どうでもいいこと

M野の日々と52文字以上

なぜか志波城

2017-09-25 00:55:00 | 日記

 

今日は志波城まつりというイベントがあるので行って来ます。帰りに泳げればいいなと思いつつ、総合プールから自転車で10分程度の場所です。

 

 

広いです。志波城は平安初期の803年、坂上田村麻呂がアテルイ討伐で東北征伐してから盛岡近辺まで勢力を広げて作った城です。このころとしては最大規模の城なのですが、近代城郭を見ている人からはアレ?としか言いようのないものです。正確には城柵ですね。

軍事拠点でもあるのですが朝廷の最前線の役所でもあるわけです。そして朝廷のある平城京や平安京の考えを模したとも考えられるわけでこんな感じになったのでしょうか。山城という考えはなかったようですね。

東北自動車道の工事のために発掘作業のお金ができてようやっと場所がわかったというものです。中に入ってみるとまだ発掘作業が全面に終わっていない印象があるのは気のせいではないでしょう。多分堀と柵と一部の建物以外は全然できなかったんじゃないのかと思います。まだ中には民有地の田んぼや畑が残っていますし、とにかく広いです。

 

 

 

とりあえずこれが正門のようです。なおこういった建造物を再現するのは、かなり難しいものがありまして、ここでは門の屋根は桧皮ぶきになって、塀の屋根は板の上に土を乗せたものになっているようです。北側の門と塀は、門はこけら葺き、塀は3重の板葺きで当時の絵巻等から再現できる形を模索したようです。塀の上の魯も試行錯誤した感じがあります。何しろ発掘でわかるのは柱の後だけですから。

なお中に一部再現されている住居は、なんと竪穴式住居です。縄文時代と変わらなかったと考えられています。現代人の感覚からすれば難民キャンプみたいなところですが、当時はこれが一般的。

なお当時はすでに鉄器がいっぱいあったわけですが、鋸というのが出てくるのはまだまだ先の話でして、板を作るというのは至難の技だった。どうやって作るかといえば、丸太を割って作っていたわけです。割った木を平らになるように槍カンナで仕上げてゆくという作りです。まだちょうなというのはあるかどうか。さらに手斧とちょうなは全く形が違いまして今でいう手斧は斧でして、または鉈をさしたりしますが、当時の大工道具のちょうなは農作業の草取りに使うホーのような形をしています。かまぼこ型の、底辺に切削面があって円形の頂点に鉄で溶接された棒がついて柄にに着くというものでして、ちょうなのリンクで見ていただければわかりやすいんですけど、竹中工務店だから安全かな。

ただちょうなは板には使いにくい道具で、柱用だと言ってもいい。

なので復元時に板を多用するのは、当時の政府に財力を誇示するためという考えがなければ、多分使ってはいけない素材でしょう。

そして志波城は、広くていい場所に思えたのでしょうが、水害の多い土地でして10年で撤退しました。

 

 

さて今日はお祭りで岩手大学のジャス研が演奏するということで覗きに来たところがあります。でも広い。出店もある。産直もある。ということでウロウロしていたら赤武酒造のお嬢様が「最近天体写真にハマッていて一眼レフが欲しいんですけどどのメーカーがいいんですか?」。カメラの中でも最も難しい質問です。なぜなら長時間露光をすることが多いこのジャンルは、気温差でピントが狂ったりしやすく、さらに撮像素子の熱問題や画像処理の問題、そしてレンズのお値段の問題といっぱいあるわけで、わかりやすく解説するのが不可能な、いや基本的なことだから勉強すればすぐにある話なんだけど、これほど難しいのも滅多にない説明でして、基本的にフルサイズCCDのミラーレスをお勧めしつつ、つまり望遠鏡につけることまで踏まえればそうなる。そして汎用的であるということでニコンが単焦点レンズに安くていいのがあるからこちらがオススメとなった。

だがな、お星様初心者の人たちに説明するのは壮絶に難しい。球面収差からの5大収差を全部説明して、熱問題を言って、その上撮像素子の問題を言って、ピントが常に合うのかどうかという問題に心を配って、でもね全体で物理的原則が覆う世界で、わかりやすさというのはない。

