今朝は昨夜ソーティングしたブラジルを飲んでみた。当然クリアーな味になった訳ですが何かボケている。どうも拾いすぎたようだ。
コーヒー豆の集荷形態は国に寄って違うと言う。一般的にブラジルはカップテイスターのテストがあって、客の注文にあわせたブレンドをして出荷すると言う形態だそうだ。まあ広大な農園では場所に寄ってもバラツキがでる。それをロットごとにテイスティングしてブレンドする。地区指定だと豆にバラツキが出るのは当然でそう言った豆をソーティングするのはかなり難しい。焙煎も実際はかなり難しいだろう。そして生産形態から未成熟豆が混入しやすい。
おまけにブラジルの豆はおいしいけど、これと言った特徴があるようで無いようで曖昧模糊な所がある。へたにソーティングすればブレンドのバランスが壊れる訳で、それに失敗した可能性がある。
ただ流通を考えて行くと気が遠くなる。農園作業従事者ー経営者ー集荷業者ーテイスター・ブレンダーー商社ー問屋ーロースターー消費者ともの凄く多段回に分かれて人が関わっている。チョコレートだが最終消費者が100円で買っても農家には3円しか渡っていない。コーヒーだとどの程度なのだろうか。
今日もとっても暖かかった。高松の池の氷も半分以上溶けてしまった。白鳥もシベリアに戻りはじめているようだ。
ハヤブサが通り過ぎました。
カラスが一カ所に集まっています。お葬式かと思いましたが、どうも水を飲んでいる様です。
コーヒーは農産物なのでとてもバラツキがあります。日本のコメと違い色選別にも限界があります。基本的にメッシュが選別基準です。そして果肉は完熟したがタネは完熟していないというのもある訳です。
ただそれを均質な工業製品のように考えている人たちもいる様です。
カワウがいました。
この鎧のような羽が凄いですね。さすがに日本画に登場する率が高い鳥です。うっすら緑の光沢も美しいです。
とはいえうんこした瞬間を見てしまったのですが、あんなに激しいウンコをする鳥もいるのですね。
コーヒーは面白いけど、これで商売するのは恐ろしく難しい。間違いなくポストモダン的に移行している。コーヒーと言う商品ではなく、コーヒーと言う物語を飲むようになっている。それは昔からだったかも知れないが、もの凄く細かく分離して産地から品種にこだわって行くマニアが増大しているようだ。
そう言ったグルグルを抱えて「響」に行くが、すると強烈なオーディオマニアの方がいらっしゃいまして、またしてもグルグルしてしまうのです。
なんでこんなに買うんだよ~!うらやまし過ぎる!