どうでもいいこと

M野の日々と52文字以上

盛岡私的観光案内 八幡町通り

2013-01-20 17:49:40 | まち歩き
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盛岡の八幡町は、江戸時代から続く盛岡最大の歓楽街だった所です。
江戸時代に八幡宮が出来て、門前町が出来て、そこからなのですが、昭和20年頃まで田んぼの中に細長く続く、独特の景観だったようです。


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境内はさすがに立派です。それもそのはず、明らかに江戸時代の軍事目的があるからです。兵士の集合場所として広い面積が必要だったのでしょう。
お城は南側に川があるので、南側の防御は無くてよいと考えていたのでしょう。だが実際に城が出来てしまうと、やはり南側の弱さが気になります。このために八幡宮を作ると幕府から許可を取って作ったと言う経緯があります。

宗教施設で、幕府の恭順を示す意味で八幡にしたのでしょう。大きな施設を作るには言い訳がいっぱい必要でした。なお現在はほとんどが暗渠になっていますが、小川程度の掘り割りが周囲に張り巡らされていました。


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どんと焼きの火がまだくすぶっています。


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社殿です。盛岡で一番大きな神社です。


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お参りを済ませて、八幡の通りに向かいます。


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社の影がきれいです。



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大鳥居を抜けて、最初の家です。昔はお茶屋だったのでしょうか。
昔はこういった家がいっぱいありましたし、裏通りには置屋風の家がいっぱいありました。


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右側を見ると、ガラ~ンと駐車場です。


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盛岡で知る人ぞ知る大工。宮大工です。


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道路拡張計画はありません。最近電線土中化したばっかりです。


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スプロールなんて生易しいもんです。一つの街が消えかかっています。


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ぶちょうほうまんじゅうという、ザラメを使った茶色の牛皮に黒蜜を中に入れたお菓子で有名です。
この通り小さい店ですので製造量が少なく、行列ができるほどなのですが今はどうなのでしょうか。類似商品も増えましたし。


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こうしてガランとした所だけみれば、いかにも寂れていると思われると思いますが、残っている所は残っています。ただ大きく一気に抜けてしまうのが特徴でしょうか。


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居酒屋ですね。漆喰でこうやってレリーフを作ったと言う事は、この辺りがかなり賑やかだった証拠でもあります。


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お好み焼き屋と、ラーメン屋です。この二つは古くからあります。飲み屋が無くなっても生き残りそうです。


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とは言っても生き残るのを辞めた所も。


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細い路地の中にも飲み屋が多かったのですが、かなり消えました。


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盛岡劇場の方へ向かいます。この辺はまだ料亭とか割烹とかが生き残っています。
しじみは、シジミ汁が名物ですが、インスタントラーメンも名物です。いや手抜きだなんて、メチャクチャ安い店ですから、その程度はなんとでも。逆に深く納得してしまいます。

八幡の最大の欠点は、いい飲み屋や料理屋、安い店などもあるのですが、繁盛していた頃の記憶が忘れられないのか、サービスが悪くおまけに高い(ボッタクリあり)という評判が立ち続け、実際にそういった話しも聞きますし、それが原因で寂れてしまいました。


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盛岡劇場そばの雑居ビル?です。ここには盛岡2大焼き鳥店の「菊水」があります。ブタ肉ですが、うらにくがおいしいです。もう一つは本町の「さい川」です。もっとおいしい店はあるのですが、老舗ですから、この二つは。
八幡では、こういった小さな店が生き残っていると感じています。逆にスナックなんか消えてゆくようです。


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本当にこういった裏通りにも、看板が立ち並んでいたものです。どんどん消えて行っています。


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八幡の消防団です。昔の建物に似せて立て直されました。この消防団や盛岡劇場より南大通りに近い方は、まだそれでもにぎわっています。


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一番大きな雑居ビルですが、中はこんな感じ。スカスカです。


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通りに面した店舗すら、このビルではこの有様。
このビル売りに出ているようですが、場所がいいので売り手と買い手の間でうまくいかないのでしょう。



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南大通りとの交差点です。この辺りだけみていればかなり良さそうなのですが、中は昔の面影の全くない街になりました。


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オマケ
この辺りを歩いていると、こんなシュールな画によくぶつかります。この辺も魅力の一つです。


エヴァンゲリオン的・日立工機

2013-01-20 02:37:30 | インポート
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先日企業合同説明会の取材をしたのですが、日立工機さんのブースでかっこいいインパクトドライバーがありました。
かっこいいと声をかけた所、カメラの方がかっこいいですよ、と言われた。イヤこれってエヴァですよ。ほんとすごいですよ、と言ったらキョトンとされました。
いやせめて、カメラは写真しか撮れないが、ドライバーは何でも作れるじゃないのかと言ってあげれば良かった。空気が読めないと損をします。


しかーしだ。この写真、ピントが悪いのは仕事上これを撮っていると悟られるとマズイので、こうなっています。それを学生に見せると、やっぱりみんな「エヴァだ!」といいます。ちょっと緑がどうなのかと言う意見が多いですが、やっぱりエヴァです。緑は日立工機のイメージカラーですから、これはしょうがありません。


