どうでもいいこと

M野の日々と52文字以上

今日ほど何も語ることのない日もない

2017-09-20 01:16:03 | 日記

 

今日は本当に何もしなかった。せいぜい明日は古紙の回収日なのでその準備をしたことと、近所のスーパーのポイントセールでビールを買いだめしたことと、喫茶響に行ったことぐらいで、後は何もなかった。

強いていえばビックコミックオリジナルの秋山ジョージの「浮浪雲」が最終回になったということか。名作でもあり駄作でもあるというナゾの作品なのだが、ないと落ち着かないというところはある。そして一つの話に一つの言葉しかなくて、そこがシビレルという作品でもある。その意味では最終話のカメさんの「生きているというのを忘れちゃったんじゃないかしら」というのは、多分最終話にして最後の、仏教説話的な究極の言葉なのだろう。

 

 

そういえばブルーボトルコーヒーの株式の68%をスイスのネスレが収得した。ブルーボトルコーヒーは日本的な喫茶店文化とアメリカ西海岸的なリベラルで先進的な取り組みのコーヒーチェーンではあるが、真面目にこれ以上ブルーボトルコーヒーが世界中に発展するとは思えない。スターバックスが世界中に広がったような展開は難しい。それでもネスレがブルーボトルを必要とするのはコーヒーに真面目なことだけだと思うが、伝統文化としてのコーヒーということでは異常なまでの浅煎りのコーヒーは、果たしてネスレにとって正しい選択なのだろうか。

ただ西海岸的な、創業者が売りにくという点ではブルーボトルはまさしく成功した。その上株式の68%を取られても経営権は今の所保持できる契約になっている。非常に有利な契約ではある。ネスレも生豆を入れた商品を一時期作っていたが、今やあんな健康食品は不味すぎて作っていない。

ネスレは実験的にブルーボトルの株式がまだ相対的に安いうちに買い占めたのだろうか。インスタントコーヒ用のロブスタ種の買い付けは得意だが、アラビカ種の買い付けはイマイチだから買ったのだろうか。それともやっぱり健康食品としてコーヒーを位置づけて、ブルーボトルを買ったのだろうか。ネスレは人々の健康と安全を担う企業と、真面目に取り組んでいるから、その点は考えられる。

両者の思惑がイマイチわからない。

 

 

世界は思想とかイズムとかが壊れた状態だ。そこで経済的な格差が生まれ、世界企業がさらに利潤を追求する時代で、さらに本物とか安全安心とかを歌うようになってくると、それって本当なのかと誰もが疑うようになる。疑いに満ちた社会では、島宇宙がはびこることになる。その島宇宙をつなぐ過去にあったような基盤が崩れた状況では、つまり互いに疑い続ける社会ということだが、これは今の資本主義社会では全く解決できないだろう。

だがかつての共産主義国家のように特権階級が成立した状況では、もっとないわけだ。

かつて言われた世界市民という言葉は、現実の元のズタボロになっているが、残念ながらこの言葉しか残っていないように思える。

かつての啓蒙主義の正しかったのは教育の充実だ。それ以外は失敗した。だが未来の啓蒙主義がまだ全然見えていない。接続がない状況では、啓蒙という言葉すらない状況だ。


台風はとりすぎて

2017-09-19 00:55:43 | 日記

 

今日は昼からかなり晴れた。ただ狐の嫁入りとでもいうのか、少しパラつく時が合って、どうも奥羽山脈の方から風で飛ばされて来ているようだ。レーダーで見ると北上盆地沿いに晴れで周辺はまだ少し雨が残っていることなのだろう。

昨日は盛岡周辺ではそんなに降らなかったので、のんびりと避難準備勧告が早すぎないかと考えていたのだが、岩手県南の沿岸部では随分降ったようだ。最低でも避難準備勧告が必要なレベルであった。

 

 

北上川を見ると、金曜日も増水気味だったがかなり降ったのがわかる。市内は枯れ枝や落ち葉でいっぱいだった。

そういえば盛岡の秋祭りで山車の関係者でトランペットの佐々木駿氏がいたのだが、かれを普通に使うのはえらく勿体無い。何か新味あることを開発できそうな気もするのだが。本当にもったいない。

 

 

