10月の衆院選では、若い世代の保守的な投票行動が表れていましたが、それを裏付けれような内容が「筑波大学新聞」(11月6日号)の調査結果でも感じられました=写真。
筑波大学新聞によりますと、同大生150人を対象に出口調査を行った。小選挙区茨城6区では、自民、希望、共産の3人が立候補。自民候補への学生の投票率は同区全体45.9%を上回る69.3%。、希望には学生18.0%(同区43.3%)、共産が学生10.7%(同区10.8%)。比例北関東ブロックでも自民党に投票した学生が60%(同区全体33.2%)。世間の大人達の自民党支持平均よりも学生の自民への投票がかなり多いということになります。
支持政党では自民党と答えた学生が50.7%(76人)、支持政党無し28%(42人)、立憲民主が8%(12人)という結果。
「若者=保守」と見抜いた政権与党
筑波大生の一部分での調査ではありますが、この数字の傾向は今の大学生の全体にも及んでいるのではないかと私は推測してしまいます。
長い間、革新野党側から強く出ていた「18歳からの投票」要求に、決して応じてこなかった歴代の保守政権が、ここにきてよくぞ受け入れたとものだと感心していましたが選挙結果を見る限り、年齢を引き下げても一向に影響はない、むしろ与党に得策と読んだ政権側のリサーチ能力の高さに恐れ入るばかりです。
現代学生の気質はどこから
同紙の左面には「貸与型奨学金の返済に不安な学生が6割超、有利子=学生ローンの声も」の記事が・・。学生を取り巻く環境が厳しいことが見て取れます。この問題にしても、それを政権批判に向けたり求めないというのが当世学生気質なのでしょう。大人しくなった若者たちをどう捕らえたらよいのやら。これも親世代のデタラメさを反面教師と見ての慎重な、いわば萎縮しているともとれる行動・思考傾向なのでしょうか・・。
デュークエイセス、解散ですね。懐かしい『筑波山麓合唱団』
筑波山麓合唱団 デュークエイセス
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