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議員数に物を言わせ安保関連法案の法制化を強引に進める自公政権。それに異を唱える高校生たちが立ち上がりました。期待したいと思います。
それにしても、革新側が何十年も長きに渡って主張してきた「選挙権18歳」を、ここに来てよくぞ保守側から持ち出し制定させたものだと不思議に思っています。欧米諸国は「18歳」が主流なのでそれに足並みを揃えたなどという説明を受けても、それならなぜ今まで放置して、なぜ今?飴と鞭の飴役か?
自公政権党側の思惑は、憲法改定に伴う国民投票を有利に進めたい、そのためには政治的に無色で、与党側支持を獲得できる若者層を取り込みたいということなのだろうか。
高校の模擬投票授業に介入
早くも教師に向けては、政治的中立性を厳守させそれに反した時は罰則規定を設けるとしています。現に山口県立柳井高校では、授業で安保法案を取上げ生徒たちが新聞各紙を集めるなどし見解を比較、そして模擬投票を行った。結果は安保法案に批判的な票が多数となった。しかしこの授業が県会で自民党議員からやり玉に挙がった。教師は指導責任まで追及される事態に陥っているという。生徒が主体となったこの程度の授業で目くじらを立てられるようでは今後、教師は政治に関する授業はできなくなってしまいます。参考⇒主権者授業で投票。安保法制を考えよう。柳井高校
「やぶへび」となれるか「18歳選挙権」
学生グループ、シールズ(SEALDs)のツイッターのフォロワー数は5月に6千人だったのが7月末現在3万6千人にまで膨れ上がった。その流れに高校生たちも続いています。楽観はできませんが、「18歳選挙権」が、政権党側の目論む勝ちの方程式が裏目に出るような次の国政選挙にしたいですね。
教師の皆さん、高校生の皆さん、しっかり学んで頑張りましょう!
【写真】「いよいよ高校生たちも自分達の意見を発し始めたようですね」と話す木工さんたち
渋谷で高校生デモ「安保法制反対」SNS通じ集まる(テレ東・朝日・毎日)
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