タカちゃんの絵日記

何気ない日々の感動を、スケッチと好きな音楽と、そして野鳥写真を。。。

「むずかしや どれが四十雀(シジュウカラ) 五十雀(ゴジュウカラ )」  一茶

2020-07-05 | 野鳥

シジュウカラの羽繕い

人工物である電線と野鳥のコラボ画像ではな~。。。とも思いましたが、折角撮った画像なので、UPする事にしました。

 

 

 

このシジュウカラには、「シジュウカラの引導」と言う、こんなエピソードがあります。

~ある男が、死んでしまったシジュウカラを寺へ持ち込み、出てきた小坊主に、あの世への引導(いんどう)を渡してほしいと頼みました。  小坊主が「これは何ですか」ときくので、「これはシジュウカラという鳥です」と答えると、小坊主は「なにシジュウカラ?人間でさえ人生わずか50年(五十年)というのに、なんじは小鳥のぶんざいでシジュウカラとは生き過ぎたり。  カアーツ!」と叫んで引導を渡しました。  「シジウカラの引導」という江戸時代のお話です。  これは、あの有名な一休和尚の、小坊主時代のエピソードとされています。~

 


  ※ セキレイ&ツバメの子育て※

2020-07-04 | 野鳥

親鳥の帰りを待つ、セキレイとツバメの雛。

何時も車で通る道、セキレイが餌を咥えて行ったり来たりしています。  車を停めてしばらく観察していると。。。商店の鉄骨の隅の方に入って行きました。  私の予想通り、そこには巣があり、雛が二羽が親鳥の帰りを待っていました。  野鳥達は今が繁殖時期で、どの親鳥も、天敵から雛を守るべく、餌をたくさん食べさせ、一刻も早く大きくしなければなりません。     

巣作り場所は、よく考えています。  民家有り&車の往来頻繁で、天敵のカラスなどが容易に近付くことの出来ない環境に掛けるのですね。  そう言えば昨年はガソリンスタンドの真上の鉄骨部分に巣掛けしているところを見ました。

 

巣立ちまでには、もう少し時間がかかりそうです。

 

ツバメも、今が子育ての真っ最中です。  飛翔しながら餌を捉えて、親鳥は雌雄交代で、餌を頻繁に雛に運んでいます。  

野鳥達には、お家で可愛いい雛が待っているのでした。


 ~サンコウチョウの華麗な舞い~・・・♪アール・グラント♪

2020-07-03 | 野鳥
♪アール・グラント♪

今年も家庭菜園のトマトが熟れて来ました。  苗木購入分18本、遅蒔き分(収穫時期のタイムラグ)10本の計28本です。  トマトが大好きなので🍅作りは恒例となっています。   二人家族にはどう見ても多いので、収穫最盛期には、ご近所さん等々へのお裾分けも、恒例となっております。  それでも余る🍅は、冷凍保存をしています。

狭い畑で毎年作り、連作障害の出易い🍅なのですが、連作障害防止用の土を入れていますので、障害は出ません。



サンコウチョウ:三光鳥

昼なお暗い森の中

彼女に猛烈アピール中のサンコウチョウです。  尾羽を頭上にヒラヒラと翳し舞っています。  鳥類の中には、これに似た求愛行動は、他のにも見られるのですが、私が見た中では、一番華麗な求愛の舞いでした。

サンコウチョウのこの勇姿こそ、まさに日本の「極楽鳥」そのものです。  コバルトブルーに輝く幅広のアイリングとクチバシ、長い尾をヒラヒラと揺らして飛ぶ姿は、まさに夢の世界なのです。  昼なお暗い森の中、枝から枝へとヒラヒラと舞う姿は、一度見たらまず忘れられないでしょう。   バード・ウオッチャーでも、なかなかお目にかかることの出来ない、貴重な渡り鳥です。   都市近郊でも深い森のある場所では、見られるかもしれません。  是非、ご覧になって下さい。  幸せを噛み締める瞬間になるかも。。。あなたの運試しです。(笑) 

雌の  飛翔姿

雄の尾羽は二つに分かれ、その長さは、小さな体に約30㎝超もあります。

サンコウチョウは、日本へは夏鳥として渡来し繁殖する。  繁殖個体の多くは、冬期中中国・スマトラへ渡り、越冬するようです。   今が探鳥の絶好機かも知れません。

 


 ※ウミネコが飛んだ日※・・・♪カモメが飛んだ日♪

2020-07-01 | 野鳥

ウミネコ:海猫

よく晴れた一日。  島根半島(日本海)の磯にやって来ました。  以前、岸壁に一方向を向いてたくさんのウミネコが並んでいたのを、絵に描いた記憶があります。  もちろん今日も、そのウミネコ狙いでやって来ました。(笑)

