故御師匠様が言った。
「(この)氣功なんて伝染病みたいなものだ。
側にいれば伝染ってしまう」
10数年前の話だ。
当時は氣功といえば中国気功しかないと思われていた。
(今でも氣功=中国気功という人は多い・・・)
気功が出来るまで修行する。
訓練する(練功という)。
アレコレ学ぶ。
やっと、微弱ながら「氣」が出るようになる。
努力や根性や才能やアレコレが必要だった。
だから気功が出来る人は、それなりに努力を自負していた。
そ、それが・・・
伝染病と一緒に言われては面白くない。
中国気功の人達から反論があったようだ。
無理も無い・・・苦労したのにねぇ。
故御師匠様は、つ、つい、本音を話す。
本音をアッケラカンと話す人を煙たがる人達がいる。
判る事は判るという。
解らん事は、解らんと言う。
だから、とても魅かれる人達もいる。
ワシは・・・魅かれちゃったのだ。
追いかけるなら美女の方がいいのに、
白髪白髭の小太りのオッサンを追いかけた。
1994年の五月だった。
(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。)