タカちゃんの絵日記

何気ない日々の感動を、スケッチと好きな音楽と、そして野鳥写真を。。。

「むかしむかし おじいさんとおばあさんが 住んでおりました・・・」

2013-10-31 | その他

おばあちゃんが可愛い孫を膝に抱き、裸電球(電燈)の下で炬燵にあたって、秋の夜長を柿を

食べながら「むかしむかしあるところに、おじいさんとおばあさんがおりました・・・」「それでおじ

いさんはどうしたの・・・」こんな微笑ましいシーンが、映画ではなくどこにでも見られたのは、

から、ほんの40~50年も前の昭和中頃までの話。

大家族の生活の拠点である各家々に、親子、祖父母との日常的な会話がたくさんありました。 

よく「じいちゃんばあちゃん子は、やさしい子に育つ・・・」などと言われたものですが、考えてみ

ればそれもそのはずです。

子供達はこんなに小さい時から、ごく普段に「良いこと、悪いこと」をはじめいろ、いろな知恵を

教えられ吸収して育って行くのですから・・・心やさしく人を思いやることのできる大人になって

いくのは当たり前のこと。(文明の発展は間違いなく良いことに決まっているのだが、その代償

として、心をどこかに置き忘れて来た、大人達が多くなってきつつある様な気がしてならない。)

これは懐かしくも「善き昭和時代」の一コマを、そんなことを思い起しながらイメージして描いて

みました。

              ~今日も良い一日でありますように~

 

 


藪を行き つるに下がりし あけびの実

2013-10-30 | 植物

今日も天気が良く、愛犬と秋の山道を歩いて見た。

さすがに柴栗の時期は既に過ぎ、畑の脇や山の斜面の柿の大木には

オレンジ色の実が木全体を覆うようにたわわに生っている。

ことしも柿の当たり年なのだろう。

都会の人は、高いお金を払って買って食べるというのに、「も・っ・た・い

・な・い」こと、田舎では、たくさんの実をとり残したままで冬を迎える家が

多い。

しかし、取り残しの柿の実は、うまくできているもので、雪降る頃になると

山の奥から鳥やタヌキ達が、豊作をよく知っていて食べに降りてくる。

藪の下を歩いて行くと、代表的な山の秋の味覚の一つアケビが、口を開

け完熟状態で幾つも頭上にぶら下がっている。

童心に立ち返って、危険な(?)斜面をよじ登って捥ぎ取って食べ歩き。

種は多いが乳白色の甘い果肉の感触が、何とも言えず懐かしい。

        ~今日も良い一日でありますように~


     ♡♡情熱の花ブーゲンビリア♡♡

2013-10-29 | 植物

妻が庭で鉢植えにし大切に育てている、情熱の花「ブーゲンビリア」が咲き始めました。

ハイビスカスと共に熱帯の花で、沖縄や外国(中南米原産)では大樹になって、情熱的

な赤やピンクの華麗な花で覆われた絵を良く見ますが、当地では暑い夏を避けて10~

11月頃からつつましやかに咲くことが多いようです。

我が家も昨年は冬場に咲いたため、心なしか花の色も鮮やかさに欠け、寂しそうでした

が今年は陽射し(残暑?)の下で、誇らしげに花言葉の「情熱・魅力・魅惑的」を主張して

いるようです。

                 ~今日も良い一日を~

~色鮮やと言えば、飼育中の出雲ナンキンも、随分色が濃くなってきました~

 


柔らかな 午後の陽ざしに 帆柱が

2013-10-28 | 風景

今日はG1「天皇賞(秋)」が開催される日で、お天気も良く大根島に渡り散策した後、

久し振りに少し足を延ばして、ウィンズ米子(JRA)に立ち寄り、少しだけ遊んで見ま

した。

以前は、欲張って多くのレースを狙って、結局トータルマイナスと云う結果・・・最近で

は1点集中主義で臨んでいます。

今年の上位人気馬の、ジぇンティルドンナ・エイシンフラッシュ・ジャスタウェーに期待

して、3レンタン27点勝負。(結果オーライでした。)

馬券購入が済むと結果は待たずに、近くの漁港に行ってみました。

「崎津港」という小さな港ですが、中海、外海で漁をする漁船の拠点港のようですが、

ヨットもたくさん係留されており、静かな午後の柔らかな陽射しを受けて、水面にヨット

の帆柱が映り込み、とてもいい景色だったので描いてみました

           ~良い一日を~

 


