大事件がいったん終了したが、まあ私の仕事は進まない進まない。天候不順のせいだ。もっと寒くなれ!雪よ降れ!ガッツーンと晴れろ!ブルーブラックに空が光りやがれ!
本当に温暖です。今年に入ってガツンと真冬日が今の所一日程度しか無い。今日も最高気温が2.7度、最低気温がマイナス6.6度だ。寒い?いやこんなもんでは盛岡の寒さは表現出来ない訳で、だったら晴れればいいのに今日も曇ってしまった。
どうすりゃいいのさ。
ということでゆぴあすに泳ぎに行きます。
サウジ王家がアルカイダ支援というニュースがCNNからありました。公然の秘密です。ただこれを言った人間が信用出来ないようで、何とも。信用出来る人は話しませんから。
ただ慈善団体や宗教団体がアルカイダに資金を流す例は多い様です。
そして期待した通りにエジプトの宗教最高権威が非難声明を出しています。当然ヨルダンも言っていますが、サウジアラビアが言うかどうかが期待です。本質的に宗教の問題は宗教内で完結する必要があります。ところがテキスト主義である宗教はどうしてもテキスト解釈で揉めてしまう。これに部族主義が加わって混乱しているのがイスラム世界だと思う。そして歩み寄ると言う概念が、西欧に分断された国境のため起きにくい。逆説的に本来ある国境線を作りたくとも部族間の問題や派閥の問題で、現状維持の方がマシという状況がある。だから更に逆説的に宗教界が動こうとしない。宗教はコミュニティだからだ。コミュニティを破壊する行為は、宗教は実は出来ない。
少し動きが出たと言うのはとてもいい事だ。やっぱり火刑はだめなようだ。
ニューズウイークの酒井啓子氏のコラムで知ったのだが、シリア軍の兵士が捕まり火刑になった事例があるようだ。アラヴィー派に所属していると見なされたのだろう。ただもっと恐ろしい事例が2例あった。
「アラブの人々の記憶に最近の出来事として思い起こされるのは、昨年6月、パレスチナ人の少年がユダヤ人に石油を飲まされ生きながらに焼き殺された事件だろう。生きたままではないが、イラク戦争から1年後のファッルージャで、駐留米軍に物資調達をしていた米ブラックウォーター社の職員が、殺害され遺体を引きずり回され、焼き討ちにされたあげくに、ファッルージャの橋に吊るされたという事件も、想起させられる。」
このパレスチナ人を焼き殺した事件が元にあるのだろうか。
JPressの「イスラム国ではなく「ダーイシュ」、弱点を突いてを解体せよ」と言う記事が面白い。
「イラク戦争後、自らが権勢をふるったかつての国家と社会から、身ぐるみを剥がされるように追い出されたイラクのスンニ派の前政権関係者たちは、根なし草となった。いかに、戦後を生き抜くか。この大きな悩みこそが、彼らをイスラム主義の過激な思想に近づけることになる。
自称カリフのアブ・バクル・アルバグダーディをはじめとして、現在の「ダーイシュ」の幹部の相当数が実際にキャンプ・ブッカの出身者なのである。」
この記事は面白い。
「実は、『野蛮の作法』(ネット上にある。現在のテロリズムの基本となった書)の中では、敵を火刑にすることすら、7世紀の初期イスラム時代に預言者ムハンマドの教友であったアブ・バクル(初代正統カリフ)も行ったことだとして、この極刑を推奨すらしている。」
どうも火刑はここに準拠しているようだ。にしてもあり得ん。
ということで非常に混迷しているイラク情勢だ。旧バアス党の残党がISISに入っているのは、内部からISISを崩して行くと言う感じになるのだろうか。官僚臭くて嫌な作戦だ。
月光仮面は赦しを説いていた。原作者が仏教徒だからなのだろうが、赦しと言う言葉の無い宗教と言うのはかなりめんどくさいと思う。
3000メートル泳いだ。理由は、正直な所このところの人質事件で頭が疲れたからだ。そう言った時には身体を思いっきり痛めつけるといい。とはいえ手加減しないと身体をぶっ壊すので、怒りは程々に。頭の中が白くなるように徐々に徐々に、身体に神経を行き渡らせて行きます。まあそうして運動強度を上げて行くのですが、途中手抜きしながらでも最後の100メーーーートル、は辛かった。
21世紀は明るかったんではないのかな?