波静かな海を見るだけで、巷のコロナや嘘と利権にまみれた、政治の事、悍ましき事件の数々など、諸々の日常の煩わしさから逃れ、本来の自分が取り返される様な気がして。。。それだけでも、贅沢なひと時が過ごしたくて。。。

小舟の舳先で、のんびり日向ぼっこの鳥達。

飛発つ前の「風見鶏」。。。向かい風を翼いっぱいに受けています。

遂に ☟ 離陸です。

岸壁には、同一方向に向かって「ウミネコ」が、風待ちをしています。

何故、カモメ・ウミネコ等が、一方向に向いて佇むのか、その理由が。。。賢明な皆さんには、既にお分かりかと思います。

そうです。。。日向ぼっこを兼ねて、風待ちをしているのです。

一羽が。。。飛び立ちました。

続いて、次から次へと飛んで行きました。

最後に、なぜこの鳥の種が「ウミネコ」と分かったのか??。。。それは簡単明瞭、「ニャ~ ニャ~ ニャ~」と明らかに、猫の鳴き声を発するからであります。(笑)  「ウミネコとカモメの違い」等とネットでは色々ありますが。。。これが一番の識別法。(笑)


  ~「コブハクチョウ」のその後~

2020-06-23 | 野鳥

「コブハクチョウ」のその後

「コブハクチョウ」の、その後が気になって、大橋川の中州に出掛けて見ました。   宍道湖から約2㎞程中海方面に下った、静かで長閑な中州です。   コブハクチョウが泳いでいます。  なんでも地元の漁師さんの話によると、「コブハクチョウ」は、年々増えに増え(繁殖)、今では10羽近くになって、田んぼの稲を踏み倒して困っているそうです。  いつの間にか、こんなに増えているとは驚きです。 >< 

ただ、その10羽が一堂に会するのは、朝漁の船が出掛ける時間帯(午前6時頃)に、船着き場周辺に人恋しくて集まる様です。  近くその時間頃に撮りに来て見たい to  思います。(10羽も集まれば壮観でしょうね。)

今日は3羽だけでした。  こんな感じの・・・大橋川の支流域の中州から撮りました。

(ずーっと遠くに、ハクチョウが二羽見えています。)

水に浮かぶ為に、油脂腺の脂を丁寧に体中に塗っていました。

 

 

 

 

 

「コブハクチョウ」は、ハクチョウの中でも、最大、最強の部類で、人が近付いても、動じるどころか歩み寄って来ます。  繁殖期に刺激すると、挑み掛かって来るそうです。


~ アマサギ・・・・・農耕地に降り立つ「亜麻色の貴婦人」 ~

2020-06-16 | 野鳥

農耕地に降り立つ亜麻色の貴婦人・・・あるがままの飛翔姿が美しい。

  撮影時には、小群で餌を求めて水田を次から次へと、飛翔、移動を繰り返しながら、餌の捕食をしていました。 
アマサギの食性は、動物食でありながら、昆虫類やミミズ・カエル等も食べます。  

また、国によっては大型の草食獣(バッファロー、カバ等)の背中に止まり、寄生虫を採ることもあるので、共生関係の例に挙げられることがある。

サギには何種もあって、一般的にダイサギ・チュウサギ・コサギをまとめて、「シラサギ」と呼んでいます。  このアマサギもコサギに近い小さなサギです。  普段はほとんど全身白色で、他のシラサギと一緒に水田などで過ごしますが、「夏の繁殖期」になると、頭、胸、背中の羽毛がうすいオレンジ色「亜麻(アマ)色」に変わります。  水田、沼地、湿地、草原などで餌を探し、干潟など海岸へは出ません。   当地方の、水田地帯で他のサギ類と一緒に、耕運機のあとを追って餌をとる姿がよく見掛けられますので、興味のある方は、探鳥(アマサギの)も楽しいでしょうね。※出典:サントリーの愛鳥活動より抜粋

アマサギの雌雄識別は、素人には難しい様です。

 

 


   ※ No trimming撮影に拘ろう。 ※・・・♪ サムテイラー:夜霧よ今夜もありがとう ♪

2020-06-15 | 野鳥
サムテイラー:夜霧よ今夜もありがとう

No trimming撮影に拘ろう。

これまで撮った写真の中で、No trimmingの画像だけをUPして見ました。

写真の被写体については、人それぞれで、風景あり・人あり・鳥あり・花あり・その他諸々ありだと思います。  最近写真撮影をしていて、「何だか違うな~」と思う事がしばしばあります。  フイルム時代と違って、今はデジタル時代で、後から加工が如何様にも出来るから、それにどっぷり浸かってしまっています。  なので、今後は可能な限り「No trimmingに拘った写真を撮ろう。」と思う訳です。  なぜかと言うと、 :トリミングの前後に於いては、画像そのものの持つ意味・雰囲気が、全く違って来るからです。:  撮影の現場で感じたそこを切り取るのが写真です。  当然の事と言えばの、余りにも当然の事なんです。

