タカちゃんの絵日記

何気ない日々の感動を、スケッチと好きな音楽と、そして野鳥写真を。。。

  ※今年最後の「鳥撮り」は、水鳥三昧となりました。※

2019-12-28 | その他

いよいよ年の瀬もMAXとなりました。   何やらここに来て忙しくなり、我が家はざわついております。  なので本年最後の投稿としたいと思います。   本年中、拙い当ブログにお立ち寄り頂き、またコメントまで下さった、皆々様にはお礼を申し上げます。   ありがとうございました。  また来る年に、新しい気持ちで、お目にかかれることを楽しみに致しております。  

本年最後の締めは、「水鳥三昧」と言うところです。  水都「松江」は、この時期どこに行っても、必ず見られるのが水鳥の姿なのです。  なので。。。締めに登場して頂きました。

小川に居た☟水鳥です。

果たして皆様方は、この中で何種の水鳥の、名が分かるのでしょうか?

宍道湖☟の水鳥です。

 

松江城内堀☟の水鳥です。




 

 

 

 

田園地帯で泥土深く嘴を差し込み、顔を汚してまで餌を啄む、最大級の水鳥「コハクチョウ」の珍しいショットをゲットしました。

 

泥土から顔を持ち上げると、あの子もこの子も、顔が台無しです。

これは、明らかに稲穂や藻等の、従来からコハクチョウの食性説の主流である、植物性食のを覆す、泥土の奥深く棲む小さな動物を食べているのでは

そこで、良く調べて見ますと、島根県の『水鳥の保護対策調査書』~コハクチョウの食性について~なる、研究論文の中に・・・島根県に渡来する白鳥は、藻等の植物性食がほとんどであっるが、藻類の生育の観られない水域や田んぼに於いては、時には顔を汚しながらも、海底や泥土に深く嘴を差し込んで、ゴカイ・ヨコエビ等の動物性食を持つことが判明。。。となっている。

正に、この3枚のショットは、今年最後の貴重な記録となりました。 

ではでは、善いお年を !


  ※真っ青な空に、「ミサゴ」飛翔は、美しい※

2019-12-27 | その他
ミサゴ(魚鷹)の飛翔は美しい。
大きな池の上を繰り返し、旋回しながら魚を狙っている様です。   それにしても、真っ青な空に舞う「ミサゴ」の飛翔は ほんとうに 美しい。   なので。。。先ずは写真に残して置きたいと思いますま。   この後、急降下してターゲットの魚を、確保する瞬間が撮りたかったのですが、やがて、何処かへ飛び去って行きました。   残念!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
いつもミサゴの居る池の近くの芝生には、「ハマシギ」がいます。   何かの植物の種のでも落ちているのでしょうか???     サンバ(尻振りダンス)を踊りながら、忙し気に食べています。    ミサゴの飛翔に比べて・・・ハマシギのサンバは、あまりにも こ・っ・け・い です。   
 
 
 
 
 
 
サンバを御覧あれ!

~キジバトの日向ぼっこと、ハシブトカラスの食事~

2019-12-26 | その他

雨の後曇り、曇り後晴れ

昨日は定期検診の帰りに、市役所の東にあるS神社に立ち寄って見ました。  この神社は樹々が生い茂っている為なのか、何時来ても必ず何らかの野鳥に出会えるのです。  鳥居をくぐって境内に入ると、早速キジバトのつがいがいました。  地面に降りて仲良く日向ぼっこをしているキジバトを見るのは、初めての事です。  微笑ましいこのショットに、思わず右手の人差し指が反応しました。  これは、卵を温めているのではなく単なる;日向ぼっこ;です。  人懐こい鳥なので近くに寄っても逃げません。

 

 

さて、この神社にも柿の木が1本あります。  鳥居の上では一羽のカラスが足元にある、柿の実を夢中で食べています。  木に留まって食べるのではなく、一旦、鳥居の上に運んで来て食べるのですから。。。他の野鳥に比べて、頭がいいこと間違いなしです。

このカラスは、頭の形・嘴・鳴き声・食べ物を高く安全な場所に運んでから食べることが多い・等々から「ハシブトカラス」だと思うのですが、識別はほんとに難しい。

 

柿の実も残り少なくなっています。  あの子もこの子も、柿の実は大好きの様です。


  ~キンクロハジロの不思議な行動~

2019-12-25 | その他

キンクロハジロの水浴び?? 

