鶴岡地区医師会だより

三原一郎目線で鶴岡地区医師会の活動を配信しています。

No.168 (地域連携パス推進協議会運営委員)

2013-09-05 18:11:04 | 日記
一昨日(9月3日) 19:00~、本年度6回目となるパスの運営委員会でした。

トピックとして、10月から、あらたに心筋梗塞地域連携パス(AMIパス)の運用が
始まります。AMIパスは、当初からIT化されてます。今回のAMIパスでは、大腿骨
や脳卒中パスシステムとは異なり、特別なソフトを必要とせず、ブラウザのみで
動く純粋なWEBシステムへ変更となりました。この変更により、Net4Uの該当患者
画面からワンクリックでパス画面が表示されるようになります。Net4Uのカルテ
画面とパス画面とを行ったり来たりすることができるということです。

今後、大腿骨や脳パスもこの方式へ移行予定です。Net4Uを核に、パスシステム、
また病院電子カルテ(ちょうかいネット)との連携がさらに進むことになります。

また、AMIパスの運用と並行して、患者用に心臓ハンドブックを配布します。そ
の作製費用として、製薬メーカーから寄付を募ることになりました。国や県から
の補助金が期待できない現状で、パス協議会を自立的に運営していくための資金
をどう捻出するかは大きな課題となっており、製薬メーカーからの後援~支援は、
その方法のひとつとして模索していきたいと考えています。

なお、次回のパス全体会(9月10日)で、筋梗塞地域連携パスについての説明を
行います。多くに会員の皆様の参加を期待します。



以下、会議メモ

報告 

1、心筋梗塞個別パス委員会
 1)心臓ハンドブック、
   患者用リーフレットの最終確認
 2)製薬メーカーの後援~支援について
 3)説明会
   9月10日、19:00~ の全体会で行う
 4)パスシステムデモ
   脳卒中パスは、Net4Uと同じくブラウザベースで動くようになる
   Net4Uとのスムースな移行が可能となる

2、ファイザー製薬の後援について
 10月8日は、福村先生の講演 + 症例検討 会場:東京第一ホテル 鶴の間
 当日配布という名目で、700部、メーカーより提供いただく

3、AMIパス患者用ハンドブック作成における製薬メーカーの協賛について
 予算:33万
 製薬メーカから、寄付金を募る
 趣意書をメーカーに直接手渡すこととする

4、病診パス運用状況について
 

協議
 1、12月予定の学術講演会講師
  心筋硬塞パス関連の講師
  福井、勝尾先生?、福山、田原さん?
  認知症パスに関する講演は?

 2、脳パス患者維持期パスの中止後の復活機能について ~システム改修を踏まえ~
  パス中止条件、理由を明確化した上で、改修については再度検討する、
  改修費用:10万円、

その他
(来年度の計画)
 パス協議会のホームページを作成し、実績などを載せてどうか
 認知症パス (行政なども入れて・・)を検討してはどうか
 システム改修の計画
 資金計画(製薬メーカーから募金できるしくみづくり)→組織をどうするか
 
9月全体会、今後の予定の確認

以上

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