おまけにお星様の人たちは凄まじすぎてこちらがなにもいえないくらいなのだが、秘伝のタレみたいな技術があって、それはなかなか初心者にはわからないわけだよ。

オリオン座の星雲を撮影したリスフィルムマスキング方なんて、アナログの極致なのだが、秘伝のタレから滲み出る伝統の技は今も厳然としてあるようだ。

 

 

そしてなのだが、ドローンを飛ばしている企業があって、そこにえらくどハマりしてしまう。一体なんのためにここに来たのかわからなくなるくらいだ。

航空測量会社の一部門としてなぜか出店していたのだが、どの程度の精度でドローンを使ったことができるのかというのが課題で徹底的に考えているようなのだが、問題はドローンだ。操縦技術が凄まじい人がいるようなのだが、電波を安定して繋げられる技術とかそちらがえらく問題になるようだ。なのでマニアックに改造しつつ、その度に会社なので真面目に手続きを踏まなければいけない話とか、4K画像のデーター量が大きすぎる問題と、逆にものすごい精度で2Dー3Dマッピングができること、しかもRGBデーターでのマッピングで3センチ程度の誤差データーの場合のインパクトとか可能性を語り合うだけで、なんかすごい時間を過ごしてしまった。

ただ5チャンネルデーター、RGBと近赤外線・紫外線データーをとるシステムがまだ高価なこととか、多角度2Dー3Dマッピングのソフトとクラウドサービスがえらく高いようだ。

古代の城郭跡で最先端の話を聞くのはえらく面白かった。ただドローンの法規制に問題はありそうだ。実はバックグランドでGPS座標指定の自動運転があるという。実際にこれがないとドローンの意味がない。法規制で視認化の状況でないとと罰せないわけだ。

じゃ自衛隊のドローン、どうなの?そう行った免許があるようだ。

 

 

なんとなくユルキャラ祭りでもありましたが、一番小柄なえべっさんに刃を突きつける方は知りませんが、中世そのものでなんか好感が持てました。このキャラ知らなかったんですが、あとで話をできるということを知って詳しく知りたかったです。何しろ3尺の大太刀ですから室町期の方なのでしょうか。

 

 

ということで、よくわかんない祭りなんだけど、マニアックに楽しみました。

なおここにいるキャラはユルキャラではなくて、旧来のマスコットキャラですね。えべっさんはちょっと違う気もしますが、中の人はいないと言われる世界でも、えべっさんの突出した能力には、驚きます。何しろキャラ最小です。小学生6年生程度です。すごいなと。

 

 

ということで出店とか一切関わらずに出てしまいました。

 

 

フラードーム発見!古代とモダンが融合しています。

 

 

ということで、泳げなかった。


寝坊する

2017-09-23 21:03:31 | 日記

 

寝坊する。今日は予定がないからいいようなもの、ひどい話だ。逆に無駄な時間が増えた。おかげで朝食は豪華になった。とはいえカレーは昨日から仕込んだものだ。といえば聞こえがいいが、レシピは手抜きだ。

1)鳥胸肉の特売があったので、皮をはいで、肉は保存のために低温調理へ。皮は荒く刻んでおく。

2)丸ニンニクというかニンニクの近縁種で巨大なんだけど匂いの弱いものをアオゲラ農園が格安で出していたのを、皮むいて一個とローリエ1枚と先の皮と、3日前に低温調理した鳥胸肉の余りを、一袋100円以下のレトルトカレーと混ぜて、カレー粉少々と水少々で混ぜる。

3)湯煎で2)を加熱して出来上がり。

手前のオムレツは時間があるから作るもの。

1)クラフトの「切れてるチーズ」チェダー味を2枚、4ミリ程度に刻んでおく。17gぐらいだと思う。チーズオムレツは味が強くて色が赤いほうが美味しくなると思う。パルメザンは混ぜなくてかけた方が美味しいと思う。

2)弱火でフライパンに卵2個とチーズを入れる。今日は特別にバターを10g入れる。できればパセリの粉を入れたいのだが、今日はなかった。全部フライパンに入れるのが私の方法。ムラを作りたいのだ。とはいってもそんなにムラはできない。ずっとかき混ぜるからだ。

