17センチも降った。しかし大寝坊。昼におきた時には既に雪は半分以上溶けてしまっていた。とはいえ除雪しなければならない。さらっと1時間ばかり除雪機を動かした。しかしホンダはこういった雪には弱いようだ。すぐに詰まってしまう。結構難儀した。
高松の池にゆく。スズメが相変わらずだ。
CDの発掘作業はかなり進んだ。なにか恐ろしいものを見ているようだ。なんでこの演奏をしばらく放置して来たのか自分でも解らない。オーディオが多少良くなったせいはある。チェコフィルハーモニーでサンテルリンク指揮、ギレリスのピアノのベートーベンコンチェルト全集とか訳の解らないものがある。大笑いしたのは、チャイコスキーのピアノコンチェルトだが、ニューヨークフィル、指揮はジョージ・セルそしてピアノはなんとホロヴィッツだ。後半戦ズタボロになって行くホロヴィッツを助けないセルの冷徹さ!
とにかく変なものがいっぱいあったと言う事です。
後藤さんがどうなるのか全然解らなくなって来た。ヨルダンを困らせたくてそうやっているのだろうが、国家が真面目に怒ると大変なことが起きるのだが。
存在感を出したいからそうするのだろう。
連合赤軍を思い出している。彼らも普通の学生運動からカルト的な集団に変わって行った。アルカイダもそうだがどんどん形を変え、最後には主旨まで良くわからなくなって来ている。個人的にバトルゲームとシムシティを同時に行っている、何かゲームのような感覚に捕われる。
そうイスラム社会に色濃く残る部族社会とその腐敗、腐敗の原因となった西側、特にアメリカに対する反撥(イギリスが次)から起きた運動だ。だが元を正せば部族主義社会の縁故主義から起きる腐敗だ。だから本来は平等で能力主義だった古典イスラムに戻ろうという話なのだが、それが弾圧されてアフガニスタンで同胞を救う目的から戦う集団になり、そこから教義がおかしくなったと思う。
古池やアイサ飛び込む水の音。
急に雪が降ってきました。
帰りはcafe302に寄る。ドリップコーヒーが値上がりしていた。500円だ。だがこの価格は決して高くない。理由は彼のサービスにあるからだ。盛岡市内最小と言うだけあって決してサービスが言い訳ではない。でも彼と対面して話をすると言うのがサービスなのだ。これをどう見るのかは人によって変わると思うが福井さんを独占すると言う贅沢はそうそう出来るものではない。
その意味ではcafe ブルーメの450円のコーヒーで川島さんとか喫茶「響」の500円でマスターを独占すると言う贅沢は、実は凄い事なのだ。喫茶米山もそうだ。米山が面白すぎる。それが日本の喫茶店の面白い所で、シアトル系にはあり得ない話だ。
サービスは最後に人に寄るのですよ。
そしてcafe302は一杯だけと思っていても、ドンドコ淹れてくるのですよ。元々300円でも3杯は飲ませてくれる訳で、500円と言うのは当たり前の価格です。とはいっても客を選ぶ店です。お代わりが出てこない時点で店から拒否されたと思ってください。彼は現代美術の人間です。よくある低身平頭のサービスではありません。互いを尊重しあえば美しい関係になるだけです。
そう言った事を解っていない人が増えたな。
そういえばこのブログの内容がどこかで話題になったようだ。cafe302を盛岡市内最小と書いたら、バロックさんが「肝っ玉最小」とか最小争いが起きているらしい。面白い事だ。
とはいえ喫茶店をやろうと言う人が肝っ玉が小さい訳は無い。実際5年生存率が10%と言われる世界だ。膵臓がんの手術並に低い。ホンワリした気持ちでは全く出来ない。大体がそれでは潰れる。cafe302の福井さんは元々がそうなのだが気宇壮大だ。
人間の面白さと経済効率が一致しないのが文化なのだが、誰も解っちゃくれない。