タカちゃんの絵日記

何気ない日々の感動を、スケッチと好きな音楽と、そして野鳥写真を。。。

映画「誰がために鐘は鳴る」  ~アーネスト・ヘミングウェイ~

2012-12-31 | その他

スペイン内乱を題材にしたアーネスト・ヘミングウェイのベストセラー小説を戦場にロマンス

絡めて描いた名作映画です。

(あらすじ) 

1 937年、内戦のスペイン、アメリカの大学教師ロバート(ゲーリー・クーパー)は、「正義と

由」のために、自ら人民戦線派(国際義勇軍)に身を投じ、右翼のフランコ軍に対するゲリラ活

を行なっていた。

そんな彼に与えられた新任務は、敵の重要な輸送路を遮断するために、山岳地帯の峡谷に

かる鉄橋の爆破で、3日間の期限付きの厳しい指令であった。

ロバートは、スペインのゲリラ部隊(ジプシー)に協力を要請し、そのリーダー・パブロの協力を

取り付けて合流する。

そんな中、両親を殺されてゲリラ部隊に加わっていた、スペイン娘マリア(イングリッド・バーグ

マン)は、ロバートを一眼みて恋に落ちて行く・・・・そして、ついに指令実行の朝が来る・・・敵

と激しい銃撃戦を交える中で、敵の布陣の変更を知ったロバートは、司令部に作戦の中止を

要請するが、既に動き出した作戦は止める事が出来ない・・・やむなく鉄橋にダイナマイトを仕

掛け、敵戦車が鉄橋を通過する直前に爆破した。

任務を終了し、敵の追撃をかわして逃走しようとした時、敵の一弾がロバートの足を打ち砕い

た。

死を悟った彼は、泣き叫ぶマリアを一行とともに落ち延びさせるため、自らを犠牲に、ひとり軍

を引き付けて、機銃の引金を引き続ける。(ラスト)

この映画、ヘミングウェイ自身がゲーリー・クーパーとイングリッド・バーグマンを指名しただけ

に、心に深い傷を持つ清純な娘、マリア役のイングリッド・バーグマンの演技は、はまり役とも

言える様な見事な演技である。

また、ロバートにとって「正義と自由・思想」の為の戦いとは言え・・・人間同士が殺し合う戦争

とは、「一体、何のための戦いなのか?」を・・・・考えさせる映画でもある。

~拙い当ブログに、この1年間ご訪問頂きありがとうございました~

~どうか皆様良き新年をお 迎え下さいます様に


映画「カサブランカ」  ~イングリッド・バーグマン~

2012-12-29 | その他

思い立ってレンタルして来たビデオ、早速再生すると以前に観た「カサブランカ」、ついつい

手に取ってしまった様で、再々度のレンタルでした。

名作映画「カサブランカ」は、第二次世界大戦に米国が参戦した1942年、マイケル・カーティ

監督製作による米国映画です。

既に観た映画ですが、見始めると段々と引き込まれ、結局、見入ってしまいます。

好きな女優・イングリッド・バーグマンと、ハンフリー・ボガート主演で、映画史に燦然と輝く不

朽の名作ですが、英映画「第三の男」とほぼ同年代に製作された、共に戦時下の混乱の中で

の男女の愛や友情を描いたストーリとなっています。

 

物 語)                                                         ~1940年のカサブランカ(モロッコ最大の都市)は、フランス領で占領軍のドイツが支配し、

全体に暗い影を落としていました。 

アメリカへの亡命を求める、多くのヨーロッパ人が逃げ伸びてきていて、そこでカフェを経営

するリック(ハンフリー・ボガート)は何やら暗い過去を持った影のボス。

一方、レジスタンス運動を指導するラズロも旅券を手に入れるために、妻のイルザ(イング

リッド・バーグマン)を伴って店を訪れた。

しかしイルザとリックは、かつてパリでふとした行き違いから別れた元恋人同士。

戦時下、時代の波に翻弄される男女の愛、思想、友情が描かれています。

ボガートの「君と幸せだった、あのパリの思い出があるさ! 昨夜甦った!君の瞳に乾杯!

きれいな友情が芽生えそうだ」等、キザな台詞とバーグマンの「魅惑の瞳」、そして回想

シーンに挿入曲♪「時の過ぎゆくまま」が流れ、観るものを40年代のモロッコに、タイムスリップ

させて行きます。~

この映画も、「第三の男」と同様に、登場人物や戦時下のの部分が、モノクロ画面で効

的に演出されています。

後にアメリカ映画史上第2位の人気を博したこの映画、今も語り継がれる必見の名す!