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やっぱり紫がありました。

一応いい訳をしておきますが、ちょっと今のアニメに完璧についてゆけない所がありまして、しかもテレビの無い生活が29年間で、更に今のアニメ言語についてゆけない所があります。その中でエヴァは「アンテナ」には引っかかっていたのですが、昨年末にようやく「序」をみると言うていたらくでございます。なのでエヴァを語る資格は全くございません。


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とはいっても「序」だけでも日本のロボットアニメの集大成ですから、まあ凄い。もの凄く引用やらオマージュで構成されている、オリジナルなのですが、一番はデザインがオリジナルになってしまったと言う事でしょうか。

もちろんあのアニメに出てくる、タイポグラフィは目新しいものではありません。むしろ大正期とか、ワイマールドイツとか、そういった所から来ているものです。ただそれを導入する事で緊迫感を作る効果が大きかったとも言えます。

ちょっと蛇足。司令室のあの文字の流れって、ネオン街そのものだよね。文字が違うだけで。

次がロボットデザインなのですが、実は旧来のロボットアニメの最大の問題は、金属で出来ているかどうかでした。金属を前提にすると、ロボットアニメのあの巨体は確実にムリなのです。特に地球の重力下では不可能です。それをガンダムで宇宙空間にもって行く事でごまかしましたが、今度は人形である理由が無くなります。

ということで、異世界とかそういったコジツケが重要になります。金属から離れる事が出来れば自由な妄想が出来るようになります。特にエヴァはその辺りが「物理」では無くしかも「生物」でもないので、とても自由度の高い造形になっています。

多分なのですが、ルイジ・コラーニのデザイン、機械は生物に近い形が合理性を持ち、美しくなる。それがあるのかもしれません。もちろんコラーニのデザインは、人間工学にもとずく合理性で設計されていますが、理想はそういったものなのでしょう。

エヴァンゲリオンのデザインにはそういったところが横溢しています。特にヒューマンインターフェースではそう感じます。



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日立工機のこれらのデザインは、人間工学を追究して、ゴムの素材を変えたりした結果だと思います。それがたまたまエヴァっぽいのかなとも思いますが、もしかすると、エヴァから人間工学的な取り組みを発見し、強調するようにしたのかもしれません。
もしかすると「ぼくらの」にも影響されている、かな?


とはいえ、日本のプロ電動工具のトップブランドのデザインです。かっこいいのは当然です。
そして電動器具メーカーとして、まさしく「人類補完計画」、そう人では簡単に出来ないものを簡単に作れる道具を作るのですから、正しいデザインだと思います


日立工機さん、スナップショット並べてごめんなさい。とってもかっこいいですよ。リンクハッと来ます。

日立工機はこちら


あ、ステマじゃないからね。これほんと。


今日は暖かかった

2013-01-20 01:35:49 | お天気
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このところムチャクチャ寒くて、すべてが凍り付いていました。最低気温が-11度とか最高気温が-4度とかと、空恐ろしい寒さです。まあ新記録を作るほどではないので良しとしましょう。

しかし氷点下でも、なぜか雪は溶ける。日が当たったり、圧力がかかったりで徐々に溶けてゆく。溶けたのが雪にしみて凍ってこの有様。


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自転車道も使えません。むしろ雪捨て場にされていたのかも。

さて盛岡市では、路面の氷を剥ぐ機械を導入したそうです。ショベルカーの前に付けて、回転するローラーで氷を壊しながら進む機械なのですが、時速4キロとかなり遅い。しかも一台だけ。
無いよりはましなのですが、通学路とか日陰の道とかかなり限定されそう。時速4キロですから、一日がんばっても32キロ程度。まあ市内の一部に限定されますね。


盛岡の特性から行けば、こまめな雪かきが重要です。雪が止むのを待ってから雪かきするのでは、ドカ雪の時に圧雪が出来て手遅れになってしまいます。昼でも夜でもとにかくどかす、これが基本です。
とはいっても市民に雪かきに対する理解が無いのもまた事実。家の前にのっこりと雪を残して行ったとか、夜中うるさいとか、クレームが多いのです。除雪車で渋滞と言うのも許してくれそうにありません。市内は道路が狭く雪を溜め込む場所も無いと言う事もあります。

とはいえ市民が使える雪捨て場もとても少なく、自主防衛にも限界があります。こうして機械を導入するだけマシなのでしょうか。



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お昼を回ると相当あったかくなりました。とは言っても2度程度ですが。
雪が、氷がかなり溶けております。後2・3日は日中の気温が高くなりそうです。


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オマケ
ちょっと見かけた、最悪の組み合わせの玄関灯。いやこれは無いだろう。明治末の建物で、新しくとも昭和30年、古ければ大正のランプシェードに、LED電球の組み合わせ。たとえ電球色だって、このデザインはあり得ないでしょう。工夫が必要でした。