せっかくなので泳ぐ。2000メーター泳いだが前半100メーターフリー10本のうち6本が1分40秒を切ったタイム。後半50メーターフリー10本は真面目に泳いだが結果が出なかった。そして調整でゆっくり50メーター10本平泳ぎとかイロイロで泳いだわけだが、なんだろうこのタイムは。

毎年徐々にフォームや筋力を上げている結果なのだが、例年10月になぜかナゾの風邪を引いて1ヶ月ほど休んでフォームを崩してそれからタイムは上がらず、夏に屋外でダラダラ泳いで元に戻して、10月までに絶頂になっての繰り返しなのだが、真面目に風邪を引かなければどうなっていたんだろう。

1年で3秒づつタイムが短くなっている。逆にとてもひどかったとも言える。何しろマスターズの90歳から94歳の日本記録と大して変わらないわけだから。

 

 

雫石川もかなり増水している。

そういえばトランプさんが、韓国の大統領との電話会談で「ロケットマンはどうしている」と尋ねたそうだ。本人がツイッターで喋っているから。

I spoke with President Moon of South Korea last night. Asked him how Rocket Man is doing. Long gas lines forming in North Korea. Too bad!」

ツイッターがトランプさんのアカウントを停止するべきだと思う。だがそのちょうどいい理由が見つからないのも確かだ。

そういたら辞任したスパイサー報道官がエミー賞の授賞式でとっておきの自虐ネタを披露。素晴らしい。誰だスパイサーを口説いたやつは。

「司会のコメディアン、スティーブン・コルベア氏は式典の冒頭で、得意の政治ジョークを連発した。トランプ大統領が就任式の人出をめぐってメディアと対立した騒ぎを風刺し、「だれか今年のエミー賞の観客数を言い当てられる人はいますか」と問い掛けた。

これを受けてステージには、スパイサー氏が演台とともに登場。「来場者と世界中の視聴者を合わせたエミー賞の観客数としては、過去最多です。以上」と断言してみせた。」

あれですよ大統領報道官として初めて記者会見の時に、先にトランプさんがツイッターで「過去最大」と言ったためにムチャクチャ苦労したわけで、それ以降もどうしていいかわかんなくなるほどだったと推察できるほどムチャクチャだったのに、なぜか彼が悪者になって行ったのが辛くてその上無能呼ばわりされての辞任ですから。とは言ってもよくこのタイミングで受けたな、この仕事。

トランプさんが予算審議で民主党と仲良くしようとしたりしているので、どうでもよくなったのかもしれない。

つい最近まで政府高官であった立場から行けばとても下品な行為だが、政治ネタのギャグでは世界でも最高のレベルになるのではないのだろうか。

 

 

倒伏した田んぼを見かけなかったが、あんまりいいことではない。実が入っていなかったから倒伏しなかった可能性がある。

 

 

そういえば今日は敬老の日だった。NHKFMの「90歳。クラシック女子」はほとんど聞き逃したが、室井摩耶子氏のピアノはなんというか、すごいんだけど「肩から力が抜けた」究極の演奏で、何が何だかという感じだが、すごかった。ただいいかどうかと、枯れたというのとはまた別で、ただただ行き着くところまで言った演奏という感じだ。

その前に、続けられるというのがすごい。



少しづつ冬が近づいています

2017-09-18 01:43:12 | 日記

 

庭の小菊が咲き始めた。

昨日はバカばっかりやり続けていたので体がだるい。そして台風が近づいているせいか何もやる気が起きない。

材木町のよいちで、アオゲラ農園と鳥の渡りの話になった。彼は金曜の夜にマガンの渡りを聞いたそうだ。昨日のコガモもそうだったが、もうそろそろ冬鳥が来始めているようだ。

 

 

高松の池にゆくと、さっそくヒドリガモ発見。まだ冬毛になっていないのでいつもの色ではない。

 

 

昨日と同じコガモの群れだ。ふた組来ていたが、どちらもメスだけ。どう言ったことなのだろうか。やっぱり毛代わりするのだろうか。

 

 

カイツブリの親子も元気です。

 

 

まあこいつら年がら年中いるけど、可愛い。

 

 

オナガガモもいた。

冬は目立たないようにやってくるのだ。

 

 

