どうでもいいこと

M野の日々と52文字以上

8月2日プールとキリコ展と水難事故と

2014-08-03 03:40:09 | インポート
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今日の予想最高気温は32度、朝7時に暑さで起こされてしまいました。昨日の疲れを取るべく泳ぎに出かけます。写真の整理と言う仕事はあるのですが、今日の暑さでは仕事にならないでしょう。


なのですが、この腕の疲れですがどうも7月19日から始まるクロールのフォーム変更に寄るもののようです。どう変更したかと言えば、50メートル1分20秒と言うとてつもなく遅くかつ合理的に泳ぐためにどうすればいいのかと、構成要素を全部見直してみました。安定して浮いていて、手の動きで足がふらついて沈まないようにするフォームは簡単に出来ました。50メートル1分20秒というタイムも安定して出せるようになります。そうすると遅いので構成要素の見直しが更に簡単になります。右手と左手の連計とか水をどう押し出すとか、細かく見直して行くと何が起きるか。


出力を上げた場合のテストとか延々と続くわけです。結果負荷がメチャクチャ上がっていたようです。着替え含めて1時間15分で2000メーター泳ぐより、筋力的に負荷が大きかったようです。
とはいえ、4時間で2000メーターはどうかと思う。ほとんど焼いて過ごしていた。いや焼いたと言うよりコゲた。


ただこのダラダラのおかげで、クロールのキャッチの部分を安定化させる事が出来た。11年前にはなんとかできていたのが解るまでは至っていなかった。
このキャッチというのは、水を掴んで下に投げるのがクロールで、その水を最初に掴むのが大切と、ひょうたんでナマズを押さえる問答並に解答が難しいのだが、水のどこを掴めばいいのか解らない。大体水は動くものだ。なので状況で全く変わる。小指と中指の感覚というのは本当のようだ。真面目に水圧の少しかかっているチョットした所を掴むのだが、そのちょっとした圧力差をどう捉えるのか、のようだ。


ただキャッチを明確にしようとするとスピードが欲しくなる。そうすると当然腕の可動域をフルに使う事になる。そこで腕力を消費しているのだが、それ以上に今まで使わなかった筋肉を使っているようだ。




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都南のプールでも少し不思議に思ったのに、夏の公営プールって芋洗いじゃないですか。しかし入場料の安い都南のプールも、高校まで夏期休業に入っているにもかかわらず混んではいなかった。屋外プールで1コース使って20分ほどだがフォームチェック出来る余裕がある。昔だったらはしゃいだ男の子がいきなりコースに飛び込んだりしていたものだが…


総合プールも、飛び込みプールが解放されているが、今現在昨年ほどのにぎわいではない。


確実に言えるのは、屋外が何か嫌われていると言う事だろう。とはいっても屋内の方もそうではない。



さて、総合プールではタトゥーを入れた人を限定的に入場可にしたようです。ここでも書かれているようにラッシュガードタイプの水着がありまして、上下セパレートタイプの水着で、上はタンクトップから長袖まであります。とりあえず全身を覆う競泳用ワンピースタイプの水着よりはかなり安く揃えられます。
問題はラッシュガードの定義が余りにも広い事でしょうか。


これに関しては少し遅いと思います。入れ墨とタトゥーの違いを理解できなかった人たちがいっぱいいたと言う事でしょう。ワンピースは10年前から普及していますしラッシュガードも昨年からかなりポピュラーになっています。実はタトゥー規定は人権侵害の怖れもあります。一つ前進だと考えています。



とはいえ、このイラストはどこから持って来たものか。





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さて県警のヘリがうろついています。どうも雫石川で何かを捜しているようです。いい事では全くないです。





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プールで暑さをしのいだつもりですが、まだまだ暑い。県立美術館のキリコ展を見に行きます。

少しでも冷房がありますからね。


キリコは好きではなかった。でも今では言える、いままでの印刷が悪かった。


多分タッチの人だった。絵筆のもの凄い繊細なコントロールとその使い分けが彼なのだろう。印刷だとヘタウマに見えてしまうのだが、厚塗りではないのでその辺が良くわからなかったのだろう。

そのタッチを活かす題材が彼の年代であって、晩年は同じモチーフばかりと言われていても、まあ有名作家でおまけに速描きなのだから客の要望に添って書きまくったのだろうが、タッチこそがオレ、と言う感じだったのだろう。


展示されている立体とあわせると、このタッチが良くわかる。タッチを消したい部分もあったり、立体の方が解りやすかった。



やはりキリコは好きじゃない。でもあのタッチが見れたのは幸せなことだ。




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どうも人が溺れたらしい。





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レスキューがきた。



NHKが報道している。


気になったのは、
警察によりますと、澤口さんは仕事の合間に会社の同僚と暑さをしのぐため雫石川で川遊びをしていたということです。





暑かったが、仕事の合間と言うのが気になる。労災にはならないだろう。





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ご冥福をお祈りします。





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この暑さなのだがあと1週間は続く。特に明日あさってが最悪になる。この理由が解りにくい。台風2連発が来ているのだが、それが風を作って部分的に高気圧を作ってしまう、いやもっと相対的に極端に低い所が出来れば、フツーも高くなると言う事か。なのでいわゆる太平洋高気圧が強くなっているという良くわからない事になっている。






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東洋経済に面白い記事があった。



「やたらと気を遣う」若者は、誰が作ったか?尾木ママに聞く「激変した若者の10年」



尾木:大学生です。振り返ってみると、きっかけは1989年改定の学習指導要領で、「新しい学力観」と言いだしたことだったと思います。それまでは、テストを受けて点数が高ければ、満点を取りさえすれば、相対評価で5がつくのが一般的な常識だったでしょ。ところが、その常識が崩れたんです。

たとえば満点を取ったA子さんと80点のB子さんがいたとします。そこで、B子さんのほうに5(の評価)がついて、A子さんに4がつくなんてことがザラに起き始めたんですよ。

何が起こったかと言うと、(授業への)関心・意欲・態度が評価項目の最上位にきて、それまで重視されていた学力の技能、得点力が最下位に位置づけられるようになったのです。

当時、文科省はそれをメディアに発表していなくて、当然、メディアもまったく報じない。だから、現場は大慌てですよ。塾などからは、テストの点はいいのに3しか取れないなどと、電話の問い合わせがいっぱい入ったり。





これだったのか!腑に落ちる記事でした。ゆとりからさとりへ、なぜ目の前にいる子たちがこんなに変わったのか。


とにかく納得な記事です。