どうでもいいこと

M野の日々と52文字以上

今日も暖かく

2015-03-19 00:57:35 | 日記

 

今日も暖かい。低気圧が近づいているせいか、黄砂が降っているせいか天気そのものは良くない。ただ今年の暖かさのせいでガマ合戦がいつ始まるのか予測がつかない。そこで岩手大学の北水の池に行くが、まだ兆候もない。

15日に太陽表面で巨大な爆発が2度あり。それがたまたま地球軌道を直撃しているらしい。太陽フレアによる磁気嵐が起きている。かなりな強度で、18日に北海道名寄でオーロラが観測された。まあ北の空がボヤッと赤く光っている程度で、北極圏のような壮大なものではないがかなり珍しい。20日頃まで見れるかもしれないという。まあ岩手では無理だろう。とりあえず電磁波障害が起きていないのはありがたい。

そういえばプロ野球のソフトバンクに育成枠で入った三浦翔太君が帰ってきていた。身体つきが変わっていたのに驚いた。プロというのはこうゆうことなのだと本当に思った。一軍には行けなかったが、現実問題として1年契約更新の育成枠で2年半いたというのは良く頑張ったと思う。肘の故障が契約解除の理由だから、もったいない気がする。とても頭のいい子なので、中学校教員を目指しても不思議はないし、なれるだろう。

 

 

今日は一週間ぶりに泳ぎに行く。BMIも正常値になったし体脂肪率も18%以下になった。内臓脂肪の問題はあるが、この数値を維持できたら自然に下がって行くだろう。

とはいえもう少しスリムになりたいという欲求はある。だが男でよかったと思うのは、男には他にも欲望がある。ただ一つには収斂できない。そして多様性が認められている。その点女性は大変だ。美は最大の欲望で、多様性がない。痩せていないと追求しようもないのが美だ。

特に服がそうだ。ふっくらした人は和服がいいが、維持費が高すぎる。大体洋服になれた現代日本人には動きにくい。洋服は妥協を強いられる。そもそもそういったかっこいい服が売られていない。そこでシマムラの出番になるわけだが、どうしても安っぽい。かといってピンクハウスは過剰だ。大多数のブランドがダイエットを要求している。

以前書いたがアメリカでそういった運動がある。ぽっちゃりにあった服があるべきだ、誰もがモデル体型になれるわけではない。その上大体のところアパレルはアメリカ女性の平均値からかけ離れた服ばかり作っている。それっておかしくないのか?一番の消費者を無視し続けるのは経済的にもおかしいのではないのか?ということでデザイナーも現れつつある。

だがファッション王国のフランスでもっと過激な動きが出た。法律でファッションモデルの体型を規定してしまおうというものだ。

パリ(CNN) ファッションモデルに過度の減量を強いる風潮に歯止めをかけようとする法案がフランス議会で審議されている。提案しているのは医師のオリビエ・ベラン議員。保険法案の修正という形で、モデルを雇う業者に本人の体格指数(BMI)が18以上であることを証明する診断書の取得や、定期的な体重チェックを義務付ける内容だ。違反者には罰金や、場合によっては禁錮刑が科せられる。

いちばん過激なのは「若い女性らを対象に無理なダイエットを奨励し、やせ細った体の画像を投稿させるようなウェブサイトも規制される。」

シャリル・エブド事件で表現の自由をにこだわったフランス人としてはどうなのかと思う。ただ人の健康にはいい法案だ。タバコの規制よりいいかもしれない。

とはいえアメリカやフランスより深刻なのは実は日本だ。日本ではBMI18.5以下の人口割合が20%以上と大きすぎる。日本人女性は痩せている方がいいと思い込んでいるし、男は痩せている方が(しかし胸の大きさを求めるのはどうかと思う)いいと頑なに信じている。