特に雰囲気を大切にする、風景・モデル(人物)撮影等では、、尚更のことです。  そして、プロでは無いのですから、「写真を楽しもう。」と思います。

コブハクチョウ

約2mの接近撮影ですが、「これ良いな~」位の、計画性のない画像です。

庭に来た「キジバト」が、餌を腹いっぱい食べて、眠たくなり地面で寝そべっているところです。

突然遭遇の雉が足早に藪に逃げ込む直前の画像です。

イソヒヨドリが降り立った所が、直ぐ近くでした。

これらは、ほんの一部の画像ではありますが、ただ写真を撮ると言うだけで、「作者の意図するところが、余り感じられないな~」と、後から気が付く私なのでした。  そこで一言、「しかし、鳥との仲良し度では、格段の接近感あり。」


※ お家で囀る「ヤマガラ」雌雄 ※

2020-06-12 | 野鳥

野鳥や動物の写真に拘る訳
人と動物の共存、動物と動物の共存、例え「弱肉強食」の世界であっても、それは自然の摂理であり、そこには「押し付けの道徳」や「駆け引き」もない、ありのままの美しい世界があるだけである。


ひたすら生きて行くことと子孫繁栄に勤しむ動物達。  美しいとしか言いようがないのである。  全ての生きとし生けるもの幸多かれと祈りつつ。。。
 




お家で囀る、「ヤマガラ」雌・雄
朝一番に窓を開けると、聞き慣れた鳥の囀りが聞こえて来るのである。  家の真上の電信柱の上で、囀るエナガが三羽(♂ ♂ ♀)。  一羽の♀を巡って恋のバトルかと思いきや(囀り合戦)。  よく見ると雌は落ちていた、テッシュペーパーの切れ端(巣材)を咥えている様です。  既にカップル誕生か。

電柱の真下に取り付けた(梅の木に)巣箱に、営巣してくれたらいいな。


    ~ ウグイスの谷渡り ~

2020-06-03 | 野鳥

仲良きことは良いことだ

ゴロニャー~

 



ウグイスの谷渡り

~桑の木に「ウグイス」~ 桑の木と言っても、今時の若者には分からないと思う。  皇太后がご御所内の養蚕所で蚕を飼っていらっしゃいますが、繭を作るために、蚕の成長に欠かせないのが、桑の葉っぱなのです。  昭和も初期頃までは、農家では収入源として盛んに行われていにたのが、養蚕業なのです。(上質の絹が出来る。)   学校帰りに桑畑に入って、唇を紫色にして桑の実をよく食べた遠~い記憶があります。    

 赤とんぼ 

夕焼け小焼けの 赤とんぼ 
負われて 見たのは 
いつの日か 

山の畑の 桑の実を 
    小かごに摘んだは →女の子を想定したのでしょう。
まぼろしか~~~

すっかり横道に逸れましが・・・・・野鳥撮影の中でも、最も難しいのがウグイスです。(少なくとも、私はそう思っています。)  何故、撮るのが難しいのかと言いますと。「声はすれども姿は見えず。」「ウグイスの谷渡り:鶯が谷から谷へ、また、枝から枝へ鳴きながら渡ること。言う言葉がある様に、とにかくちょこちょこと、動き回るからです。   苦労して撮ったのがこれです。          

 

動画たるや最難関でした。   なので、大サービスで、一声だけお聞かせ致します。(笑)


  ※ 『銀竜草』・・・『サンカヨウ』・・・『サンコウチョウ:三光鳥』 ※

2020-06-01 | 野鳥

世にも不思議な花。 その名も『銀竜草』と『サンカヨウ』

『銀竜草』

何時も探鳥に行く、昼なお暗い森の奥深く、「森に目覚める白銀の竜」とも言えるこの花は、 腐葉の土から、白く浮かび上がるように茎を立ち上げ、まるで「森の妖精」の様な佇まいで咲く花なのです。  実は、キノコの仲間で胞子で増えて行くそうです。

~ギンリョウソウ(銀竜草、学名:Monotropastrum humile)は、ツツジ科ギンリョウソウ属の、多年草の腐生植物としては、最も有名なものの一つだそうです。別名をユウレイタケと言うそうな。)

いつも行く森で、気になっていた花? なので記念に写して来ました。 

水に濡れると半透明になる『サンカヨウ』の花

花径2cmほどの白い花を咲かせる。

雨に濡れると、白い花びらが半透明になるという。  その姿はガラス細工か氷細工の様に可憐で、見た目にも涼しげな印象を与えてくれる。  長野県にある「栂池自然公園」」では、自然に咲く『サンカヨウ』の花が見られると言う。