スター・シリーズ  ~高倉健:文化勲章受章決定~

2013-10-27 | その他

              ~名優・「高倉健」文化勲章受章が決定~

健さんファンとして、まずは「おめでとう。」と言いたい。

高倉健は、我ら(団塊)が青春のシンボルで、任侠映画で一世を風靡し、82歳の今も映画一

筋に多くの名作に主演し続けている。

 06年には文化功労者賞に輝き、今回の文化勲章受章は映画俳優としては、4人目の受章

者と云う快挙である

高倉健は、今回の<受章コメント>の中で、

『俳優という仕事は大学卒業後、生きるために出会った仕事だが、俳優養成所では落ちこぼ

でした。・・・何事も「辛抱ばい」と云う母の言葉を胸に、内外の監督さんや多くの人と出

い、役から人の生きざま、社会、そして世界を見ました。・・・映画は国境や言葉を越えて「生

きる悲み」を、希望や勇気に変える力を秘めていることを知りました。・・・これからも、この国

に生まれてきて良かったと、思える人物像を演じられるよう、人生を愛する心、感動する心を養

いたいと思います。』と、お礼の言葉を述べている。

映画での役柄同様、冒頓で生真面目、誠実な高倉健の人柄がにじみ出た言葉ではないか。

             ~今日も良い一日でありますように~

 

 


スター・シリーズ  ~女優:歌手・山口百恵~

2013-10-26 | その他

              ~女優・歌手:山口百恵~

結婚と同時に「わがままな生き方を選びました・・・全面的に引退させて

いただきます。」と、銀幕からもステージからも完全に消えて行った、こ

れぞスター中のスター山口百恵。

引退時には、歌手としても女優としても絶頂期であり、幅広い層から愛

され惜しまれた

 今や伝説の女優:原節子とおなじく、引き際がとても潔く、絶頂期の余

韻を残したまま退した女優(歌手)であった

1980年の日本武道館での、ファイナルコンサートでは歌い終わったあ

と、ステージの中央にマイクを置き、静かに去っていった姿が、とても印

象に残っている。

その後は、引退宣言通り家庭を守り、芸能界とは一貫して一定の距離

を置いているが、映画「伊豆の踊り子」「潮騒」「古都」や、「秋桜」「いい

日旅立ち」「プレイバック」など、今でも多くの歌が歌われている。

             ~今日も良い一日を~

 

 


10月25日(金)のつぶやき

2013-10-26 | 植物

北風が 梢をわたる 築地松  (斐川平野)

2013-10-25 | 風景

この時期の斐川平野(出雲市)は、日本海から吹き抜けてくる北西の風から、家を守る屏風

の様な築地松が、赤い夕日に黒々とシルエットとなって浮かび上がっています。

この平野には、季節、季節に様々な色鮮やかなチューリップ、太陽のようなヒマワリ、黄金色

に輝く麦の穂、そして蝶の飛び交う菜の花などが咲き乱れ、一年中人々をを楽しませてくれ

ています。

この地を散策する度に私が思うのは・・・・・築地松囲いの中に、ご先祖様の墓所があること

です。(普通?少し離れた場所に在る場合が多い・・・)

朝な夕なに御先祖に話し掛けることができる、きっとこの地は土地や親族との絆がとても強

い土地柄なのだろうな~と、思ったりする訳です。

何はともあれ今年も、もうすぐ築地松に北風が「ヒュー・・・ヒュー」と吹きぬける季節がやって

来るようです。

           ~今日も元気で行きましょう~


シリーズ

2013-10-24 | その他

~女優:岩下志麻~

日本古来の着物(和服)が良く似合う女優さんである。

若い人(比較的?)には、映画「極道の妻」シリーズでの、ヤクザ社会の姉御の

強烈な印象の女優さんだろう。

先日、何気なくテレビのチャンネルをいじっていると、岩下志麻主演の『はなれ

瞽女おりん』を放映中で、懐かしい映画だな~と思いつつ最後まで見入ってしま

った。

この映画、水上勉原作の小説をもとに、昭和52年に篠田正浩監督(夫)のメガ

ホンによって撮られた映画である。

北陸の美しい四季の景色を背景に、

~盲目の旅芸人「おりん」は一人の男と関をもったことから、はなれ瞽女とな

り、脱走中(兵隊)の男と旅をする・・・・・~

放映後のインタビューで、岩下志麻は「この映画を撮影中はほとんど目をつぶ

ったままの時間を過ごしたため、相手役の原田芳雄さんの顔もろくに見なかっ

た・・・撮影前に現役の瞽女さんとお会いし、盲目ということはこういう事なのだ

と痛感する出来事がありました・・・ 」等と役作りの苦労を回顧していた

やはり今や大女優と言われるだけあって、この映画で見せる演技には凄まじさ

さえ感じさせられるところがあった。

 彼女はこの映画で、日本アカデミー賞:最優秀主演女優賞を獲得している。

        ~今日も良い一日でありますように~