「毎朝の様にカワセミが木に留まっている場所がある。」と言う情報に基づき、朝早く家を出てその情報の場所、「秋鹿道の駅」の横に流れる小川に出掛けて見ました。 上流の方から探しながら下って来ましましたが、残念ながらこの日は「カワセミ」を見付けることは出来ませんでした。 ただ、河口付近まで下った時のことです。 ウグイスが綺麗な声で囀っているところに出会えました。 ウグイスの囀りはよく聞きますが未だかつて、「ホーホケキョ、ホーホケキキョ、ケキョケキョケキョ♪」と言う、声は聴けども囀る雄の姿を見たことは一度もありません。 そこで声を頼りに小川の向こう岸の藪の中に目を凝らして探していると、囀りながら枝から枝へと移動するウグイスを見付けることに成功しました。 囀るのは縄張り内を見張っている雄で、この囀りは他の鳥に対する縄張り宣言であるもと共に、雌に対して縄張り内に「危険なし」と知らせる合図でもある様です。 ウグイスが平地に於いて鳴き始める季節が早春であることから、「春告鳥」の別名を持ち、日本「三大鳴鳥」の一つです。 2月初旬頃からさえずり始め、 8月下旬頃までがよく聞かれます。 今回、狙いの「カワセミ」には出会えなかったものの、囀るウグイスの姿を捉えられたのは、大きな収穫でした。
この鳥は、以前に自宅の梅の木にメジロと一緒に来ていたウグイス☟の雌です。(私が「ムシクイ」と間違えていた鳥です。)
私の住む団地の裏山の林道では、今がウグイスの囀りの最盛期です。 と言うことは、今繁殖期を迎えているという事にもなります。