ポポロ通信舎

(旧・ポポロの広場)姿勢は低く、理想は高く。真理は常に少数から・・

電子書籍を3年使ってみての感想

2016年01月19日 | 研究・書籍

私が電子書籍を使用してから3年目になります。ほぼ同時期にKindleとBookLive(Lideo)の端末を入手。当初は新しい機能に驚嘆し楽しんでいましたが、いずれの端末機も最近では、その存在すらすっかり忘れてしまい、思い出した時に電源を入れるとバッテリーが空の状態です。1カ月以上アクセスしていないと認証を求められあることもありました(笑)

電子と紙媒体は共存

新らしく発行された本の電子化が遅い、という難点は当初からあります。それもかなり改善はされてきてはいます。電子書籍の利便性は認めます。しかし紙媒体の良さがそれによって失われることはないでしょうね。テレビが出現しても新聞が劣勢になることはなかったように雑誌、新聞の紙媒体は、これからも確実に残ると思います。

週刊誌、月刊誌がスピーディに電子化してきましたが、それでも紙媒体で気軽に読むというユーザーにとっての魅力と方法は消えることはないでしょう。

3年前、端末機を買った最初の年は、もの珍しさもあって雑誌、週刊誌も含め8割はダウンロードして購読しました。2年目はそれが半々、3年目はほとんど紙媒体だけに戻りました。

読み終えた後、良い内容の本だったからと家族や友人に渡すという行為は、紙媒体ならではのものです。電子書籍では回し読みはできません。

これからも教科書分野なども含めて電子書籍化は進むでしょう。しかし一定のところで落ち着くと思います。一ユーザーとしての感想は、電子書籍が紙媒体に取って代わるまでには至らない、そんな気がしています。

 

電子書籍 入門

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