鶴岡地区医師会だより

三原一郎目線で鶴岡地区医師会の活動を配信しています。

No.209  (薬剤師会とのミーティング)

2013-10-22 11:39:42 | 日記
昨日(21日)昼、本年度5回目となる、ほたると薬剤師会とのミーティングを行
いました。以下、報告しておきます。

1、在宅相談窓口利用状況報告

ケアマネから、薬の管理で困っている利用者がいるが、どう繋げていけばよいか
分からないとの相談が「ほたる」にあった。「ほたる」は、薬剤師会の相談窓口
へつなぎ、相談窓口は患者が利用している調剤薬局へ連絡、調剤薬局はかかりつ
け医へ書式を渡し、薬剤師による在宅での訪問薬剤管理指導が可能となったケー
スがあった。

 →地域中で繋がりができていることを実感する事例でした。

また、荘内病院の緩和ケアの事例で、温海の調剤薬局(かもめ)が、温海地区と
しては初めて訪問服薬管理指導を行った。この事例では、Net4Uも利用したそう
です。

薬剤師会の調査でも、在宅服薬管理指導に参加する薬局が増えているとのことで
す。

徐々にですが、地域に連繋の輪が広がっています。嬉しいことですね。

2、居宅介護支援事業所への個別訪問

薬剤師会の在宅相談窓口について、あかね薬局でこれまでに訪問指導で関わった
ケアマネさんの事業所へ個別に説明に訪問したところ、朝日地区の『であい』
の事業所内勉強会で説明の機会をいただけることとなった。(24日に予定)

⇒個々の事業所でお話しする機会が増えると、薬剤師の訪問業務の理解も進み、
利用拡大に繋がるかと考えますので、この方向で活動したいと思う。

3、県在宅推進モデル事業での多職種交換会

12月6日に、にこふる3F 大会議室で、在宅医療と薬に関する多職種意見交
換会を予定しています。

以下、案内文から引用

鶴岡地区薬剤師会では、薬剤師の在宅医療への貢献拡大を目指して活動しております。
この度、在宅医療で発生している薬の問題を多職種の皆様からご教示いただき、
その対応策を一緒に検討する目的で、多職種参加型の意見交換会を開催いたします。

日常業務で薬に関連して困ったご経験をお持ちの方や、薬剤師へのご提案・ご相
談などお持ちの方など、是非この機会にご教示いただきたく存じます

内容
1、開会の挨拶 鶴岡地区薬剤師会会長 小池正純
2、薬剤師と在宅医療について情報提供 あかね薬局 篠田太朗
3、グループディスカッション
 テーマ:在宅医療と薬・薬剤師の関わりについて疑問・問題の抽出と対応策の
 検討
 ディスカッションの結果共有・まとめ 

↑ 多くの皆さまの参加を期待します。

4、その他
 薬局相談窓口設置についての医師会会員へ周知文書について

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