昨日昼、国が策定を進めている「在宅医療と介護の連携における情報システム利
用に関するガイドライン」の調査、研究という名目で、東京大学社会総合研究機
構などから4名がNet4Uの視察に来ました。
在宅医療における情報共有システムの普及が進んでいるが、全国各地で仕様が異
なり、他システムとの連携が困難な状況にある。情報共有システムが乱立すると、
在宅医療と介護の関係者間で必要な情報を共有することができなくなることが危
惧される。そのため、共有する情報の内容や方法について、標準化へ向けた方策
を検討する必要がある。
そこで、医療、介護、行政、有識者などを委員とした「在宅医療と介護の連携に
おける情報システム利用に関するガイドライン検討委員会」を立ち上げ、在宅医
療と介護の連携において共有する情報項目や共有方法などについて、その標準的
なあり方を検討し、在宅医療と介護の連携における情報システム利用に関するガ
イドライン草案を作成する作業を進めている。
ついては、先駆的に取り組んでいる当地区の知見などを参考にしたい、というの
が趣旨のようでした。
Net4Uは、とくに情報項目などは設定せず、自由記載としていますので、あまり
参考にはならなかったかもしれませんが、すでに多くの介護関連施設が参加し、
活発に情報交換していることには、驚かれていたようです。
用に関するガイドライン」の調査、研究という名目で、東京大学社会総合研究機
構などから4名がNet4Uの視察に来ました。
在宅医療における情報共有システムの普及が進んでいるが、全国各地で仕様が異
なり、他システムとの連携が困難な状況にある。情報共有システムが乱立すると、
在宅医療と介護の関係者間で必要な情報を共有することができなくなることが危
惧される。そのため、共有する情報の内容や方法について、標準化へ向けた方策
を検討する必要がある。
そこで、医療、介護、行政、有識者などを委員とした「在宅医療と介護の連携に
おける情報システム利用に関するガイドライン検討委員会」を立ち上げ、在宅医
療と介護の連携において共有する情報項目や共有方法などについて、その標準的
なあり方を検討し、在宅医療と介護の連携における情報システム利用に関するガ
イドライン草案を作成する作業を進めている。
ついては、先駆的に取り組んでいる当地区の知見などを参考にしたい、というの
が趣旨のようでした。
Net4Uは、とくに情報項目などは設定せず、自由記載としていますので、あまり
参考にはならなかったかもしれませんが、すでに多くの介護関連施設が参加し、
活発に情報交換していることには、驚かれていたようです。
三原です。
昨晩は、山形県医師会長(名代として栗谷県医師会副会長)、酒田地区医師会長
(名代として佐藤賢酒田地区医師会副会長)、顧問をお願いしている弁護士の加
藤先生、社会保険労務士の坂田先生をお招きしての観楓会でした。
観楓会は、毎年、紅葉の季節に行っている会員の皆さんの親睦の会ですが、
今回から、喜寿、米寿を迎えられる先生方のお祝いの会も兼ねることにしました。
昨晩お祝いした先生方は、以下です。
米寿
岡田 穆 先 生
喜寿
齊藤 清子 先 生
真島 靖子 先 生
林 順一 先 生
観楓会のおもな目的は会員の親睦ですが、親睦は、”顔のみえる関係づくり”、
といってもいいと思います。超高齢社会のなか多職種連携が求められる時代、顔
のみえる関係は、医療、介護の質をあげる重要な因子であることは、OPTIM
STUDYでも証明済みです。
当地区医師会では、観楓会のような懇親会ばかりでなく、数多くの講演会、研修
会、勉強会、症例検討会などを開催し、”顔の見える関係づくり”に努めていま
す。
会員の皆さんには、是非とも機会をつくり、”顔の見える関係づくり”に参加頂
ければと願っています。
昨晩は、山形県医師会長(名代として栗谷県医師会副会長)、酒田地区医師会長
(名代として佐藤賢酒田地区医師会副会長)、顧問をお願いしている弁護士の加
藤先生、社会保険労務士の坂田先生をお招きしての観楓会でした。
観楓会は、毎年、紅葉の季節に行っている会員の皆さんの親睦の会ですが、
今回から、喜寿、米寿を迎えられる先生方のお祝いの会も兼ねることにしました。
昨晩お祝いした先生方は、以下です。
米寿
岡田 穆 先 生
喜寿
齊藤 清子 先 生
真島 靖子 先 生
林 順一 先 生
観楓会のおもな目的は会員の親睦ですが、親睦は、”顔のみえる関係づくり”、
といってもいいと思います。超高齢社会のなか多職種連携が求められる時代、顔
のみえる関係は、医療、介護の質をあげる重要な因子であることは、OPTIM
STUDYでも証明済みです。
当地区医師会では、観楓会のような懇親会ばかりでなく、数多くの講演会、研修
会、勉強会、症例検討会などを開催し、”顔の見える関係づくり”に努めていま
す。
会員の皆さんには、是非とも機会をつくり、”顔の見える関係づくり”に参加頂
ければと願っています。
三原です。
第6回地域緩和ケア症例検討会報告を転載します。
会を重なる毎に「地域」がレベルアップしていることを感じます。
Net4Uの介護系での利用は、医療介護連携に少なからず貢献しているとのこと、
ITを推進してきた者にとってはとても喜ばしいことです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
庄内PJメンバーの皆さま
鶴岡協立病院の高橋美香子です。(DDW in 品川なう)
10月9日(水)、 第6回「地域緩和ケア症例検討会」が荘内病院講堂で開催されました。
今回は、部会の医療機関や施設の参加もあって、新鮮な雰囲気のもと活発な意見
交換が行なわれました。
参加者は46名で内訳は次の通りです。
・医師(3名)・看護師(28名)・ケアマネ(7名)・保健師(2名)・栄養
士(1名)・介護福祉士(4名)・作業療法士(1名)
今年度最高の参加者数でした!
