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後藤健二さんらが過去に現地で処刑されていただけに、拘束されてから消息が途絶え伝える報道もほとんどなく安田純平さんはもしかしたら・・と、これまで不吉なことを考えていました。
3年4か月、長いですね。その間自由を奪われ独房では身動きできない状態で過ごしたこともあったという。よく頑張りました。
後藤健二さんの時とも似ていても安田さんのケースも終始日本政府(安倍政権)の対応には積極的なものは感じられません。政権に忖度してなのかメディアのフォローも満足できるものではありませんでしたね。
そのような中でなんとカタール国が、身代金を払ったという話が在英のNGO「シリア人権監視団」から出てきました。もしその話が本当だとしたらカタールには感謝ですね。それにしても調べるとカタールっておもしろい国ですね。小国ゆえか全方位外交を採るも隣りの大国サウジアラビアとは断絶状態。中東発の衛星TV局アルジャジーラの本拠地があり同局の設立にはカタール政府が出資もしている。報道の自由には理解の厚い国なのですな。今回の安田さんの件でもきっと何かとご尽力をいただいたことでしょう。
ありがとう!カタールさま
サウジアラビアは自国の記者を殺害する国、一方、カタールは他国の記者を救出する国。同じ中東の国でもすごい違いですね。
安田さんは浦島太郎で日本の様子はわからないといわれましたが、反面「竜宮城」とはいえない場所であったにせよこの間、貴重な体験をされました。複雑怪奇な中東情勢は日本に住む私たちにはわからないことだらけです。
安田さんは肌で取材されてきました。健康が回復されましたら、私たちが知らないシリアの内戦の様子など克明にリポートしていただきたいと思います。
安田さん解放の報で心が躍りました。バングルスの『エジプシャン』が聴きたくなった。
Walk like an Egptian~♪
【木工さんの写真】矢嶋秀一作 フォト 田口大輔
The Bangles - Walk Like an Egyptian (Video Version)
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