今回、バーグマンの「誰がために鐘は鳴る」もレンタルしてきました。 

                ~今日も良い一日を~  


侘助や 障子の内の 話し声。  (高浜虚子)

2012-12-27 | 植物

 道端に咲いている白い「侘助椿」の一枝を頂いて帰り、早速、床の間に差

して、朝のひと時を家内と供に抹茶を一服。

侘助の微かな香りと茶菓子の甘さが心を癒し、静かな静かな時間が流れて

ゆきます。

こんな贅沢が有るでしょうか。

現職の頃の煩雑な日々の中では、何でもないこんなささやかな幸せを感じた

事はついぞ無かった気がします。

こうして見ると、人皆避けて通ることのできない「老い」の心境も、まんざら捨

てたものではない様に思えて来る。

自分を取り巻く「森羅万象」を深く噛みしめ、「今この時」を生かされていること

を感じる事が出来るから。

(「侘助椿」の由来)

泉州堺の茶人・法名吸松斎宗全(還俗:侘助)が、この花をとても愛したことか

ら、頃なく「侘助」と言う名で呼ばれる様になったとの説。(諸説ある中で)

        ~今日も良い一日であります様に~

 

 

 

 

 

 

 


赤い実が 幸せ運ぶ 雪の朝。

2012-12-26 | 植物
 
幸せの、光を追って、福寿草。
鉢植えの福寿草の花が咲き始めました。 窓際で、時々雲間から顔を出す陽を追って、真っ黄色いお陽様の様な花が咲いています。 「幸せを招く」この花は、未曾有の大地震で被災され...
 

朝起きて窓を開けると、外は薄らと雪化粧、前庭の千両(草珊瑚:クササンゴ)

(薮橘:ヤブタチバナ)の赤い実が、紅白の綺麗なコントラストを描いてい

ます。

いずれもお正月の縁起物として、年の瀬には里山から採って来た、ウラジロの

と共に飾り餅・しめ縄等に添えて使うのが我が家の恒例となっていす

これとは別に、家の南側には十両(薮柑子:ヤブコウジ)の実も赤い実を付けて

います。

種類としては、百両(唐橘:カラタチバナ)一両(蟻通:アリドオシ)の木もある様

ですが、これは持っていません。

古くから縁起物の言い回しとして「千両、万両、有り通し」とか言う様ですが、我

が家は、生憎と「一両」を持ち合わせていないばかりに、お金にはどうやらずー

っと縁がなさそうです。

昨年は、福寿草の花の絵を東日本震災被害者の方達の為にと、ブログにUPし

ていおりますが、今年十両の花言葉「明日の幸福」を捧げたいと思います。

お金は待ったなしに必要とする、こんな所にこそ使って貰いたいものです。

                                         ~千両・万両の実~

           ~今日も良い一日であります様に~

 



 


今年も正月魚の釣り納めだ~

2012-12-23 | その他
 
寒風と、荒波受けて、海苔を摘み。
 若い頃、隠岐の島に住んでいた事があり、地元の漁師さんに連れられて、海苔摘みに何回か行ったことがありますま。 早朝、サイレンの合図と共に、港から何十艘もの小舟が、競って沖の...
 

もう少し若い頃なら師走のこの時期、「正月魚を釣って来るから!」と、釣り納めも兼ねて

メジナ狙いに出掛けたものだ。

今日は、時折雪のちらつく寒い日、空模様を見ながら防波堤の五目釣りにでもと思い出掛

けて見ました。

しかし、それにしても寒いこと寒いこと・・・たまに釣れるのは、ベラにカサゴにメジナの当年

子ばかり、それでも夫婦二人の夕飯のおかずは確保できたので、早々に切り上げて来た。

(無理は、絶対に禁物!)

今日の釣果のこの「ベラ」、見た目にはレインボーカラーの毒々しい色、一見食べるにはちょ

っと不味そうな感じだが、これがどっこい大変美味、塩焼き・南蛮・煮魚何でもござれだ。

正月魚は無理だったが、この寒さの中で、今年も岩場に立てたこの気力に乾杯だ!