もしも少子化を議論するなら本当はここを考えなければいけない。鳥のように骨を削ってでも空を飛びたいように、日本人の女性は骨も内臓も筋肉も削っているのだ。



泳ぎに行くたびに思うのだが、これは苦行だ。確かにほんの少し、手が水の入るところからほんの少しを考えながら同じことを再現できるように練習するわけだが、体調もそうだが心の状態でも変わってくる。妥協すれば自分を許せなくなるし、徹底すれば体が許してくれない。生活というものも苦行のようなものだ。日々のリズムを崩さないようにしながら進歩を目指さないといけない。そこにわざわざもう一つ苦行を加える必要もないのだが、何かを確認したくて泳ぐのだろう。

まあ好きなんだろうな。そして今日わかったのは体調が悪いということだけだった。



本宮まで来たのだから洋服の青山に行き、ワイシャツを買う。そろそろ今使っている、しかも年に10回ほどしか着ないワイシャツがチト問題になってきたからだ。スーツはどんなに流行遅れだろうがくたびれていようが気合いで着てしまえる。そう、堂々と振る舞えばいいだけだ。だがワイシャツはなんとも言えない。近々に3回はスーツを着なければいけない。かといってスーツを買う余裕はない。その金があったらCDを買ったほうがマシだ。そういった倒錯でワイシャツを買う。

あまりにも久しぶりなのだサイズを測ってもらったら、首が1センチ細くなっていた。そして袖丈と首周りだけでシャツがない。あることはあるがオシャレなのはない。

その前にスーツという文化が実はオシャレの中で一番難しい。ダークスーツばかりといわれている日本のスーツだが、生地の織り方やほんの少しの型の違いがえらく問われる。そしてネクタイ。この締め方だけでも人が問われる。ワイシャツとタイの結び方の問題もある。今流行中の襟の角度が270度以上ありそうなオサレなワイシャツだとタイの結び方一つで個性を主張しすぎる。かなり難しいと思う。だからスタンダードの襟の角度の狭いものを選んだ。もともとイベントで着る場合しかないわけだから、無難が一番というのがある。

その前に、この前の証明写真の撮影で散々オサレでもなければ何にも考えていない学生を相手にしてスタンダードの重要性を説いたばかりだから冒険はできない。

なんで洋服の青山の男性社員は、派手なスーツ着るのだろう。そしてフレッシュマンスーツ対応はなぜか女性社員対応なのだろうか。店舗を見ていて少し不思議になった。

結局男の服も女性に握られているということなのだ。

 

 

カザフスタンのカラチで奇病があるらしい。

昼夜を問わず突然、猛烈な睡魔に襲われ、数日間にわたって昏睡状態が続く──そんな謎の病気がカザフスタン北部の小さな村カラチで流行している。

ニューズウイークだが、この原因はわかっていないらしい。新説として近くのウラン鉱山から発生するラドンが原因ではないのかというものだ。それを紹介している記事なのだが、しばらく観察が必要だろう。

この記事を読んだ時に一番最初に考えたのは、やはり集団ヒステリーだ。だがウラン鉱山からのラドン説の、寝た後の慢性疲労症候群のような症状は起きないだろう。この症状をブラブラ病といったのは日本だ。

ウラン鉱山から発生した高濃度のラドンが風向きによってカラチに達するということなのだろうか。しかしラドンは希ガスだ。生体に溶ける量は少ないはずだ。そして自然放射能物資は生体から排斥されるシステムがある。それでもなお眠り病になるというのは、よほどの被曝ということになる。

ラドンよりポロニウムの蓄積かもしれない。生体に残ったラドンが崩壊してポロニウムに変わる、それが悪さをしているかもしれない。しかしだ、そのストーリーも高濃度のラドンの存在がないとうまく説明できないわけだ。そして広島・長崎のブラブラ病にしても原爆という特殊な条件下で起きている。

もしもこの説が本当だとすれば、実証するためにカラチの土壌検査から疫学的な調査が必要になるだろう。そしてこの近年に始まっているとすれば、新たな発生源も考慮に入れなければいけないだろう。

何か違うことが起きている可能性もある。その通りなのかもしれない。

単純ではない、それは間違いがない。