最近、元気な「北のエレキガール」TOMOKOさんのサウンドに魅せられて、古いレコードがむしょうに聴きたくなってきました。
少し部屋の整理をして、レコードプレーヤーをステレオコンポにしっかり接続し直しました。ターンテーブルのプレーヤーはaudio-technica ATPL300。コンポはかれこれ四半世紀使っているSANYO DC-DJ3=写真。
久々に針を落としたのが英国インストルメンタルグループ「シャドウズ」のLPアルバムです。多少パチパチと雑音は入りますがCDともまた違った柔らかい音質が出力されるレコード。ちなみにこのアルバムの購入は1971年1月2日、入社1年目寮生活まっただ中の時でした。
エレキサウンドを一口に「ベンチャーズサウンド」とも今では言われていますが、私は当のベンチャーズ(米)よりも欧州のグループの方を好んで聴きました。シャドウズは、アイドルだったクリフ・リチャードのバックスを務めたバンドで名前の通りの「影」の存在でした。メンバーはいずれも1940年前後生まれ。中でもメガネのリードギター、ハンク・マーヴィンが印象に残ります。物悲しく洗練されたグループサウンドです。「アパッチ」もベンチャーズの演奏とは一味違っています。
THE SHADOWS - Apache (1969)