今月から、ステーション以外の訪問介護事業所からも事例を提供していただくこ
とになりました。
1例目の「ハローナース」からの呈示症例は、「介護力のない終末期癌患者さんが、
ショートステイを利用することで在宅療養を完遂しえたケース」です。
訪問看護とショートステイスタッフと主治医の連携が見事でした。
「連携ツールは何を利用しましたか?」の質問に「足です!」との力強いお答え
が印象的でした。
2例目は斎藤胃腸クリニックより、やはり介護力に問題がある老夫婦のケースで、
「几帳面」だが「決められない」キーパーソンにどのようにアプローチするか、
会場みんなで悩みを共有しました。
いずれの症例でも、介護福祉系の事業者の方々が積極的に終末期やみとり期の方
々の介護にチームとして加わり、情報収集と情報提供といった情報共有に関って
いる様子に力づけられました。
(以下私見です。)
Net4Uの介護系の事業所への普及により、生活の場から発信される情報が直接主
治医に伝わり、また、主治医の方針を直接介護スタッフの方々にも伝えることが
できるようになっています。まだまだ我々はその機能を充分に使いこなせている
わけではありませんが、新しい形のチームケアがこれからの鶴岡で展開できるの
ではないかと期待しています。
来月もよろしくお願いいたします。
次回11/13(水)第7回症例検討会は「きずな」と「茅原クリニック」の担
当になります。
第6回地域緩和ケア症例検討会報告を転載します。
会を重なる毎に「地域」がレベルアップしていることを感じます。
Net4Uの介護系での利用は、医療介護連携に少なからず貢献しているとのこと、
ITを推進してきた者にとってはとても喜ばしいことです。
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庄内PJメンバーの皆さま
鶴岡協立病院の高橋美香子です。(DDW in 品川なう)
10月9日(水)、 第6回「地域緩和ケア症例検討会」が荘内病院講堂で開催されました。
今回は、部会の医療機関や施設の参加もあって、新鮮な雰囲気のもと活発な意見
交換が行なわれました。
参加者は46名で内訳は次の通りです。
・医師(3名)・看護師(28名)・ケアマネ(7名)・保健師(2名)・栄養
士(1名)・介護福祉士(4名)・作業療法士(1名)
今年度最高の参加者数でした!
今月から、ステーション以外の訪問介護事業所からも事例を提供していただくこ
とになりました。
1例目の「ハローナース」からの呈示症例は、「介護力のない終末期癌患者さんが、
ショートステイを利用することで在宅療養を完遂しえたケース」です。
訪問看護とショートステイスタッフと主治医の連携が見事でした。
「連携ツールは何を利用しましたか?」の質問に「足です!」との力強いお答え
が印象的でした。
2例目は斎藤胃腸クリニックより、やはり介護力に問題がある老夫婦のケースで、
「几帳面」だが「決められない」キーパーソンにどのようにアプローチするか、
会場みんなで悩みを共有しました。
いずれの症例でも、介護福祉系の事業者の方々が積極的に終末期やみとり期の方
々の介護にチームとして加わり、情報収集と情報提供といった情報共有に関って
いる様子に力づけられました。
(以下私見です。)
Net4Uの介護系の事業所への普及により、生活の場から発信される情報が直接主
治医に伝わり、また、主治医の方針を直接介護スタッフの方々にも伝えることが
できるようになっています。まだまだ我々はその機能を充分に使いこなせている
わけではありませんが、新しい形のチームケアがこれからの鶴岡で展開できるの
ではないかと期待しています。
来月もよろしくお願いいたします。
次回11/13(水)第7回症例検討会は「きずな」と「茅原クリニック」の担
当になります。