昨年も、キンクロハジロ雌の不思議な行動を確認しましたが、今回のこれも珍しい行動でした。   ヘソ天にして浮かびながら(ラッコの様に)、足を使って羽繕いあるいは、ただ単に遊びをしている様にも見えます。   但し、この行動が何を意味するのかは。。。人間の私には分かりません。

 

 

 

 

 

 

昨年は、キンクロハジロの雌の、こんな不思議な行動もありました。  雌だけがたくさん一箇所に集まって、一斉に 潜り、また浮き上がって来ると言う、行動を10数回も繰り返したのでした。

周りには雄も少数いますが、雌の行動に加わることは有りませんでした。(時期的には北帰行の少し前だった様に思います。) 

次々と ☟ 潜り始めました。

 

これは、一体何を意味する行動なのでしょうか。 

 

但し、相互に共通意思が有ることは、間違いないと思います。  思うに、北帰行を前に共同行動をとる為の意思共有の練習だったのかもしれません。

 


  ※ナンキンハゼの実に群がる「アトリ」※

2019-12-24 | その他

「アトリ」がナンキンハゼの実に群がっています。 

「アトリ」は、時と所によっては、数百・数千、数万羽の群で見られることがある様ですが、この日は松江市民の憩いの広場「末次公園」において、約100羽が白いナンキンハゼの実を、食べにやってきていました。   全長16cm。   濃紺と褐色、白色の模様をしたとても綺麗な小鳥です。  「花鶏」と書いて「アトリ」と読ませます。  

尾羽の先は魚の尾のような形に見えます。   飛翔しながら「キョッ キョッ キョッ キョッ」と鳴いているのをよく聞きます。   さえずりは「ビーイン」と、ゆるく震える声で鳴きます。   ヨーロッパ・アジア大陸の北部の森林地帯で繁殖し、冬期は南へ渡ります。   日本では冬鳥として、全国各地で見ることができます。   森林や農耕地で見られることが多いのですが、森林では木の芽や、春には桜花も食べ、農耕地では草の種を食べています。    栃木県では、過去10万羽とも20万羽ともいわれたアトリの大群が飛来した記録があるそうです。    白いナンキンハゼアトリの実に、100羽の群が止まった姿は、まるで枯れ木に花が咲いた様でした。

 

 

 

 

 

  

 

 

 


   ~熟柿ある所必ず野鳥在り・・・エナガ~

2019-12-22 | その他

 エナガ(スズメ目エナガ科)

ぬいぐるみのように可愛いエナガ。   「エナガ」の語源は、エナガの姿形を柄杓(ひしゃく)に見立て、長い尾は、柄にたとえたものである。   留鳥として九州以北に4亜種が分布し、平地から山地の林に棲息する。   冬季には、シジュウカラ類と混群を形成し、都市公園の林等でも見られる。   北海道にのみ生息する亜種シマエナガは「雪の天使」等と呼ばれる。   頭部が真っ白で、綿帽子を被ったぬいぐるみのようで可愛い。(野鳥の中の、可愛さNO1である。) 

家を出て約100m走ったところで、エナガの群れが柿の実を啄んでいたので、ソッコー。。。カメラを取に帰って、撮った、のがこの写真。

 

 

 

 

 

 

 

この時期、熟柿あるところに必ず野鳥在り。  学びました。

 


  ※五月雨(さみだれ)に 鳰の浮巣を 見に行かむ(貞享4年 吟)※

2019-12-21 | その他

 カイツブリ(冬羽) 

 

 

全長26cm。  夏羽では首は赤茶色、冬羽では黄茶色です。  足には各指にみずかきがあり、潜水は大得意で、足だけで泳ぎます。  小魚、ザリガニ、エビ類、大きな水生昆虫などを食べています。  日本では全国に分布しています。  
水ぬるむ春(夏羽)、池や沼や湖で、そこに浮いていたかと思うとアッという間にもぐってしまい、随分離れた所でポッカリ浮かび上がる、潜水の名手です。  超敏感な鳥で、遠くの方に人影を見ても、素早く潜って避難します。  時には浮き巣を危険回避のため、捨てることさえあります。(春に経験済み)  カモなどと一緒にいると、カモの子供に見られてしまうことがありますが、親鳥です。  水草を積み重ねて水面に浮巣をつくり、夏のはじめ、綿毛のようなかわいいヒナを連れて泳いでいます。(春には、背中に雛をおんぶしているところを、見掛けます。~とても愛情深い鳥です。) 

出典:「サントリー愛鳥活動」より

※五月雨(さみだれ)に 鳰の浮巣を 見に行かむ(貞享4年 吟)※

と詠まれている様に、古より「鳰の海」とは、琵琶湖をさす言葉であった様です。 ↑↓ 3枚の写真は夏羽カイツブリで、初夏に「野鳥の宝庫・楽山公園天神池」で撮ったものです。

