実のところ、なぜ野球部にマネージャーが必要なのか、これはマジメに考えた方がいい。というか男子体育会系部活になぜ女子マネージャーが必要になっているのかは、考えた方がいい。
更にその前に、女子体育会系部活に男子マネがいるケースを聞いた事が無い。ここも考えるべきだ。
まず私は男なので、男視点のみで考えて行く。
まずブッチャけ言って、高校レベルだと女子マネのやる事が少なすぎる。
それはおかしいと思うだろう。いやマネージャーって何やるのかと言う話だ。あれはマネージャーの仕事ではない。誰でもできる仕事だ。男子だけで出来るはずだし、その実例は知っている。岩手大学硬式野球部だ。練習の段取りはみんな知っているし役割分担も可能だ。ただ彼らもとても疎い所がある。渉外管理だ。これはさすが大学生なのでちょっと苦しい。それでも何とかなる。それが人生経験にもなるので、苦手だが出来ない事はない。
大学レベルだと、ます一番レベルの低い所から花が欲しいから、というもの。次が恋愛対象募集というもの。そして高校からの雑務をやってくれるありがたい人、自由恋愛が公認されている大学だからこそだが、次からが突然ハードルが上がる。怪我等の緊急時に氷の用意などすぐに段取りを組めるか、まあこれはそれなりに講習を受けていれば大丈夫だろう。エクセル打ち込み出来るか?管理上必要です。タイム計測の結果を監督に伝えるだけではなく、それを計測ごとにまとめて選手に見せられるように整理しなければいけません。ここまで来ればマネージャーではなくコーチの領域に達してきます。選手の異変を察知したりその情報を集めたりツイッターのチエックやLINEのタイムラインチェックまで必要になります。
怪我や故障のために、生理学や解剖学の基礎は理解しなければいけませんし、監督の指示も理解出来る能力が必要です。そして心理学も必要になります。
それでは高校だとどうなるのかと言えば、渉外はほとんどない。特に有力校なら全くないだろう。監督と部長が全部やる。緊急事対応も何とかなるだろう。でも大体男どもがやってしまうだろう。何しろ人数が多いからだ。
エクセル打ち込みも出来るだろう。しかしデーター整理まではさせてもらえない。密かにする事は出来るが、そのデーターを元に口を出す事は許されない。生理学や解剖学を学んだとしても、高校生の領域のものだ。最新ではないし、実体験したものでないから誰からも信用されない。
そうなればおにぎり2万個にぎるしかないわけだ。
彼女はとても可愛い。だから幸せだと思う。
高校野球部男子のあのレベルから見れば、可愛いと言うレベルでない女の子の悲劇がある。はっきり言って苦役でしかない。嫌がらせばかり受けてもそれでもがんばれば、どんどん要求が上がってくる。お母さん以下に成り下がるのだ。パンツ手洗い?というレベルだ。セクハラなど下級生でもありえる世界だ。
奴隷。この一言に尽きる。
それでも生き残った女の子を知っているが、彼女は高校野球部の部長になる、野望を持っていた。つまり究極のマネージャーになると考えていたから、男のバカさ加減に真摯に向き合っていたのだろう。
そして今現在、高校野球部の父母会の対応に今の女子マネは繰り出されている。おにぎり2万個は多分こういった例だろう。お母さん達を遠ざけるために、彼女はおにぎりをにぎったのだろう。
下手な口出しをされないためだ。かなり面倒な事になっている。
昔から女子マネでも硬式野球部はある意味過酷であった。それが渉外決定権もなく何もない状況で、存在意義をどう高めるのか、いかに雑務を引き受けるかで成り立っていたと思う。
だから、そういった優秀なマネージャーのいる部活では一部の男が気がついていたはずだ。
「あいつ、なんでここにいるの?」「俺ら見て、そんなにたのしいの?」
「あいつこそ、野球やった方がいいんじゃないのか?」
私の見ている範囲では、「優秀で美人のマネージャー」はとても嫌われます。「優秀で万人受けしないマネージャー」は下僕扱いです。男はそう言った判断をしがちです。特に集団だとそうなります。
最後ですが、自分の事は自分で出来ないといいスポーツマンになれません。アスリートには当然なれません。もちろん自分の力を高めるために他者の力を借りたりするのは当然です。でも限界はあります。マネージャーも人です。
でもそうなっていないというのが、そしてそうならないのが、とても残念な事です。
もちろん今回の2万個のおにぎりに、部員は感謝していると思います。
男はそう言った環境にすぐに甘えてしまうものです。自戒を込めて書きました。
PS