夕方から雲が怪しくなって来た。野分が通過するのだ。今回は中心部が日本海を通過するのでエネルギーの供給が途絶えない。どうなるのか予測がつかない。今回岩手県沿岸部を中心に避難情報が発令されている。特に高齢者や病人に対する処置なのだが、この処置が無効になることを祈ろう。だがあまりにも早く発令した。昨年の岩泉の洪水が教訓になっているのだろう。確かに移動に時間がかかる。そのための前倒しの処置なのだろうが、結果対したことがなければ、行政は狼少年位なってしまう。どう地域でコンセンサスをとるのかというのが問題になるだろう。

その前に、避難所の悲惨な状況でどう快適に過ごしてもらえるか、地震や津波と違って1日で帰ることができる可能性が高いわけで、不満が出ないようにどうするのか、避難所のエンタメとか考えてもいいのではないのだろうか。酒はでないけどカラオケ歌い放題の避難所とか、それだとうるさくてイヤという人には静かな場所を与えて、そう言った人たちはメンタルに問題がある可能性もあるから、ケアする人がつくとか。

学校が避難所の場合はできる可能性がある。音楽室を使うとかそう言った特別教室を使うのはありだと思う。

 

 

台風が来るというので、買い物とか籠るモードになってしまうと、本当に何もやる気が起きなくなる。だからネチネチと栗を剥いて栗ご飯を炊いた。

でも少しだけカメラマンらしく撮影したのだが、枝豆の皮が残っていたのはひどい話だった。

なおコメは岩手の紫波産のひとめぼれに、山形のつや姫を少量、渋民の栗と雫石の有機農業・無農薬栽培の「ゆあがり娘」を使用しています。
と書けば、スゲーとなるんだろうけど全部一番安い組み合わせなんだな、これがまた。特売ばっかりで構成されています。
 
手間さえかければなんとかなるのだよ。

意地になり、えらく遠征する

2017-09-17 00:53:16 | 日記

 

今日はとても早く目が覚めた。ゆっくりと朝飯を食べて、チョチョイでできる仕事が残っていたのを、本当にチョチョイで終わってしまってさらに時間が余る。近所の米屋で紫波産のひとめぼれ3キロを精米してもらって買う。さて今日はどうしようか。

なお上田町内はなぜが三ツ割のめ組の山車の直轄エリアになるという。あんな遠くが?と思っていたのだが、消防団の管区でそうなるらしい。だがもう少し複雑なことが起きる。近所の米屋は米屋としての機能は上田通りにあるのだが、旧三戸町発祥なのでその管区の三番組の地縁が大切になる。高松に消防署があるから、直下の消防団もあると思うのだがそこが山車を出すとなれば間違いなく上田通りは完璧な直下になるので、2重に大きく包まなければいけなくなるだろう。

め組と三番組の山車の面が似ていないかという話になった。写真で見比べると似ていないのだが、多分三角屋根のマジックが出たのだと思う。そう言った幾何学的な形の印象は、とても強くなる。三角が二つあったというだけで、似ているという印象になる。そう、人形って意外と見ていないんだよね。

 

 

ということで、今日は高松の池でカイツブリを見て、響でコーヒーを飲み、そして水泳のパンツ問題を解決しにイオンのスポーツオーソリティにゆき、その足で総合プールで泳いで、材木町のよいちに行って、近所のスーパーで卵の特売を買いにゆく。いい計画だ。時間もある。

 

 

響でガテマラを頼んだのだが、そのあと来た常連と言っていいお年を召した方が、なぜかラベンダーと樒か何かの香りに包まれていた。香水にしてもどうなのかという香りだが、ラベンダーの匂いの線香なのかもしれない。

コーヒとバッティングする香りというのはあるようだ。イチゴ味のチョコはかなり厳しい。柑橘系はそうでもない。ラベンダーは考えたこともなかった。もしかすると白檀や伽羅も上手くいかないかもしれない。

でもおかしいのはタバコなのだ。マッチングはしないがマスキングは決してしないのだ。

これは以前から考えていることなのだが、東洋と西洋とでは匂いの関する感性が違うのではないのかと。

 

 

コガモの群れだと思うのだが、そう考えればメスしかいないという不思議な群れになる。そろそろ渡が近づいているようだ。

 

 

それではイオンにゴーです。天昌寺の操車場で大掛かりな工事をしています。どうも蒸気機関車のロータリーのようです。SL快速銀河のためについに必要になったようです。今までどうやって回転して来たのかという問題はあるのですが、蒸気機関車の定期運行となれば絶対必要な設備です。

