今日は朝8時頃から11時のかけて猛烈に雪が降った。気象台では最大8センチ降ったという。しかし我が家の前を見ると明らかに10センチ以上降った。風か強かったので所によっては吹きだまったのだろう。
しかし12時には急激に気温が上がる。チョロっと仕事をして一時から町内除雪ボランティアをする。もうこの頃には雪がかなり重くなって来て、かなり難儀した。結局一時間半かかってしまった。おかげで今日はこれでおしまいになった。
まあそこで「響」に行く。ジャクリーヌ・デュ・プレのサンサースとドボルザークのチェロコンチャルトのCDがあったのでそれを持って行く。丁度クーベリック指揮マーラーの交響曲7番がかかっていた。そこにまあかけてもらった所、チェリビダッケ指揮のドボルザークの遅い事遅い事。その前のマーラーも遅い方だが、この遅さは尋常ではない。しかし慣れてしまっている。
そうブルックナーの8番、あの異常な遅さの8番を聞き直したが何か普通に思えて来た。そして今日はチャイコフスキーのくるみ割り人形を聞いたが、これまた遅い。しかし納得する。
譜読みなんだろうな。論理構成上こうしなければいけないだけなのだろう。たっぷりとした音の中で音をどう響かせて行くのか。その辺がとても合理的なのだが。
毒されている。ラヴェル編曲ムソルグスキーの展覧会の絵を聞いても。ラヴェルのオーケストラレーションがバラバラに聞こえる寸前、一つの音に対して複数の楽器が絶妙にズレて音を出す所とかなんてバラバラに聞こえるほど遅い。でも納得している。
嫌いな人にはたまらなく嫌いな演奏だろうな。
なにかで中和しなければ。