                                                       ❤夕食ののおかず

 


♪あの娘と別れた 哀しさに~ 山のカケスも 啼いていた~ (別れの一本杉)

2012-12-21 | その他

今日は天気も良いことから、何時より時間を早目て散歩の出掛け、途中、急に思い付いて真

山城跡に向かうコースに切り変えました。

幅1・5メートル程の比較的整備された登山道、しかし結構坂が急な箇所もあって、喘ぎ喘ぎ

ゆっくりとおよそ1時間ほど掛けて、登り切りました。(愛犬チワワ嬢を抱いての、負荷登山の

ため、時間が掛かってしまいました)

登山口で冷たく感じた風も、序々に身体が温まるにつれて心地よく、山頂の尼子勝久公之碑

のある城跡(真山城)での、涼風(?)を受けての眺望はこれまた素晴らしく、時の経つのもし

ばし忘れて眺めていると、近くの林で甲高い声で鳥の啼く声がしています。

樹間を良く透かして見ると、何んと「カケス」が数羽、赤い山柿の枝にとまっておりました。

子供の頃よく里山で見掛けた、美しい羽を持つ「カケス」、かれこれ50数年振りの再会でした。

ところで、この「真山」標高は250M余りの低山ですが、その昔、中国地方の覇権を懸けて、

毛利の軍勢と尼子軍が戦った、古戦場跡であることからも乱開発もなく、今も野鳥の楽園と

なっていて、様々な鳥の啼き声が聞かれました。

帰路、五合目下の道脇にある、「相木盛之助 更科姫」の墓石(真山城とどう関連があるの

か?)に手を合わせ、家路に就いた。

~追記~

※ 図鑑によれば、「カケス」は猛禽類を始めとする、鳥の啼き真似が得意とか・・・そう言え

 ば私が山頂で聞いた甲高い啼き声は、昔聞いたカケス本来の啼き声ではなかったような!

※ また、墓石に刻銘されていた「相木盛之助 更科姫」については、尼子の勇士・山中鹿

 介の両親を指すとか・・・古い書物の中に、鹿介の両親を「信州・相木守之介 更科姫」と

 記されている事から。

              ~今日も良い一日を~

 

 

 

 

 


去年の今頃は・・・大掃除

2012-12-20 | 植物

 

                        (2011・12・18の日記)

日は、この一年間に溜まったゴミの大掃除にボチボチ取り掛かろうかと、

まずガラクタの仕分け作業に着手、しかし運悪く最初に家族アルバムや孫

のオモチャの入った段ボール箱に手を付けてしまいました。 

前にも同じような事があった記憶?があります。

最初におもちゃで手が止まり、アルバムを一、二枚めくって完全に作業が

中断し、頓挫してしまったからです。

どこの家庭も、写真やオモチャには、一つ一つ「あの頃は」の、思い出が

詰まっているものです。

 子供達の、あどけない一枚の写真が瞬時に時空を超えて、「あの頃若か

った!」子育てを巡って妻や祖母達に「お父さんは子供にほんとに甘いん

だから・・・過保護だわ。」等と、随分非難された事もありましたっけ。

私もまだ二十代前半「子供は、愛情をたっぷりと注いで育てれば、大きな

間違いはない。 良い子に育つものだ。 人として絶対にしてはいけない

事をした時は、厳しく叱るから大丈夫だ。」等と、気負っていた事を、写

真を見るにつけ、懐かしく思い出しました。

結局、午前中の仕分け作業の予定は、大幅に遅れてしまいましたが「まっ、

いいか。 まだ時間はあるし・・・」と、あっさり先送りとなりました。

何故でしょうかね。 

毎年のことなのに、年賀状書き、障子の張り替え、大掃除、いつも年末ギ

リギリにならないとできません

 

今日は朝からいい天気、窓辺で日向ぼっこ・・・・気持いい~


12月19日(水)のつぶやき

2012-12-20 | 植物

南天の 紅さ際立つ 白き朝。

2012-12-19 | その他

今朝は寒さが一段と厳しな~と思いつつ、窓を開ければ外は雪、庭の南天

の実も雪を被っています。

昨年のブログでは、1日(早く)違いで「本格的な冬の到来」として、キンカン

の実が雪を被った絵をUPしていました。

それにしても寒くなりました。

「サンデー毎日」ライフスタイルになって、もう随分になり、朝も「気が向けば

起き」なんて事も自由な訳ですが、人間寒くなると動きが鈍ってしまいがち

これではいけないと、我が家では「動けば寒くない!」を合言葉に、掃除、洗

濯、ゴミ出し等々・・・出来る限り朝から身体を動かす様にしています。

しかし、それにしても寒い!

             ~今日も良い一日を~

朝食後のミカちゃん「また眠くなって来た・・・」

夕食後のミカちゃん「炬燵の中は暑いから、こうしてうたた寝するんだよzzz」