昔あったのを壊したばかりだったのだが、それはそれで使わない時間が長すぎて使えなくなっていたのだろう。

ということでイオンは結構賑わっていましたね。ラーメン祭りの行列はちょっとうんざりする長さになっていました。

で、結局物も少なくサイズもない。

 

 

前潟の田んぼはこれ以上ないほど見事な冷害の症状です。イモチが見えないだけマシかな。

イネは開花から登熟期まで、ものすごくエネルギーを使います。葉っぱから茎まで黄色くなるくらいエネルギーを投入します。ですが冷害の時はそのエネルギーが実にゆきにくくなります。低温ですからね。循環がうまくゆかないです。緑のままのところは実らなかった場所です。

でもなんで緑の部分が不均一に出ているのかというのは、追肥の跡が出ています。冷害の時にはそもそも実りが少ないので、蓄積した栄養が余ってしまって、こう言った形で見えてしまうのです。緑の部分は追肥が強くなったところで、奥がきちんと筋状に並んでいるのに、手前で一気に蛇行しているのは、前半は真面目に蒔いたけど多めだった。この田んぼだったらこの量と決めていたので、途中で足りなくなってやめてしまったか、飽きてしまって多く蒔いてしまったかです。

手で巻いている農家さんなのでしょうね。

 

 

キジがいた!

 

 

こうなったら何か意地です。仙北町のタケダスポーツに言ってみよう。このまま川伝いに行けばあっという間だ。時間はある。

 

 

新幹線のはやぶさとこまちも見れたゼイ!

 

 

仙北町のタケダスポーツは、元ゼビオスポーツなのです。ですがタケダスポーツは確か倒産してどっかに拾われて徐々に復活して来たというイメージなのですが、さてどうなんでしょう。

とりあえず水泳パンツは、これだったら大通りの藤沢体育堂の方が気の利いたラインナップだよな。そう思わせる内容。まあシーズンオフだからね。そうはいってもゼビオよりなさすぎる。スポーツオーソリティよりも少なすぎる。

ただゼビオの店舗を居抜きで営業しているタケダスポーツですが、ちょっと感動的にタケダスポーツです。本当にあの倒産前のタケダスポーツのノリです。ゼビオが紳士服からスポーツ用品店に移行したというのがあって、スタイリシュの見せ方と専門性というのがあったのが、什器はそのままでタケダとしか言いようがないのだな。本当に見事だ。ワゴン多いし。

昭和だね。

 

 

8月にみたリモコン草刈機を間近でみた。「クロカンジョージ」もうこの名前でどのメーカーかわかる。CANYCOMさんですね。リモコンシステムもいいんですが、人が乗っても大丈夫なとんでもないマシンを作っているようで、「荒野の用心棒ジョージ」はアホくさいくてとってもいい映像ですね。

勢いのある会社です。

 

 

ということで、やっぱり藤沢体育堂に向かいます。大通りで最後まで残ったスポーツ店で今閉店セールをしています。えっと18日まで。ただ今後盛岡のみたけの運動公園そばの東京インテリアのそばにできるようです。詳しくはツイッターなりでご確認ください。

藤沢体育堂は野球と水泳に特化したところのある、地元の名店です。基本的に地味にいいものを扱う店なのです。みたけに移転して、シャワールームを併設するなど、市民スポーツに寄り添う形で展開するようです。まあ元々団体スポーツには無茶苦茶強い店ですから、どこに店があっても同じなんですけど。

ということで、ショートボックスですら水着としては売れない時代なのかよと、本当に思った。トレーニング用では真面目に価格が問題になる。生地が少ない方が基本的に安い。その意味ではショートボックスやビキニは製造困難というのはあっても高値にしづらい。でも隠すという意味ではスパッツタイプの方が人気があるのはわかる。でも伸び縮みの厳密さではスパッツタイプの方が実は製造が簡単なはずだ。ちっちゃい方が管理しにくく大きい方が管理しやすい。面積の問題だ。

 

 

藤沢体育堂と今後お付き合いがあるかどうかはわからないが、大通り閉店セールでアリーナのおっさんショートボックス3Lを購入。おっさんだからおっさんなりでいいのではと思ったんだけど、わずかにでかい。でも藤沢体育堂大通り店閉店記念でもある意味はある。そしてチンポがちょっとやっぱりゆとりで見えてしまう。

どっちにしても尻が垂れているやつには合うものが全くないというのだけは、よくわかった。寄せてあげるビキニの方がいいのだが、それは世間体でどうなのというニュアンスのある世の中で、男ってマジでなんなの?

