朝早くから目覚まし時計代わりのJ-ALERT(全国瞬時警報システム)で起こされました。ケータイメールには政府総務省から「北朝鮮から発射された模様、頑丈な建物や地下に避難してください」と。
昔の米大型爆撃機B29が北からのミサイルに、Jアラートはさしずめ戦時中の「空襲警報」ですね。わが町でもよく聞き取れませんでしたが近くの屋外拡声器スピーカーからも警戒アナウンスが流れていました。
2分以内に迎撃できず。。
どうやらミサイルは北海道襟裳岬東1180キロに落下したという。東北、関東までJアラートを鳴らしました。ミサイルがどこを飛んでいるかしっかり把握できていないということなのでは・・。飛行時間14分、うち日本上空通過は2分。まさに巨額を投じて準備した迎撃ミサイルPAC3の出番だったのではないでしょうか。無念、発射できず。。。理由はPAC3の最大射程の約20倍以上の距離を今朝のミサイルは飛んでいた。
前々回の当広場で小学校の校舎内での「団子虫」避難訓練を取り上げましたが、きょうのJ-アラートな日の教訓としましては、緊急警報システムも避難訓練も、迎撃ミサイルもどれも頼りにはならないことがわかりました。第2次大戦の悲劇もそれをきょうと同じように示していました。B29が来てからでは遅いのです。北のミサイルが来る前に政権を担う政治家さんたちは体を張って外交交渉を行うことです。積極打開外交での「迎撃」です。それが一向に見えてこないのが残念でなりません。
きょうの曲は、ドイツのバンド、ネーナの『99個の赤い風船』
夏の空にゆらゆら浮かんでる赤い物体
非常事態を告げるベルが鳴り赤い警告灯がつく
どこからからか放たれた正体不明の物体あり♪
Nena - 99 Luftballons