今日は12.3度と平年よりやや高い気温だった。この暖かさで農学部の梅も随分咲き進んだ。
今年は結果として暖冬だった。そのせいで植物暦は早まっている。そこから考えればガマ合戦は現在終わりに近いことになる。ほとんど花のない時期から終盤はオオイヌノフグリが咲きウメが咲き始め、一番早いサクラが咲くかどうかという時期に終わる。とすれば1週間以上遅く始まっていることになるのだが、原因はわからない。最後のあたりに考証してみよう。
昼に池に行くと小学生がカエルを探していた。「6匹いたよ!」というが棒でつついて探すのは止めなさい。「今年はカエルさんはとっても少なくて昨夜で11匹しかいなかったんだ。いつもなら200匹はいるんだけど理由はわからないんだ。だからカエルさんをそっとしておいてあげて」と大人なので穏やかに話したら、カエルよりお菓子に向かっていった。
私には2匹しか確認できなかった。
3月28日開始ということは昨年より5日早い。そして少ないと思っていた昨年のピークの143匹に比べればいないも同然の数になっている。
10年ほど前に見た、道路を埋め尽くすほどのカエルはどこに行ったのでしょうか。
今日も18:30から19:30の観察です。陸上にはビオドープにいたものも含めて4匹いました。
今日はさすがに池にいます。
交尾しているのを発見。3組いました。とりあえず種の存続はあるかもしれません。
昨年からなのですが、2匹以上をワンフレームに入れることが困難なほど数が減っています。おまけにカエルの密度が低いせいなのでしょうが、行動が早いです。以前だったらメスに気をとられたオスばかりだったと思います。メスも嫌なオスを警戒していたりしています。まあ活発に動きすぎて疲れ果てているというのもあるのかもしれません。今年のカエルはライトの光で簡単に逃げるわけです。逃げなかったのが逃げるようになっています。ライバルが少ない分、自己防衛が強くなっていると言うことなのでしょうか。
池の中の個体は、つがい合わせて15匹でした。増えることを祈るのみです。
明日は何匹いるのだろうか。少し不安だ。一気に出てきたら嬉しいな。
音のないガマ合戦です。