大飯原発の再稼働が秒読みになっています。
原発容認する人たちの中からでさえ、安全確認不十分なままでの見切り発車に大きな懸念を抱かせています。1次評価のみで、2次評価の炉心損傷が起きた事態の放射能をどのように閉じ込めるかどうか、3次評価の事故が起きた場合、住民を円滑かつ安全に避難できるかどうかの態勢は整わないまま。ベントのフィルターはつけていない、また対震事務棟(免震棟)は無い状態。もし事故が起きたら福島よりお手上げになること必定。ないないずくしの中で有るのは「私の責任で」という野田首相の頼りない「安全信仰宣言」によるGOサインのみ。
この再稼働に反対(慎重)署名をした民主党議員はごく当然の意思表示と思われる。
再稼働に反対しない議員を落とすよ、とオトスンジャー君がサイトに突然現れたのも無理のない話。この歌も有権者からの反撃の一つと受け取ってほしい。
【歌詞♪】
安全神話を繰り返す
それじゃ未来は守れない
だから僕たちで選ぶんじゃ
安全な道を探すんじゃ
市民の力を見せるんじゃ
次の選挙オトスンジャー
民主も自民も再稼働を
推進するならオトスンジャー
オトスンジャーからの但し書き:この動画に登場する議員は、2012年6月13日現在、再稼働反対に署名していない民主党の衆議院議員で、その後署名をした議員も含まれています。最新情報はオトスンジャーのサイト等でご確認下さい。
再稼働に反対(慎重)署名した議員は、どうやら小沢・鳩山系議員が多いように思われる。オトスンジャーの画面の中には明らかに脱原発を政策として志向している議員も目に入る。
再稼働反対も脱原発ロードでは
地元(群馬3区)の柿沼正明代議士もその一人。菅直人前総理、江田前参議院議長ら70名超の議員とともに「脱原発ロードマップを考える会」を発足させ2025年原発ゼロをめざし努力されている。オトスンジャーの中に入れて良いものか悩むところではある。しかし脱原発をめざすなら、なぜ安全対策が不徹底の大飯原発の再稼働慎重署名に加わらなかったのかは疑問だ。議員内のセクト(派閥)感覚を超えて署名してほしいものだ。地球規模の大きな原発の問題は、ちっぽけな派閥次元の問題を超えるだけに。有権者としては6月中旬に再稼働反対署名した120余議員の決意は強く印象に残る。
オトスンジャー君の歌声を民主、自民、公明議員はしっかり聴き政策変更していただきたい。
【写真】 防護服で田植え、コメと野菜の試験作付け(福島県大熊町)=福島民報=本文とは直接関係がありませんがなんとも怪奇な姿です。
「再稼働に反対しない議員はオトスンジャー!」の歌