どうでもいいこと

M野の日々と52文字以上

天気も解らないが

2014-08-22 03:03:47 | インポート
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天候不順も凄い状況になっています。太平洋高気圧が弱いのが原因ですが、それ以上にまたしても偏西風の大蛇行が言われている。ただエルニーニョも発生していないから、そうなのかもしれない。確かにヨーロッパからロシア、そして日本も異常気象の中にあるようだ。そうすると、偏西風の大蛇行が疑われるわけだ。そうすると北極海の状態を知りたくなるのだが、全くのお手上げ。このサイトは昨年との比較とかイロイロ出来るのだが、今年の北極海の氷が昨年より少ないわけでは無さそうだ。

そうするとインド洋での海水温度の問題かなとなるが、それでは無いような気がする。


盛岡の天気を見るのに、なんでここまで広範囲になるのかというのが、まさに異常気象だ。



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広島の豪雨でなくなられた方のご冥福をお祈りします。

これもどうも、山にぶつかる地上に近い風と上空の風の向きが大体一致したという、よくある話しのようでそう無い話。地形と条件が一致したという話だ。


ただ実際の所観測例が少なかったと言う可能性がある。どうも最近のゲリラ豪雨とかも観測例が少なかった可能性がある。
と言うのは、アメダス基地局が整備されたのが70年代で、気象衛星のデーターとレーダーデーターを、実際の観測値を突き合わせれるようになった。システムは時代を経て進化して行った。
近年では雲の中でなにが起きているのかが観察できるようになった。ただそのシステムを運用するためには、実測値と突き合わせる必要がある。この作業にべらぼうな時間がかかる。何年間が運用してみて安定しているかどうか判別するのだ。時間を短縮する方法として、過去のデーターから現実にはどうなったのかと言うのをシュミレーションしたデーターを作成し、ケースに当てはまった場合をまたシュミレーションして、そうして10年と言う短時間で運用する事が出来る。



気象予報と言うのは、統計学である限り、とんでもなく時間がかかる。データーが1年単位だからなおさらだ。


高精度レーダーナウキャストも、今の所10分遅れのナウキャストになっている。これは運用を急ぎすぎたためだと思う。コンピューターの処理能力もあるが、まだ確実なデーター処理が出来ていないのだろう。

そしてデータが増えれば増えるほど、確実を求めるのが科学者だ。そういったせめぎ合いを感じる。


さてなにを言いたいかと言えば、天気予報は最後は自己判断だから、気象庁に恨みつらみをいってもしょうがないのだ。


警報や避難勧告を下手に出すと、損害賠償請求出来ないだけ被害者から恨みを買うのが必死の集団だ。保守的になる。




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ということで、昨年に続き野菜が高騰している。特にキュウリが高いらしい。低温高湿度では病気が発生しやすい。他のウリ科の果物でもそうだろう。メロンやスイカや露地栽培のトマト、あとはかぼちゃの作柄も気になる所だ。


多分良くないだろう。全国的に見ても今年の大雨は酷い。中部・近畿が最悪だ。関東はいいかもしれない。





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最近のシリアでの話は酷かったが、どうせ異常気象ならあの地域に大雨が降ってもいいのに、と思う。

それこそ箱舟が必要なレベルで降りゃいいのに。