   


   ~ハイタカのターゲットはカワラヒワ~

2019-12-20 | その他

ハイタカ 

長い脚で薮に潜った小鳥を捕まえる

全長31cm(オス)、39cm(メス)    オオタカより小型ですが、体型はよく似ています。    オスは翼の上面・尾は青味のかかった灰黒色。    メスは上面全体が褐色がかった灰黒色。翼は短めで、丸味もあります。    尾は長め。   「キッ キッ キッ・・・」とよく通る声を出します。   日本では、北海道と本州の山地の林で繁殖し、秋冬には低山地、平地の林でも見られます。   餌の多くは小鳥類で、生垣や薮に逃げ込んだ小鳥を、長い足を伸ばして捕らえる姿をよく見ることができます。   羽ばたいては滑空、羽ばたいては滑空を繰り返して飛行します。    タカの仲間はオスよりメスの体が大きいのが普通です。    抱卵は殆ど、また育雛初期の巣にいるのは殆どメスですから、巣を守るのは力が強い方がよいとか、雛に与える餌をオスから取上げるのに都合が良いとか、オス・メスで大きさの異なる餌を捕らえることで、その近辺からある種類ばかりを減らしてしまうことのないような配慮であろうとか、言われています。 (出典:「サントリー愛鳥活動」より)

 

ハイタカの降り立った電柱の、同じ配電線にはたくさんのカワラヒワ が留まっています。  時折、真下の田んぼの稲穂に降りて、餌を啄んだりしています。   「ハイタカ」のターゲットにならなければいいがと。。。心配しましたが、カメラを構える私を見てどこかへ飛んで行きました。

 

 直ぐ近くの電線には、鳶も一羽留まっていました。   じーっと下を見ています。 

 

「弱肉強食の世界」とは言え、残虐なショットは撮れませんので、一安心と言うところです。


   ♪ 岬めぐり:倍賞千恵子 ♪

2019-12-19 | 邦楽


岬めぐり:倍賞千恵子

心が落ち込み、折れそうになった時に、それを乗り越えるために先ずやって見る事。(権威ある精神科医の見解)  ※先ず一日の終わり、即ち就寝前に   ※今日一日の中で、良かった事うを3つ書き出して見ること。  辛い事ばかりで良かったことが一つも無かったと、思う日でも必ず何か良い事が有った筈です。   例えば、「親友が訪ねて来た。」とか、「いい音楽が聴けた。」とか「庭の花が綺麗に花開いた。」とか。。。些細な事でも良いのです。   良ったことを考えましょう。   必ず乗り越えられると思います。   誰にも「心が落ち込み、折れそうになる」ことは、あるのです。

  ~人里に居る雀が、高地や森林部に見られないのは何故???~

2019-12-19 | その他

雀・スズメ

愛嬌があって可愛い雀。   外出すれば必ずどこかで見掛けられるのが「雀」です。  人里離れた山奥でスズメを見掛けたことは、まずありません。   もしあったとしても、その近くには必ずといって良いほど集落がある筈です。   だから私は「家 雀」と呼んでいます。  かつて人が住んでいても、人が集落を離れて「限界集落」となると、自然とそこからスズメもいなくなってしまうのです。(スズメは、それだけ身近な野鳥なんです。。。着かず離れずの関係なのだと、思うのです。)

この様な現象について考えて見ました。  結論から言うならば、   

①スズメの食べ物との関係があると思うのです。~~田んぼの畦に生えている植物や、その周りにいる昆虫を食べるスズメは、草深い森林よりも、人の近くにいた方が便利だからでだはないしょうか。   

②天敵から身を守る手段として、人の周りにいるのではないでしょうか。~~天敵の「カラス」ですが、スズメの卵や雛は元より、時には成鳥まで食べることがあります。   そんなカラスから身を守るには、カラスを追い立てる人間のそばにいるのが一番安全です。

だから、「スズメ」は人の傍にいるのではないでしょうか。(そう思って見ると、改めて雀の可愛さが伝わって来ると思いませんか。)   

 

 

「家 雀」と呼んでいる言いましたが、実際には別の種として「イエスズメ」☟ と言う、スズメが居ます。(ただ離島部で、稀に見られる為私は見たことが有りません。)

イエスズメ雌

※WIKIより、お借りして来ました。※

今年は「スズメ」や「カラス」数が格段に増えている様に思います。