3)弱火でかき混ぜつつ火の調整を高さでやりつつ、ダマができてきた頃にフライパンの片側に寄せて、形を作り、蓋をして火を止める。今日は蓋をして少し火を入れた。

ただね、写真撮るかとなった時にちょっと準備に手間暇かかってしまった。ほんの2分なのだが、カレーは難しいな。

熱々でないと反射がちょっと難しい。脂の多い料理は基本そのテカリがめんどくさい。

 

 

ロイターに気になるニュースがあった。北朝鮮で地震があったが、中国は核実験の疑いといい、韓国は自然の地震だという。日本は検知しなかったという。マグニチュード3.4と言われているのでわかりにくい。

実験場では先の実験で崩落が起きたとも言われているが、頻繁に実験しているので大規模な崩落が起きる可能性はある。

 

 

電気自動車に対して問題が投げかけられている。電力システムがついていけるのかということだ。発電量や送電システムへの負荷があまりにも大きいということだ。いまある自動車が全部電気化するとすれば、自動車で分散化されたエネルギーシステムが一気に電気に来てしまうのだ。集中しすぎる。

集中した方がCO2の土中化安定技術の発展にも繋がるだろう。だがその技術そのものが未成熟すぎるしエネルギーを使いすぎる。そして電気自動車の素材はリチウムなり精選がめんどくさい素材でもある。

リサイクルから全てを見渡すと、電気自動車になったとしても短期間で全て解決できるわけではない。

その意味では、マイルドヤンキーという概念が、今後重要になるのだろう。ただし地域に老害がなければね。

移動しないのが最も効率がいい。

 

 

多分なのだがスーパーB級としかいえない「スイス・アーミ・マン」という映画が気になる。シンゴジラ以上に気になる。ニューズウイークで謎の激賞されていたし、それよりも生きていた人間より死んだ人間が使えるというのがなんか哲学的。ただどの程度くだらないのだろうか。少林サッカーとか以上にくだらなそうなので、そのギャップがもっと深刻なのだ。

最後にどうも死体はハイパーオナラでジェットスキーとして主人公を助け出すようなのだが、まあどうせアメリカ映画だ。死体はオレという話になるんじゃないのかなと思いつつ、何かいい感じなので盛岡に来ないかな。

生きるためには破壊と死が必要なのだよ。

 

 

そう言いつつ在庫整理でパンを作りました。一夏過ごした小麦粉とか何やらを混ぜて。小麦粉の重さだけは計量したけど、後は適当だったのにうまくいった。

世の中そんなもんだよ。


少し外にでる

2017-09-23 01:09:22 | 日記

 

この前の大風で銀杏が随分落ちたようだ。完熟ではないので誰も拾わずにそのままになっていた。

 

 

お城では石垣の改修工事前の発掘調査が行われていた。場所によっては、もしかすると石垣の脇に溝があったのではないのかという話を誰かがしていた。どうゆうことなのかといえば、塹壕があったのではということのようだ。

結構面白い。このお城は幕府に結構デタラメな図面を提出していただけあって、未だ嘗て全貌が不明なところがある。ただそのデタラメから今現在の発掘調査の結果を合わせても、本当に先頭する集団の城だったのかというのがよくわからない。ただ徐々にだがその姿を表しつつあるようだ。

ただ、何か中世から抜け出せていないところに、近代を竹に木をついだようなニュアンスは感じる。

 

 

桜山稲荷の七五三のポスターなんだけど、すごいマニアックだね。お母さんだけわかるけどフェルメールの絵からきてるよね。娘はドガかなぁ。多分誰かのリュートをもつ女の子の絵かなぁ。お父さんがわからない。多分近代絵画の引用たっぷりで、何が何だかよくわかりません。

とりあえず、七五三殺人事件とかミステリーっぽくなっていますね。

70年代の日本美術の引用ということでは、コマーシャル的にはあるのでしょうけど、少なくとももう少し考えてもらいたいんだけど、もしかするとバズるためのデザインかなぁ。

大人が書いたものだと思うが、子供だとしたらカウンセリングを受けた方が良さそうだ。蛭子能収の漫画並みの毒を持っている。

めでたくないなぁ。

 

 

