どうでもいいこと

M野の日々と52文字以上

昨日と今日とシリアの

2014-08-20 03:10:42 | インポート
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気温はそれなりに戻ったのですが、日照がどうも少なくなりそうです。ここは太田の田んぼですが、ちょっと穂が出るのが早いような気もします。早生の品種でしょうか。遠目に見ても低温の影響がありそうな穂色です。開花期に30度無いと不稔率が高くなって、白っぽい穂になります。どうなんでしょうか。この感じからは10日前から開花していたようですが、8日から17日までの間最高気温27度以下の日が8日あって、その平均最高気温が23.8度ですから不稔障害は出たでしょうね。




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さてこの田んぼ、奥の方が穂が出ていません。どうも東側に木があるのですが、その木陰になる部分なようです。もしかすると取水口もあるかもしれません。
こんなちょっとした所でもこれだけの影響があるのかと驚きます。昨年はここまでの差はなかったように覚えているのですが、生育の差があった所に低温で、更に差がついてしまったのでしょう。


とはいえこの田んぼ一枚ですが、もの凄くムラが出てしまったわけで、このまま全部収穫すると一等米にはならないでしょう。



さてそうゆうことで、我が家でもキュウリを育てているのですが、高湿度でウドンコ病が発生しています。少し遅いのですが、液体肥料を葉面散布して乾いた所を、カリグリーンと言う炭酸水素カリウム主剤の農薬をまきました。昔っからの知恵、ウドンコ病には灰をかけろと言うのがあるのですが、それを現代版にした農薬です。


実はコレ、ある意味ナゾの農薬です。無農薬農業指定農薬、これを使っても無農薬栽培と言い切れる農薬です。経口毒性が極めて低く、自然にあるもので分解が早いものが指定されています。逆に指定も何もなっていませんが、木酢液があまり言われなくなった理由には、木酢液に含まれるフェノール類の毒性が問題に、とはいっても軽く、なったからです。通常の化学合成農薬と同じ扱いにしないとマズイ、特に収穫直前には不味いでしょう、匂いもつく。となってあんまり言われなくなりました。

ということで無農薬野菜が大好きな方、ぜひ無農薬農業指定農薬を学ばれる事をオススメします。




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今後の天気なのですが、是非とも太平洋高気圧にがんばってもらいたい、ですがこの3日間の天気図を見ると少しイラっとするほど、太平洋高気圧がビミョーなのです。少しずつ勢力を強めているようにも見えますが、ナニ!この熱帯低気圧全線に乗るんじゃネーとか天気図に向かって悪態をつきたくなるような、太平洋高気圧にとっては不運としか言いようが無い事が起きています。


とにかく太平洋高気圧がんばれ。日本の気象庁のスーパーコンピューターの予想を裏切れ!


いや裏切れそうな気もするのだが、それも20日の午前中だけだろうか。



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秋の空ですね。天気図を見てもそうだ。でも夏が二日間だけって寂し過ぎます。





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そうゆうことで昨日からの話題になっている、シリアで邦人がイスラム国の捕虜になった事件です。これは私が特に言うべき話ではありません。ただ昔イラクで日本人が人質になった事件がありました。2004年4月に2件計5名、十月に1名で彼は斬首されてしまいました。


この4月の2件ですが、初めの1件の3人のイラク入国動機が余りにも良くわからないもので、国内で「自己責任論」が生まれた。次の2名がジャーナリストだったから更に「自己責任論」が強まった。とはいえこの「自己責任論」なのだが、死ぬかもしれない所に自分の意志でいったのだから、のたれ死んでもかまわない、救助するための税金もムダだといった乱暴なもので、これは国家として国民としてどうなの?といったものだった。

税金惜しさに、人が死んでもいいの?それって人道国家じゃないだろ!日本と言うのは異常な国家になったと言う気がします。なおこの後の自己責任論ですが、リーマンショックの時の派遣切りの際にも少し出ていたように感じます。生活保護の問題でも、何かこういった話が出てきます。


アメリカのシカゴ派経済学の、とても良くない引用なような気がします。努力しないからそうなるんだ、半分はそうですが、努力できない状況になったら国家はなにを出来るのか、自己責任だから自己責任ですねと放置するしたら、国家とは何ぞやとなるわけで、非常に狭い世界の話だったように感じています。


なおウイキをリンクしましたが、この記事でもそこまで踏み込んでいないと言うのは、まだこの件に関しては賛否両論なのかと思います。


それが十月の一人は実際殺され、この議論は立ち消えになった。更に2005年の5月に死亡したのは、日本人なのだが自衛隊上がりで海外で傭兵になったいると言う人物だった。まぎれもない自己責任。でもこの頃には自己責任論は収まってきました。なぜかと言えば、自己責任論が、海外からクレイジーと言われたわけです。この外圧もそうなのですが、ここまで日本人の行動の多様性、予測不可能性と言うのをまざまざと見せつけられたわけです。多分これで単純な論評が出来なくなったのだと思います。



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今回の事件ですが、とても解りやすく解説しているブログがあります。



日本人尋問動画 日本語全訳【シリア北部日本人拘束事件】



シリアで拘束の日本人「湯川遥菜」氏は本当にプロの傭兵なのか?


シリアで拘束の邦人「湯川遥菜」氏の素顔


ということで最初はまた自己責任論が復活するのかと危惧していましたが、どんどん出てくる情報は、あのえっとどうしましょうかコレ、と言った内容で多様化する日本社会のあり方を問うべき問題なのかもしれないんだけど、なんというか経験も無く軍事会社を立ち上げる痛さもそうなんですけど、とりあえず家族の問題にして葬り去りたいんですけど、それすらも出来ない何かがありまして、大体の所リンクしたブログの記事通りだろうし、最近のマスコミや政府の言う世界にでろよ日本みたいなそんなニュアンスも請け負ったようなワケの解らなさもありますし、チンポ切るなよといったのもありますし、お金持ち?というニュアンスもありありで、さてどう考えましょうか。誰だ、彼にパスポートを交付した奴は。とは言っても見抜けないよ、書類では。



思えば遠くにきたものだ。