鶴岡地区医師会だより

三原一郎目線で鶴岡地区医師会の活動を配信しています。

No.204  (地域緩和ケア症例検討会)

2013-10-19 09:06:45 | 日記
三原です。

第6回地域緩和ケア症例検討会報告を転載します。
会を重なる毎に「地域」がレベルアップしていることを感じます。

Net4Uの介護系での利用は、医療介護連携に少なからず貢献しているとのこと、
ITを推進してきた者にとってはとても喜ばしいことです。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
庄内PJメンバーの皆さま
鶴岡協立病院の高橋美香子です。(DDW in 品川なう)
10月9日(水)、 第6回「地域緩和ケア症例検討会」が荘内病院講堂で開催されました。

今回は、部会の医療機関や施設の参加もあって、新鮮な雰囲気のもと活発な意見
交換が行なわれました。

参加者は46名で内訳は次の通りです。

・医師(3名)・看護師(28名)・ケアマネ(7名)・保健師(2名)・栄養
士(1名)・介護福祉士(4名)・作業療法士(1名)

今年度最高の参加者数でした!

今月から、ステーション以外の訪問介護事業所からも事例を提供していただくこ
とになりました。

1例目の「ハローナース」からの呈示症例は、「介護力のない終末期癌患者さんが、
ショートステイを利用することで在宅療養を完遂しえたケース」です。
訪問看護とショートステイスタッフと主治医の連携が見事でした。
「連携ツールは何を利用しましたか?」の質問に「足です!」との力強いお答え
が印象的でした。

2例目は斎藤胃腸クリニックより、やはり介護力に問題がある老夫婦のケースで、
「几帳面」だが「決められない」キーパーソンにどのようにアプローチするか、
会場みんなで悩みを共有しました。


いずれの症例でも、介護福祉系の事業者の方々が積極的に終末期やみとり期の方
々の介護にチームとして加わり、情報収集と情報提供といった情報共有に関って
いる様子に力づけられました。

(以下私見です。)

Net4Uの介護系の事業所への普及により、生活の場から発信される情報が直接主
治医に伝わり、また、主治医の方針を直接介護スタッフの方々にも伝えることが
できるようになっています。まだまだ我々はその機能を充分に使いこなせている
わけではありませんが、新しい形のチームケアがこれからの鶴岡で展開できるの
ではないかと期待しています。


来月もよろしくお願いいたします。

次回11/13(水)第7回症例検討会は「きずな」と「茅原クリニック」の担
当になります。


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No.203(パリ#5)

2013-10-16 15:40:36 | 日記


実質的な最終日は、まずは、ホテルの直ぐそばにあるオペラ座を見学。
この建物は内装はまさに絢爛豪華、圧倒されました。

<オペラ座>
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%9A%E3%83%A9%E5%BA%A7

昼食は、サンドイッチにシャンパン(写真参照)
全般的に、フランスの料理はどれも美味しいと感じました。
ところで、フランス人はポテトが好きなようです。
因みに、日本で言うフライドポテトは、英語で”フレンチ”フライと言います。

昼食後は、オペラ~コンコルド間をメトロ(地下鉄)で移動し、チュイルリー公園内にあるオランジュリー美術館へ行きました。長い行列ができており、1時間ほど並びました。フランス人(?)は、辛抱強いみたい。

メトロは初体験でしたが、自販機で切符を買うのに苦労しました。パリのメトロは、どこまで行っても料金は一律、降りる駅で切符を回収しないシステムなんですね。

オランジュリー美術館は、モネの睡蓮で有名なところのです。
楕円形の大きなホールの東西南北に蓮をモチーフにした巨大な絵画が壁一面に4枚展示してある部屋が二つ連なっていました。

地下には、印象派の画家を中心に絵画が展示されていました。

<オランジュリー美術館>

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%A5%E3%83%AA%E3%83%BC%E7%BE%8E%E8%A1%93%E9%A4%A8



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No.202 (パリ#4)

2013-10-15 12:49:09 | 日記


パリ4日目は、モンサンミッシェルの日帰りツアーに参加しました。
パリからモンサンミッシェルまでは、370Kほどあり、片道4時間以上かかります。
行きは、途中オンフルールという、1000年続くという港町に寄りましたが、情緒溢れる風景には写真心をくすぐられます。

<モンサンミッシェル>
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B5%E3%83%B3%EF%BC%9D%E3%83%9F%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%AB


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No.201 (パリ#3)

