沖縄の知事選、まだ余韻が残っています。
異例の創価学会長、沖縄入り
デニー氏39万、佐喜眞氏31万、8万票の大差でした。
私は公明党が佐喜真氏支持に回った時点で、デニー氏は勝てないかもしれないと思っていました。公明党の支持母体、創価学会の原田稔現6代会長が知事選で沖縄入りしたと聞いたときは、これまでにない力の入れように驚きました。今思うと、学会中央が沖縄現地の会員の動向を十分に掌握しきれていない危機感があっての学会長自らの異例な“前線訪問”であったとも考えられます。
それでも沖縄県の創価学会員の3割が自主性を発揮した。はからずも公明党・創価学会中央の方針に全員が同意しなかったことには目を見張ります。
「3割」とはいえ、これまで創価学会員は100%忠実な公明党の集票団体と映っていただけにこの離反は意義深く重い。
創価学会の平和への精神は、牧口常三郎初代会長が非戦を貫き獄死したことをもってしても明らかなこと。当然その精神は、軍備拡大ではなく軍備縮小の方向につながるはず。民衆(県民)の意思をどこまでも無視しての辺野古移設には組しないのが初代会長の遺志でもあろう。沖縄の創価学会員の中から原点回帰の流れが起きたのはごく自然なこと。このことは「真理は常に少数から」の当ブログのスピリットにも通じるもの。沖縄の学会員の今回の判断は良識ある少数派の胎動と見て取れました。
那覇市長選でも自主性発揮できるか
今月21日投開票の那覇市長選では、又しても公明党は自民、維新、希望と歩調を合わせている。さて那覇市の創価学会員がどのような投票行動を採ることができるのか、政教分離に基づき知事選と同じように自主性を再び発揮することができるかどうか期待して見守りたいと思います。
【写真】創価学会の三色旗(平和・栄光・勝利)がデニー候補応援に(TBS報道特集)
当ブログ「創価学会婦人部の存在」2016年9月4日ご参照ください↓↓
https://blog.goo.ne.jp/ikatsu2006/e/c2b20d52ec357efc1ac8d376fd0c46ed
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