来るのではなくて、横からフワっとくるイメージです。なおコマーシャル写真のほとんどは間接照明で撮影されています。多分ワット数からいっても間接光が主です。

ちょっとうんちくを。撮影で使う光源は何でもいいのですが、光源体が直接被写体にむき出しになっているものを、私は「生」と読んでいます。被写体に当たっている部分がキラキラする効果があります。ただ強い影が出ます。裸電球のライティングでしょうか。生な光に対して、トレーシングペーパーや薄い布で光を拡散させたものはデフューズといいます。弱い拡散光になります。影が弱くなります。
生な光を、箱で拡散させて更にデフューズさせたものをバンクと言います。バンクはもの凄く自然な影を作ります。

さて大きな壁面に光源体を向けて、被写体に直接当てない方法があります。バウンスといいます。このバウンスも、撮影用の内側が白い傘でやる場合と、それ用の板を使う場合と、単純に白い天井を使う場合があります。
バンクより面積が大きくなるので自然なライティングになります。場合によってはバウンスをデフューズして更に影を消してゆきます。
ホテルの天井は、大体白いです。バウンスと言う技法は間接照明と同義です。間接照明は光の損失が大きいので、天井からの拡散光も計算に入れなければ、かなり暗くなるからです。


さて間接光がなぜホテルで多用されるのでしょうか。それは多分安心感を演出するためです。なお今の新幹線も全面間接光です。それでも上からの光源になるように設計されています。多分室内の狭さを見せないような演出なのかと思います。天井が一番明るいので、高く見える効果が出ます。
ホテルではさりげなく横からの光があります。もしかするとディナーの席にはキャンドルがあるかもしれません。そうすると、下からの光になります。
室内では、上、横、ベットサイドと光源があります。もちろんお客様の利便性のためなのですが、「生」光と「間接」光の割合では、圧倒的に間接です。

なぜなのでしょうか。

そういいつつ、もう考えている事から相当逸脱してしまった。LEDの悪口を言いたかったのに!キー!