ケニアのケニヤッタ大統領は、8月8日の選挙を無効だと判断した最高裁の判断を、「クーデター」と表現した。

ケニヤッタ大統領はテレビ演説で「独立以来の53年にわたりケニアが見事に回避してきたまさにその事態が起きた。それは他の多くのアフリカ諸国で起きたことだ。すなわち、軍によるクーデターを経て、政府が転覆する事態である」と述べた。」

電子投票システムが不正操作された可能性があると、その投票システムを納品した業者まで言うほど変だった選挙で、サーバーを公表しないと選管が言うので、最高裁は被告が証拠を提示できないのであれば、原告の勝利だと判断したわけだ。

ただ9月1日の最高裁判決に、今になって言うのと言うのがとても変。なおこのケニアッタは初代大統領ジョモ・ケニアッタの息子。祭り上げられて出たような感じもある。

アフリカでケニアが発展した理由は、法治主義が浸透してきたと言うのが大きいだろう。

選挙の前にケニア政府が中国企業と進めていた橋の建設で、完成前に崩落したと言う事件があって、しかもその費用がエチオピアの首都アディスアベバとジブチを結ぶ鉄道に比べても2倍だったと言うのがある。そしてどう写真を見ても橋桁を一つ作っていないんじゃないのかと言う疑問が、今でもある。



ミシュランガイドから離脱する店が出てきているようだ。CNNだが、理由はその重圧に耐えられないと言うことだ。

ブラス氏は20日にフェイスブックに掲載したビデオの中で、基準を満たすことへのプレッシャーに耐えられなくなったと告白し、「家族の同意を得て、ミシュランガイドに評価されることなく、料理に大きな情熱を注ぐプロフェッショナルの人生の新たな章を始めることにした」と語った。」

高級料理店ほど食材の安定供給から調度やサービスの完璧さを求められる。特に名物料理というものがあればかなり厳しいだろう。常に最高の品質の食材が常にあるわけではない。それをどうしようかという腕前があればこその3つ星なのだが、かなり厳しいだろう。

なので彼らはア・ラカルトを可能なかぎり辞める方向にあった。コース料理に選択肢がある程度にするようになった。コースだけにした。

だがSNSは容赦しない。多分これなんだろう。ミシュランガイドに載っている限りには、最高でなければいけない。だが人それぞれなのだ。

人に対応しようとしたらミシュランは今では邪魔だった。そういったことだろう。

権威を背負った瞬間に、飲食業は厄介なことになる時代になったのだ。特にEU以外の人にとってね。

かつてのドライブマップだったミシュランガイドの時代では全く考えられない状況になった。磨き抜いたミシュランのシステムは今後どうなるのかはわからないが、生き残って欲しい。

 


タイトルのいらない日

2017-09-22 01:04:27 | 日記

 

今日は朝早く目が覚めた。蚊に食われた足が痒くて痒くて、それで目が覚めたのだ。ムヒを塗って2度寝しようと思ったのだが資源ゴミの回収日だとかなんだで、結局2度寝もできずに、朝食を食べてネットのニュースを確認して、まあそれでも時間がある。さて何しようかととりあえず高松の池にゆく。

カイツブリの雛が甘えているが、どうも巣立ちが近いようで雛にあまり構わなくなったようだ。

それでもついてくる雛がいじらしい。

 

 

このカメはどうやって登ったのだろうか。

隣の大学で日本物理学学会の大会が行われていた。企業ブースなら覗けるのだが、何かちょっと躊躇した。いわゆる物理屋さんが集まったわけだ。その物理屋さんってイメージが湧かないかと思う。カメラの世界では物理屋さんといえばレンズ設計者だったりするのだが、大メーカーには必ずいる存在だ。大きなものから小さなものまで理論的に作ってしまいましょうという重要セクターで、彼らがいないとできないことがいっぱいあるのだが、なぜか物理屋さんは出世できないというジンクスがある。

そう、天才ばっかりなのだ。宇宙物理学とか素粒子の世界のようにチームワークで作り上げる世界もあるが、一人でできるものだったら彼らは徹底的に一人でもやり遂げる。そう高輝度青色発光ダイオードの発明者のように理論から現物まで作り上げてしまう人がいるのだ。