書き忘れたが、お金の計算が出来ない男子と言うのも、どうかと思う。マネージャーは会計管理でもあるからだ。女子が特に得意と言うわけではない。
更にその前に、女子体育会系部活に男子マネがいるケースを聞いた事が無い。ここも考えるべきだ。
まず私は男なので、男視点のみで考えて行く。
まずブッチャけ言って、高校レベルだと女子マネのやる事が少なすぎる。
それはおかしいと思うだろう。いやマネージャーって何やるのかと言う話だ。あれはマネージャーの仕事ではない。誰でもできる仕事だ。男子だけで出来るはずだし、その実例は知っている。岩手大学硬式野球部だ。練習の段取りはみんな知っているし役割分担も可能だ。ただ彼らもとても疎い所がある。渉外管理だ。これはさすが大学生なのでちょっと苦しい。それでも何とかなる。それが人生経験にもなるので、苦手だが出来ない事はない。
大学レベルだと、ます一番レベルの低い所から花が欲しいから、というもの。次が恋愛対象募集というもの。そして高校からの雑務をやってくれるありがたい人、自由恋愛が公認されている大学だからこそだが、次からが突然ハードルが上がる。怪我等の緊急時に氷の用意などすぐに段取りを組めるか、まあこれはそれなりに講習を受けていれば大丈夫だろう。エクセル打ち込み出来るか?管理上必要です。タイム計測の結果を監督に伝えるだけではなく、それを計測ごとにまとめて選手に見せられるように整理しなければいけません。ここまで来ればマネージャーではなくコーチの領域に達してきます。選手の異変を察知したりその情報を集めたりツイッターのチエックやLINEのタイムラインチェックまで必要になります。
怪我や故障のために、生理学や解剖学の基礎は理解しなければいけませんし、監督の指示も理解出来る能力が必要です。そして心理学も必要になります。
それでは高校だとどうなるのかと言えば、渉外はほとんどない。特に有力校なら全くないだろう。監督と部長が全部やる。緊急事対応も何とかなるだろう。でも大体男どもがやってしまうだろう。何しろ人数が多いからだ。
エクセル打ち込みも出来るだろう。しかしデーター整理まではさせてもらえない。密かにする事は出来るが、そのデーターを元に口を出す事は許されない。生理学や解剖学を学んだとしても、高校生の領域のものだ。最新ではないし、実体験したものでないから誰からも信用されない。
そうなればおにぎり2万個にぎるしかないわけだ。
彼女はとても可愛い。だから幸せだと思う。
高校野球部男子のあのレベルから見れば、可愛いと言うレベルでない女の子の悲劇がある。はっきり言って苦役でしかない。嫌がらせばかり受けてもそれでもがんばれば、どんどん要求が上がってくる。お母さん以下に成り下がるのだ。パンツ手洗い?というレベルだ。セクハラなど下級生でもありえる世界だ。
奴隷。この一言に尽きる。
それでも生き残った女の子を知っているが、彼女は高校野球部の部長になる、野望を持っていた。つまり究極のマネージャーになると考えていたから、男のバカさ加減に真摯に向き合っていたのだろう。
そして今現在、高校野球部の父母会の対応に今の女子マネは繰り出されている。おにぎり2万個は多分こういった例だろう。お母さん達を遠ざけるために、彼女はおにぎりをにぎったのだろう。
下手な口出しをされないためだ。かなり面倒な事になっている。
昔から女子マネでも硬式野球部はある意味過酷であった。それが渉外決定権もなく何もない状況で、存在意義をどう高めるのか、いかに雑務を引き受けるかで成り立っていたと思う。
だから、そういった優秀なマネージャーのいる部活では一部の男が気がついていたはずだ。
「あいつ、なんでここにいるの?」「俺ら見て、そんなにたのしいの?」
「あいつこそ、野球やった方がいいんじゃないのか?」
私の見ている範囲では、「優秀で美人のマネージャー」はとても嫌われます。「優秀で万人受けしないマネージャー」は下僕扱いです。男はそう言った判断をしがちです。特に集団だとそうなります。
最後ですが、自分の事は自分で出来ないといいスポーツマンになれません。アスリートには当然なれません。もちろん自分の力を高めるために他者の力を借りたりするのは当然です。でも限界はあります。マネージャーも人です。
でもそうなっていないというのが、そしてそうならないのが、とても残念な事です。
もちろん今回の2万個のおにぎりに、部員は感謝していると思います。
男はそう言った環境にすぐに甘えてしまうものです。自戒を込めて書きました。
PS
書き忘れたが、お金の計算が出来ない男子と言うのも、どうかと思う。マネージャーは会計管理でもあるからだ。女子が特に得意と言うわけではない。