鶴岡地区医師会だより

三原一郎目線で鶴岡地区医師会の活動を配信しています。

No.212  (竹田 浩洋先生 山形県病院協議会表彰受賞 祝賀会)

2013-10-25 12:17:09 | 日記


23日、竹田浩洋先生の山形県病院協議会表彰受賞 祝賀会が、グランド・エルサ
ンで行われました。竹田先生の湯田川温泉リハビリテーション院長時代の功績が
評価されたわけですので、鶴岡地区医師会としても大きな誇りでもあります。

会は、まず、武田院長から受賞の経緯や竹田先生の経歴などのあいさつがあり、私か
ら祝辞を述べ、花束贈呈の後、竹田先生から受賞に当たってのあいさつを頂き、
土田副会長の乾杯の音頭で祝宴となりました。竹田先生のお人柄もあり、とても和やか
ないい会だったと思います。

私からの祝辞を載せておきます。竹田先生へというよりは、竹田先生と一緒に頑
張ってこられた職員に向けての祝辞になってしまいました。

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竹田 浩洋先生、この度の受賞、誠におめでとうございます。
この祝賀会には、とくに、湯田川温泉リハ病院の職員の皆さまにたくさん多く集
まって頂きました。
是非、お祝いをしたいという、職員の皆さんの要望に沿ったものです、
竹田 浩洋先生と職員の皆さんが、固い絆で結ばれていたんだな~
湯田川温泉リハ病院の連帯感みたいなものを感じました。

湯田川温泉リハ病院は、まさにゼロからのスタートでした。
大変なご苦労があったと思います。
病床を転換したり、365日リハを実施したり、
病院機能評価を受審するなど、
常に時代の先をみながら、
健全な経営、また、病院機能の質の向上、維持に努めてこれらました。
今では、地域になくてはならない、リハビリテーション専門病院として、
立派な地位を築いたと評価しています。
湯田川温泉リハ病院は、数ある当地区医師会のなかでも模範となる事業体である
と高く評価しています。

これもひとえに、竹田先生を先頭に、職員の皆さんがそれぞれの役割をしっかり
とやってこられたことの賜物であり、感服するとともに、これまでのご努力に感
謝申し上げたいと思います。

さて、鶴岡地区医師会は、全国からも注目される地域へと成長しています。
柱になっているのは、IT、地域連携パス、緩和ケアを含む在宅医療だと思っていますが、
それぞれが、時代の先を常に歩んできたこと、そしてそれぞれが高いレベルでの成果をだし、
今も継続して活発に運営されていることが評価されているのだと思っています。

また、今、地域に求めらているのは超高齢社会を支える、仕組みづくり、まちづくりです。
具体的には、地域包括ケアシステムですが、それを実現するためには、
多職種、多施設協働、みんなんで、支えあう仕組みが必要です。
鶴岡は、多職種、多施設協働がかなり進んでいることが全国から注目されるゆえ
んだと思っています。

ここまで成長できた基盤になっているのが鶴岡地区医師会だと思っています。
今日ご列席の斎藤壽一先生、中目先生などの先達が、来るべく超高齢時代に備えて、
訪問看護や訪問リハなどの居宅系サービス、ケアプランセンター、包括支援セン
ター、そして、湯田川温泉リハ病院、老健施設みずばしょうなどを次々に開設し、
医師会が、責任をもって地域の医療・介護の質を担保していくのだという
強い意志表示があったからこそ、ここまでこれたのだと思っています。

今後とも、全国のモデルとなる地域を目指して、皆さんとともに努力していきた
と思っています。どうぞ、よろしくお願います。

どうも職員へ向けた話になってしまいましたが、竹田先生なくして、今の湯田川
温泉リハ病院はなかったと思いますし、今の医師会もなかったと思います。竹田
先生には、今後ともますますご健勝で活躍されること、またご指導頂くことをお
願いしたいと思います。

これからは、武田新院長とともに、さらにスケールアップした湯田川温泉リハ病
院へと発展していくことを期待しております。

今宵は、皆さんと竹田 浩洋先生の受賞のよろこびを分かちあいたいと思います。
今回の受賞、誠におめでとうございました。

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