癒しの構造
癒し効果・癒し行為
「癒し」という言葉で表現するものには「癒し効果」と「癒し行為」があります。
この二つの混同が癒しの曖昧さを助長しています。
だからヒーリングという言葉の使い方も混同されたまま使われています。
例えば森林の中にいると「癒し効果」がありますが、森林が「癒し行為」をしているわけではありません。
ラベンダー畑にいると「癒し効果」はありますが、移動して来たのは人間の方で、ラベンダーが積極的に人間を癒しているわけではありません。
森林やラベンダーはただ「ある」だけで、ヒーリングを行っているわけではありません。
でも森林やラベンダーが「癒し効果」を発揮する事を知った上で、意図的に行ったならば、それはヒーリングといっていいでしょう。
ヒーリングは「癒し効果を意図して利用する」
あるいは、「癒し効果を行う(創りだす)」場合に使う言葉だと思います。
注意すべきことは、「意図して癒し効果を利用」しますが、「意図して治療効果を利用」しているわけではないのです。
ここの履き違えは多いし、また大きな問題点となります。
(注 森林もラベンダーも全員に癒し効果があるわけではありません。
本人の状況で逆効果となる場合もあります。何らかの刺激による場合は、厳密には「癒し」と分けるべきでしょう)
(本館は 「氣の空間・氣功療法院」
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