2013-10-14 17:09:04 | 日記


パリ、3日目、
午前中ベルサイユ宮殿、午後はシーフードと白ワインで遅い昼食のあと、オペラ座近くにあるホテルから、コンコルド広場を通って、セーヌ川沿いをエッフェル塔まで(1時間程度かかります)散策しました。
そこからセーヌ川のナイトクルーズに乗船、ライティングされたエッフェル塔やパリの夜景を堪能しました。


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No.200 (パリ#2)

2013-10-12 08:03:06 | 日記


パリ2日目は、ルーブル美術館で半日過ごし、チュイルリー公園を散策、夜はクレージーホースで「裸の芸術」(ストリップーショー)を堪能しました。

ルーブル美術館はとにかく広く、広過ぎて目的の展示物へ行くまでが大変でした。妻のリクエストで、モナリザの微笑、フェルメールのレースを編む女、ミロのビーナスなど数点を観ましたが、絵画を鑑賞したといういうよりは、ルーブル美術館を歩き回ったというのが本音です。ルーブル美術館を観るには、最低2-3日は必要ですね。

なお、ガイドシステム(NINTENDO製)を借りました。絵の解説ばかりでなく、自分のいる場所を教えてくれたり、目的の展示物まで案内してくれたりとなかなかの優れものではあるのですが、GPSとしての機能はイマイチで移動には労しました。

印象派の絵画が多いオルセー美術館にも行く予定だったのですが、時間的にも、体力的にも無理でした。

ルーブル美術館後に散策したチェルリー公園は、市民の憩いの場という感じの心和むところでした。

今日はこれから、ベルサイユ宮殿へ行きます。

http://www.louvre.fr/jp

http://salut.at.webry.info/200511/article_43.html

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%82%B8%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%82%B9_%28%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%90%E3%83%AC%E3%83%BC%29


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No.199 (パリ#1)

2013-10-11 11:51:03 | 日記


三原です。

1週間ばかり、休暇を頂き、妻とパリに来ています。

日本時間の10日(木)早朝、羽田国際空港を出発し、パリ時間朝7時頃にこちらに着きました。
パリの時刻は、日本時間-7時間になります。今、11日(金)朝5:47、時差のせいか、早く目覚めちゃいました。

ドゴール空港からパリ市内までは、通勤時間と重なったためか、かなりの渋滞で1時間半ほどかかりました。道は4-5車線もあるのに・・、今の時代、大都市はどこも車過剰が深刻です。

とりあえず1日目は、午後からオープンデッキの周遊バスで、パリの観光スポット、オペラ座、ルーブル美術館、ノートルダム大聖堂、コンコルド広場、シャンゼリゼ通り、凱旋門、エッフェル塔などをさっと巡ってきました。天気がいまいちなのと、バスからなので、写真はいまいちです。

ところでパリは寒いです(昼でも5-6度?)。冬のコートは必需品、一応着込んでは行きましたが、屋根なしのバスの2階はやっぱり寒い。

通信インフラは日本に比べかなり遅れているという印象。ホテル内では、無線、有線LAN共に可能ですが。通信速度が遅過ぎ!Webの閲覧や写真のアップロードは、結構待たされます。外国に来て日本を見直すことも多いのですが、日本のITインフラは世界のトップレベルと感じています。

今日は、妻の大好きな美術館巡りの予定です。

では、

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No.198 (庄内南部地域連携パス推進協議会全体会)

2013-10-09 09:11:07 | 日記
昨晩、庄内南部地域連携パス推進協議会全体会を行いました。

今回は、新たに始まる脳卒中地域連携パスの患者用パスのキックオフ会を兼ねて、
鶴岡協立リハビリテーション病院 福村先生をお呼びして「得意技を生かす地域
連携 ー庄内の医療機関が連携し機能回復した症例ー」と題した講演を拝聴しま
し。

60歳男性の極めて重篤な脳卒中(くも膜下出血右VA解離、右延髄外側硬塞)患者
を、日本海総合病院(脳外、耳鼻科)、本間病院、荘内病院(脳外)、協立リハ
病院(リハ科)などが、ぞれぞれの得意技をタイミング良く駆使することで、自
宅で自立できるまでに回復した症例の報告でした。

また、パスなどを利用した標準化は、質を担保するのには有用だが、治療の進歩
を阻害する可能性があり「もろ歯の刃」だと指摘、また、連携は、お互いの空間、
職務に干渉する「相互乗り入れモデル」が理想だと述べていました。

