ポポロ通信舎

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熊谷空襲 慰霊の女神  彫像(7)

2017年08月14日 | 彫像

8月15日の正午には戦争終結の玉音放送が流れるその前夜、正確には15日0時23分から1時39分、米軍機B29による埼玉県熊谷市街への空襲がありました。

市内星川付近には焼死体が多数・・。今、その場に『戦災者慰霊の女神』像が置かれています。作者は北村西望(1884-1987)。長崎のおなじみの平和祈念像(垂直に掲げた右手男性像)の彫刻家だ。

熊谷空襲の死者は266人(戦災状況/総務省)、負傷者は約3千人。

正午には戦闘が停止されるというのに終戦間際での犠牲、なんとも無念でした。軍関係者の一部では終戦放送予定をすでに知り、まさかその直前の襲撃はないものと思っていた向きもあったとか・・。

彫刻家の北村西望は、軍による鋳鉄徴収に「銅像拠出委員会」を組織して抗議したという記録もあります。

 

熊谷空襲のお話を聞く会

コメント (1)
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