同園の研究員さんによれば「実は、なぜ半透明になるのかは分からない。」のだそうである。   取材スタッフが、試しに霧吹きで一晩中水を吹きかけて見たが、白い花に変化はなかった。   ところがある日、夜中に霧雨が降った後、半透明に変わっていたそうである。  研究員さん曰く「自然界に“白”という色は存在しないそうで、光が乱反射することによって、目の錯覚で白に見えるだけなのである。。。とのことです。   そう考えていくと、水を吸収すると乱反射が抑えられて、半透明に見えるのでは・・・・・(出典:まいどなニュースより)

世にもより「不思議な花」、二題でした。

 




さて今日の野鳥は『サンコウチョウ:三光鳥』です。

暗い森の中なので一部フラッシュ撮影ですが、ご容赦を。

2020・5・30  松江市西川津町 楽山公園

 

 

 

 

幸運にも、またまた出会えました。  アイリングが綺麗な空色で、粋な囀りを聴かせてくれる野鳥です。


   ~田園地帯に「コウノトリ」が飛来しました。~

2020-05-30 | 野鳥

今年初めて蒔いた、ポピーの花がようやく咲き始めました。

 

イングリッシュガーデンの垣根にある蔓バラです。

 



 

コウノトリが、雲南市の野生繁殖地から、当市古江町の田園地帯に、1羽だけでやって来ました。

なぜ雲南市から飛来したかと言うと。。。「足環」の色で見分けられるのです。  2019年6月生まれの雌(♀)でした。  (足環~一羽一羽、個体識別が出来る様に、・青・の、5進法で足環が付けられており、世界のどの国で発見されても、性別・他個体との血縁関係等々が、追跡出来る様になっているのです。)

雲南市の「野生繁殖塔」です。・・・お借りした画像です。)

飛来した「コウノトリ」は、しばらく田んぼで餌を捕食していましたが、餌があまり居なかったのでしょう。   やがて飛び立ち、約500m離れた田んぼに再び舞い降りました。(後は追わず・・・これ、私の「鳥撮り」マナ~です。)

コウノトリの目は、近くに寄って見ると、瞼が赤く、白目が大きく黒目が点で、ちょっと異様な目をしています。  今回、撮って初めて知りました。

素晴らしい嘴をしていますが、大きなウナギやヘビも、飲み込むことが出来るんですよ。

「コウノトリ」の分布域は、東アジアに限られる。   また、総数も推定2,000~3,000羽と少なく、絶滅の危機にある。   日本では、1961年5月25日の、福井県小浜市羽賀で2羽が巣立ち、これが野生絶滅前最後の巣立ちとなった。    この雛も、2羽とも5月17日に死亡が確認された。   絶滅となっている。 

翼開長約2mと、飛翔姿は美しい。

日本では、各地で個体数を回復するため、繁殖見守り・支援が続けられています。 

コウノトリが以前の様に、普通に見られる様に、関係者による様々な努力がなされているのです。


   ~「ミサゴ」・・・魚をゲット~

2020-05-29 | 野鳥

ユーカリ:ハワイ・マウイ島

「レインボーユーカリ」は、南太平洋の島に生育するユーカリ(コアラの食料)の一種です。  西太平洋とフィリピンを原産地とし、製紙用パルプの原料としても栽培されています。    ユーカリの中で唯一北半球に存在するこの木は、カラフルな樹皮に特徴があります。    レインボーユーカリの樹皮は、成長と共に剥がれ落ち、内側の緑色が縞模様のように現れます。この内側の色は、年月を経てオレンジや青、紫、さらには茶色などに変化するそうです。

!!! これ、知っていましたか。??? (出典:Bing日替わり画像ギャラリーより。)

ほんと、レインボーカラーですね。

 



 

「ミサゴ:別名 ウオタカ」・・・魚をゲット。

宍道湖の上空を低空飛行していた「ミサゴ:魚鷹」。   浅い湖なので、波静かな日には、魚影を簡単に見分けられるのでしょうか。   急降下して足から先に着水します。   魚をゲットすると急上昇し、あっと言う間に飛び去りました。(ミサゴの足の爪は、猛禽類の中では唯一、釣り針の様に逆さ(ケン)があり、魚を掴んだら落すことは絶対にありません。)    「ミサゴ」の棲息数は、近年減少気味の様です。  そっと静かに見守ってやりたいものです。

 

宍道湖周辺で、ミサゴの生息地を、私は2個所知っていますが。。。絶対に教えません。(笑)

 

 

 

「棘」・・・これも、神が創り賜うた、もの一つではないでしょうか。