21日の夜に天気図を見ながら、「へたれ太平洋高気圧め、おまえなんかたいていよう高気圧だ!」とかとか罵倒しておりましたら、晴れました。とはいえ1時間はそこそこ晴れを予測していたので、泳ぎに行ったのですが、8月13日ぶりの晴れです。以前今年はマトモに晴れたのは2日間しか無いといましたが、今まで晴れた時間は54時間台とかなり少ないです。そのうち2日間で22時間ですから、後はほとんど晴れていないと言う事です。晴れなかったワースト記録になるかもしれません。なって欲しくないです。
久しぶりの晴れに、はしゃいで泳ぎすぎました。すっかりコゲています。
15時半です。南昌山の方から積乱雲が近づいています。
南側の北上山地にも積乱雲が出来ています。
北側にも積乱雲が出来ています。盛岡以外では豪雨というのはよくある話なのですが、これがその例。今回は南西方向からの風なので、こんな具合に展開します。そして南西方向から強烈な夕立が来るのです。
盆地であり、岩手山の麓で、秋田駒とは雫石が緩衝地帯になり、和賀岳や真昼岳の奥羽山脈は沢内村が緩衝地帯になり、北上山地は東風を防ぎ出来た積乱雲は盛岡に流れ込まないと言う特殊な地形なようです。
4時から5時の間に、山王の気象台では20ミリの雨を観測しました。上田ではそうでもなかったのですがかなり強い雨でした。雷も凄かったのですが、旧市内はスルーしたみたいで、山で鳴っていました。
晴れて虹が出ました。
それでは今日なぜ晴れたかと言えば、やっぱり偶然だったようです。温帯前線が通過して、その隙に南風がドドっと入って来たようです。それが気象庁の予報を外す勢いだったようですが、近づいてくる寒冷前線に影響が出るわけで、積乱雲が前線上に出来て、全線の移動とともに発達しながら北上しています。
竜巻注意報が出ました。写真は積乱雲の下を写しているのですが、注意報が出ている時ってこんな雲ですね。
虹とオドロオドロしい雲です。さて真ん中の黒雲は、西側にある雲が日を遮って作った影です。地球規模の影絵になっているわけです。
これが影を作っている雲だと思われます。
調整でオドロオドロしくなっていますが、夕日が照らしています。
からすがねぐらにかえります。
そして夕日です。なぜ夕日かと言えば、秋田県の平地にはどうも雲が無いようで、そこからの光がこの夕日を作っているようです。
後は雷と雨ばっかりでした。