で、特徴としては服装がヘンなのだ。奇抜な格好をしているわけではないが、常に何かチグハグなのだ。企業ブースからきている人と教授クラスになると流石にマトモなのだが、学生がへん。どう言ったらいいのかわからないけど、地味のラインで個性的なのだ。

ただね個性的と言ったら獣医学会だろうね。髪型の多様性と男のポニーテールとか髭のスタイルの多様性とか、超高級なスーツからデニムファッションまで考え抜かれた結果、ものすごいことになっていた。

で、物理学界ではネルのブルーチェックシャツの着用率は極めて低かったというのは言っておこう。あれは伝説だ。

 

 

やっぱり今年のコメは心配だな。理屈の上では刈り取り時期に入っているのだが、1週間は遅れそうだ。

 

 

今日も泳いだわけだが、この前異常なタイムばかりだったので、抑えた目標にする。理由は毎回最高を目標にすると体が壊れるからだ。調整と問題点の抽出と対策なのだが、良すぎたタイムの後では何か物足りない。チャレンジを一発入れようとしても、そこでもイマイチになる。どこかがちぐはぐになっている。

なかなか難しい。

とりあえずハードなトレーニングが似つかわしくないお年頃です。

 

 

安倍首相の国連での演説だが、実はイマイチだと思う。日本がかけられる圧力は多分国内的に限界だと思う。カードがないのに世界に訴えても全く意味がない。トランプさんの補強をしただけの演説だと思う。

だけどロシア・ウクライナ問題と、シリア・イラクへの関与と、イランを敵視するアメリカと、ミャンマーの問題とインドと中国の問題を一切言わないのは多分ベストなのだろう。

ただいちばんの問題は、衆議院を解散するという話と、北朝鮮問題は結びつかないことなのだ。


今日はさらに何もしない

2017-09-20 18:40:13 | 日記

 

今日は泳ぐ予定だった。午前中まではそうだった。だが昼過ぎから全てのデーターが、2時過ぎあたりから天気が崩れると出ていた。まあそれでは外に出ることもない。かといってどうも人に会わないのもどうなのかと思う。喫茶渡辺にいただけで、買い物をして帰った。

 

 

渡辺に行ったのは、からかいにゆくためだった。てくりのイベントで、東京の南青山にあった大坊珈琲店の大坊氏と盛岡の自家焙煎コーヒ店の機屋の関氏のコーヒー飲み比べと対談がある予定だ。てくりに出てきた喫茶店の若手の自家焙煎のコーヒ屋のシンポジウム?とかも予定されていたという。

喫茶渡辺は出場を辞退した。おかげでからかうことができなくなってしまった。

ただこれは正しい。自分のところの味とかのコンセプトをどんなに自慢したとしても、コーヒーは農産物でありものすごく難しい。それを単純な言葉で語るのは、誤解を招く可能性がある。下手な場所に出て語るのは、とてもいいことではない。

 

 

その意味では国連総会でのトランプさんの演説は、確かにアメリカ人に向けたものだというのはよくわかるが、国際的に見ればヘイトスピーチになるのだろう。直接的な発言は避けるべきな場で、北朝鮮をロケットマンと言ったのは間違いだろう。

国連は複雑な組織だ。その中で一貫しているのは協調だ。そのためには共感を得るための演説が欠かせない。利害が対立する中では特に、説得ではない、共感を呼び覚まさなければいけないのだ。

国連は確かにアメリカにとっては華やかな場所ではない。拒否権を持つ常任理事国としてもそうだが、国内ニュースにならない場でもあるからだ。だがそうでない国の方が多い。国連総会で演説するというのはとても重要なのだ。

北朝鮮もベネゼエラもイランも、いや多くの国々が多分一番不快に思ったのは、国連の場で、アメリカ向けなことだろう。

そう、国連総会での演説を国連のために使わなかった。とても問題なのだ。

 

 

ただこれはジレンマである。SNSの発達で個人のポジションが厳密に決められるようになりつつある。この問題は転向しにくいということだ。

SNSにおいては人生という言葉はない。その瞬間であるからこそ、常に一定でないと、その言葉が保証されないのだ。強い言葉ほどそうなる。

 

 

アカゲラの幼鳥だろうか。

 

 

ひどく雨が降った。