最後に肩手症候群に触れ、脳卒中発症後1-3か月後に発現することから急性期退
院後に回復期病院で発見されることが多く、片麻痺の10-20%に発症し、重
度上肢麻痺の患者に多いとのことでした。予防方法は、誤用、廃用を避けること、
リリカが有効?だそうです。

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No.196 (夢の扉+)

2013-10-07 16:28:31 | 日記


10月6日放映の夢の扉+は、ご覧になったでしょうか。

慶応大学先端生命科学研究所 富田所長の13年におよぶ鶴岡での挑戦の記録でし
た。

富田所長らが開発した「メタボローム解析技術」は、唾液や血液、尿などから、
代謝物を一度に数百種類も分析することで、がんの早期発見や確定診断、うつ病
の病勢を数値化して示すことなどを可能としました。

当初、周囲からは「鶴岡で富田くんがいくら頑張ってもそこにあるうちは絶対に
うまくいなかよ」といわれたそうです。「一軍は東京にいる」という、そんな雰
囲気が「鶴岡にしかない研究」をしようと決意させたといいます。

富田町長がパートナーとして選んだのが、当時分析機器メーカーに勤めていた曽
我教授。「俺と一緒に鶴岡に来ないか?俺たちの研究で鶴岡を世界が振り向くよ
うな場所にしよう!」と口説いたそうです。

後半では、高校生がノーベル賞級の研究者を目指す前代未聞のプロジェクト、さ
らには当地区医師会が共同研究者でもある、鶴岡市民1万人を巻き込んだ“未来
の健康調査”につても触れられていました。、

http://www.tbs.co.jp/yumetobi-plus/backnumber/20131006.html

さしたる産業もなく、衰退の一途をたどる鶴岡にとっては、まさに救世主的な存
在ですが、われわれ市民も、ただ感嘆し、依存しているだけではなく、それぞれ
が与えられた仕事をしっかりやっていかなければと決意を新たにしました。

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No.195 (医師会親睦ゴルフコンペ)

2013-10-07 09:53:43 | 日記


昨日は、医師会親睦ゴルフコンペが、湯野浜CCで行われました。秋空の元、ゴ
ルフを楽しみました。今回の参加者は14名、うち会員医師が8名、薬剤師3名、医
師会職員3名、会員家族1名でした。初参加は、3名でした。

優勝は佐藤慎二先生 グロス:80、ハンデキャップ:9.6 NET:70.4
準優勝は五十嵐敬郎先生、それぞれ、79、6.0、73.0

という、すばらしい成績でした。

11回目を迎えた医師会親睦ゴルフコンペでしたが、参加者が伸びず、今後のあり
方を検討する時期にきていると思っています。まずは、来年度からは年1回の開
催とし、さらに多くの皆さんが参加できるよう、工夫をしていきたいと考えてい
ます。医師会全体の親睦のためのイベントのひとつです。どうあるべきか、皆様
からのお知恵も拝借したいと思います。

今回、初参加の会員の先生から、医師会のゴルフコンペは敷居が高く、とても緊
張したとの感想を聞きました。敷居を高くしている要因は何なのか、分析が必要
なのかも知れませんが、医師会は自分たちの組織である、という仲間意識が低い
のもひとつの要因かと思っています。

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No.194 (ふらっとの会)

2013-10-05 12:26:15 | 日記



ふらっとの会は、今年で4回目となりますが、多職種のフラットな関係を目指し
た合同飲み会です。一方、南庄内緩和ケア推進協議会(庄内プロジェクト)連携
WGの活動の一環でもあります。参加者は、医師、歯科医師、看護師、薬剤師、
療法士、栄養士、保健師、ケアマネ、介護士、美容師、給食サービス、行政など
多種多様です。

超高齢社会を向かえ、治す時代から、見守り、支える時代へと大きな変革の時期
にあります。地域全体で、多職種で支え合う時代、在宅の時代、開業医の時代と
も言えます。そのためには、職種を越えたフラットな関係、繋がりがとても重要
だと思っています。

顔知っているだけで仕事がし易くなる、その人なりを知っているともっと仕事が
楽なる、さらに、その人を信頼できると、仕事が面白く楽しくなることは、皆さ
んがよーく実感していることだと思います。

このような会を継続できていることを、この地域の誇りにしたいと思います。

https://plus.google.com/photos/101791822828330277284/albums/5931101406467590769


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