 

 

ということで特売の卵も買ってミッションは完結したのだが、やっぱり藤沢体育堂が偉大だったなという話になるのだろう。

旅をした気分だ。


寝坊ををした

2017-09-15 22:08:51 | 日記

 

今日は休みなので寝坊という言葉はどうかと思うが、ぐっすりと寝てしまっていた。なので朝方に携帯が暴れようが全く気にならなかったのだが、目が覚めたら困ったことになっていた。

ちょっとこの前に北朝鮮が次にミサイルか核実験をするのは、10月の中国人民大会議の時と言っていたのが、ずいぶん前倒しになってしまった。まあこの前の実験が、もしかすると失敗だったので、確実にグアムまで届かせられることを実証したかったのかもしれない。

国連決議があっての行動だと思うが、いちいちミサイル実験をできるほどの余力があると言いたいのだろうか。そして今回は、台風が接近している状況での発射なので、実証的に正しいのかもしれない。だが前回の軌道より少し北に向いているのがきになる。前回が見事に津軽海峡を通過したので、実験のプロトコルはともかくとして、公海上を通ったわけだ。だが今回は北海道を掠めたわけで、なんでこの軌道なのかとなる。まさか風の影響?それは冗談だとしても、ちょっと精度が悪かったように感じる。

北朝鮮は日米韓の分断を図っているという話がある。それは正しい戦略なのだが、モリカケ論争でかなり苦しかった安倍内閣の支持率が逆に上がってしまっている。基本的に突然の危機に対しては国論は分断化しやすい。アメリカの核容認論もそうだろう。だが日本だと微妙なのだ。この状況が長いのだ。韓国なんて停戦協定以来だし、万が一落ちても日本だから全く気にしない。

ものすごく冷めてしまったと思う。やればやるほど日本は冷たく固まってゆく。表面上は分断化されるかもしれないが、それはメディアの戦略上の問題だけだ。日本人の無常観からすれば、ミサイルという偶発的な事故に対しては考えないことになている。

 

 

ロヒンギャ問題でBBCがまとめていた。

「実際アウンサンスーチー氏にはどの程度力があるのか」

状況としてはこれが一番まとまっていると思う。そして「ミャンマーの強硬派仏教僧に話を聞く」は補完的にいい記事だ。

ただ状況的に人道とは全く無縁の世界なのだが、そもそも人だと認識されていなかった、100万人の人間がいたというのが根本的な問題だ。

そして今ある紛争の大体が、あいつら人間じゃないから、と考えているところがあるのではないのか。

 

 

「ニコンのカメラは男性専用?海外の批判に」というCNNの記事があった。ニコンが広告イベントで取り上げたカメラマン全員男性だったということだ。

私の目からはもう少し違う。カメラマンは男性が多い。これだけ。ただカメラの好き嫌いで言えば道具としてよく作られているのがニコンということだけだ。そしてキャノンは感性に訴えかけるデザインを持っている。

なので現場が違う。そういったことだと思う。感性も含めてオリンパスやペンタックスも素晴らしいメーカーだが、現場がないのだ。こちらが大きい。

真面目にニコンを女性は選択しません。まあ最近では少し連れてきている印象はありますけど、コラーニとジュジアローだったら、キャノンのコラーニの方が感性に響くんだよな。

なんでそんなことを書くかと言えば、実はカメラって選択肢がないのですね。最初に触れたフィーリングが大切で、そこから大体カメラマンて動かないのです。なのでトップカメラマンって、よっぽどのことがない限りカメラシステムを変えません。その上でキャノンが「世界最高の性能をこのお値段で」という戦略なのに対して、「確実な道具です」というニコンは女性のファーストチョイスにはなりにくい。

そうしてニコンユーザーはおっさんばっかりになっているのは、まあそう言ったことなのですよ。ましてやプロとして突出した方達、特に報道だと、ニコンは「確実な道具で実は安い」ということなのだ。そこに今まで女性がいなかった、ということだと思う。

キャノンにはいた。それだけなのだ。

まあその前にスマホでの女性の発信が増えているのを考えれば、さらにニコン使いは減るわけだな。

 

 

道具って、単純じゃないのだが、スマホ時代だとジェンダー問題に見えるのだろうな。