鶴岡地区医師会だより

三原一郎目線で鶴岡地区医師会の活動を配信しています。

No.172 (地域連携パスセミナー in 鶴岡)

2013-09-09 12:48:58 | 日記

来週の15日、日曜日になりますが、

鶴岡地区医師会とさがみはら地域連携協議会との共催になる、
以下の勉強会を行います。

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 地域連携パスセミナー in 鶴岡
 ー 心筋硬塞とうつを考える -
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<プログラム> 

開会挨拶

【紹介】相模原市の認知症地域連携パス
   大石 智 先生 北里大学医学部精神科学

【基調講演Ⅰ】 心筋梗塞の機序と患者家族教育
   菅原 重生 先生 日本海総合病院循環器内科

ディスカッション (グループワーク)

鶴岡地区『心筋梗塞地域連携パス(AMIパス)紹介』

【講演Ⅰ】  心筋梗塞後のうつ -その理解と援助ー
   宮岡 等先生 北里大学医学部精神科

【講演Ⅱ】   リハビリテーションの可能性 
   佐藤 健一 先生 鶴岡地区医師会訪問看護ステーション

18:30 閉会挨拶

相模原市医師会、北里大学医学部精神科学、北里市とは、昨年も鶴岡でパス関連
セミナーを開催した経緯があり、お互いに情報交換しながら、とくに精神科領域
のパスについて学んでいるところです。今回も、相模原市からは、行政を含め10
数名の参加があります。当地区からも、是非、多くの皆さま(職種は問いません)
の参加を期待します。

以下、仕掛け人の女子医大下村さん、大石先生からのメッセージです。

<研修の目的>

 我が国は総人口に占める65歳以上の割合が23%と、世界でもっとも高齢化が進
んでおります。高齢化率の増加に伴い、身体合併を伴った精神疾患に罹患する割
合も増えてまいります。うつ病は身体疾患発症の危険因子であり、身体疾患はう
つ病発症の危険因子となります。合併するうつ病が身体疾患の経過、予後に影響
すると言われております。

 今回は【心筋梗塞とうつ病(状態)の地域医療のあり方】にスポットをあて勉強
会を開催いたします。

 患者家族にとっては、心筋梗塞発症後の再発予防が、安定期を過ごすために不
可欠です。そのためには【脳卒中地域医療】等で証明されているように、地域医
療の充実が必要です。

 今回、相模原から精神科医を含む、スタッフが参加させていただきます。
うつ状態という視点にフォーカスをあててみたいと思います。

 ご一緒に勉強してまいりましょう。


北里大学医学部精神科学
  大石 智
    (代) 下村裕見子


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