どうでもいいこと

M野の日々と52文字以上

8月6日の熱帯夜

2014-08-08 12:08:11 | インポート
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8月6日は熱帯夜になった。東北で北東北の盛岡で熱帯夜と言うのは、1994年から10年間で4回しかない。なおこれ以外観測史上熱帯夜になった事が無い。


ただ今回の熱帯夜はある意味悪質だ。暑い日だから暑い夜になったわけではない。
台風が太平洋高気圧を強めたりするワケの解らない事があって猛暑だったが、そこに北から高気圧が張り出して来た。太平洋高気圧は東に移動し、今北東北には停滞前線が横たわっている。
この北の高気圧と南の高気圧の対立が停滞前線なのだが、時期的には梅雨前線とも言えるし秋雨前線とも言える。偶然とも思うが、東北らしくない梅雨空になっている。どうも秋になったのかもしれないが、夏である事には変わらないとう変なぐあいだ。


通常の東北の梅雨は、オホーツク高気圧団が強いのでとても寒い。逆に南では太平洋高気圧が相対的に強いので暑くなる。

そこに台風や熱帯低気圧が悪さをしていると考えていますが、8月6日までの気温変化を見れば、東北らしくない気温変化が見られるわけです。日中は30度そこそこなのだが夜温がそう下がらずに、23度以上になっている。5日から6日にかけては、夜温27度台がずっと続いて明け方だけが25.4度に下がっただけだ。


これは南の方の梅雨のパターンだ。東北人としてはこれは耐えられない。平年だと最低気温が20度あたりだ。夜が涼しいから日中の暑さに耐えられるのだ。

だがこれも7日には停滞前線が通過し、北の高気圧が強くなる。一転して涼しくなるのだろう。

台風のイタズラなのだろうが、それにしても暑い夜だった。


いちいち解説していますが、もう全く嫌になる天気でした。