新書『がんから始まる生き方』を読ました。 帯のキャッチがいい。
「病を得て人は成熟する」
「いいかげん、がんをタブー視するのはやめましょう」
この夏7月10日第1刷発行。患者、治療者、助言者の3者がそれぞれの立場でがん体験を語る。
「自分もがんの2つや3つはある」(養老孟司)
「キャンサーフリーの人はいない」(中川恵一)
人間は生まれた時からみな不治の病にかかっている。昔は若い人は大病をすると人間が成長し大人っぽくなった。人間全体が子どもっぽくなった今はどうだろう・・
「完治できないものは寛解(かんかい/治癒までいかない軽減の意味)となり、生活の仕方が急がずゆっくりに生産性を考えずにひたすら本を読むこと」(柏木博)
お三方のがんに対する姿勢、大いに参考になりました。
人間「卒業」までは、がんばるのみですね。
Simon & Garfunkel - The Sound of Silence - Madison Square Garden, NYC - 2009/10/29&30
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