タカちゃんの絵日記

何気ない日々の感動を、スケッチと好きな音楽と、そして野鳥写真を。。。

バーチャル紅葉狩り

2014-11-29 | 風景

 

                   ブログ「穏やかぁな 気まま時間に・・・」拝借

「ヒトノ ゴボウデ ホウジスル」という言葉がありますが、今日は人のブログ

で、紅葉狩りをして来ました。

京都の紅葉は日本一と言いますが、確かに嵐山の桂川に架かる「渡月橋」

に見る山々の紅葉は、ほんと~に山が燃える~の、歌の様に素晴

らしいものです。

写真をスケッチするだで引き込まれ、気分はもう最高、、、癒されました。

来年は、本当に京都へ行って見よ

ノラ・ジョーンズの「テネシーワルツ」


  胡蝶の舞

2014-11-28 | 植物

胡蝶蘭、先日UPしましたが、今回はパステルで表現して見ました。

下の画像は、胡蝶蘭の学名となった、ギリシャ神話の「愛と美と豊穣」の

女神・アフロディテの像です。

    女神・アフロディテの像

「イパネマノ娘」をジョアン・ジルベルト・アストラッド・ジルベルトの歌でどうぞ


『柿くへば 鐘が鳴るなり 法隆寺』 正岡子規

2014-11-27 | その他

田舎から、大好きな柿をたくさん貰って来た。

お店に並んでいる大きく上品な柿とは違って、ちょっと小振りな上、所々に

黒い傷のある、見た目にいま一の残り柿だ。

田舎のくだものと言えば、いの一番にこの柿が思い浮かぶほど、日本人に

古くから愛された果実の一つである。

我が家も、柿好きの日本人の例に洩れず柿が好きで、柿の頂き物は大歓

迎である。

帰宅早々に、待ち切れず試しに一食べてみると、これがとても”お・い・

し・い”のだ。

かつて農家の周りには、必ず大きな柿の木が何本かあって、富有柿やピ

ンポン玉サイズの小柿もたくさん生ったものだ。

一口噛むと、果肉に赤いゴマ粒の様な模様があって、少し甘味が抑えられ

た感じの柿だった様に記憶している。(今の柿の様に糖度〇度とか、自慢できる代

物ではなかった)

しかし、これはこれで、当時学校帰りの悪ガキ共の、美味しい”おやつ”の

つだった。

果物は、年によって出来・不出来があるものだが、今年は何故か我が

、柿の♪当たり年♪(頂き年)の様である。

当分、朝食のデザートの一つとして、ビタミンCが食卓を賑わしてくれそう

だ。

~貴方にとって、今日も、良い一日であります様に~


蘭の香や 蝶の翅に たき物す (松尾芭蕉) 

2014-11-26 | 植物

 

一度は育ててみたいと思っていた、「胡蝶蘭」をお祝いに頂きました。

とても立派な花で、しっかりとした三本の茎に、30匹ほどの「胡蝶」が止ま

っています。

ちょうど今国政選挙を控えて、この胡蝶蘭が全国的に飛ぶように売れてい

るとか。

いずれにしてもこの花は、お祝いにぴったりの華やかさを備えた花であ

り、学名の” aphrodite ”(アフロディテ)は、ギリシャ神話の「愛と美と豊

穣」の最高の美神・アフロディテに由来するそうな。

こんな綺麗な花を一年だけで終わらせては、もったいない限りである。

しかしこのラン、元々が東南アジアの高温多雨の、亜熱帯気候の地に広く

分布する植物であり、我々素人が比較的寒い当地で、育てて花を咲かすこ

とは、とても難しそう・・・出来るだろうか

だが、縁あって我が家においでになった「最高の美神」様、何としても来年

も綺麗な花が咲く様に、丹精込めて育てたいものである。

『胡 蝶』とは

荘子が夢の中、で胡蝶になり、自分が胡蝶か、胡蝶が自分か区別がつか

なくなったという、荘子の「斉物論」の故事に基づくと言われ、自分と物との

区別のつかない「物我一体の境地」、または「夢か現か」:現実と夢とが区

別できないことのたとえ。・・・・とか。

~今日も、良い一日であります様に~

 

「情熱の花」をカテリーナ・バレンチナでどうぞ


「ほろほろ酔うて 木の葉ふる」 種田山頭火

2014-11-25 | 風景

落ち葉散り敷く城山(しろやま)の椿谷公園、ここは椿などの常緑の樹が多

く、その中に混在する赤や黄色の紅葉が際立って見えます。

時折、行き交う人の声がするだけで、とってもひっそりとした静かな散歩道

です。

落ち葉の散るこの時季、この道を通ると、

私の好きな自由律放浪の俳人・種田山頭火の詠んだ

「ほろほろ酔うて 木の葉ふる」「分け入っても分け入っても青い山」等の俳

句が思い出されます。

山頭火は、人生の後半を、お坊さんの姿をして門付けをしながら、行乞

浪の旅をして歩いた人であるため、その句には、草・木・風・雪・木の実・

虫等の植物や、自然と人間の関わりを詠んだ句が非常に多く・・・この様に

然を、そして植物を感じ、自分を託して句に詠み、自然と一体化した人が

た・・・ことを知ったことは、私の人生で大きな糧となっています。

こうして四季折々に、自然の中を歩いていると、思いも様々な私ではありま

す。

~今日も、良い一日であります様に~

 

ロバート・フラックの「愛は面影の中に」をどうぞ

 


「そそり立つ 奇岩をぬって のぼる龍」 立久恵峡

2014-11-24 | 風景

我が故郷、荒ぶる神「スサノオノミコト」が鎮まる須佐神社から、神戸川の

清流を約10キロ程も下った地に、名勝「立久恵峡谷」がある。

緑の森に紅葉が溶け合った風景の中に、空を突く様にそそり立つ奇岩、

まるで出雲神話に登場する「八岐大蛇:ヤマタノオロチ」が、この岩から岩

へと巻きつき、天を目がけて駆け昇ったのではなかろうか、と想わせるよ

うな風景である。

上流の吉栗の郷(吉栗山)からは、今でも、出雲大社の社殿御用材を運び

出す祭事が残っている。 

その昔、この川を用材を筏に組み、流し運んだものではないかと思わ

る。

立久恵峡谷は、たしかに神域の様な清々しい空気の流れている場所で

ある。

私の子供の頃には、川沿いに出雲市へと二両うほどの電車が走っていて、

立久恵峡を目印に、この奇岩が見えて来ると「もうすぐ出雲に着くぞ~」と、

ワクワク(子供心に、出雲は大都会様な気がしていた^^^)したものであ

る。

この景色、昔のまま何変わるところはないが、世の中は良くも悪くも、す

り変わってしまったものである。

~今日も良い一日であります様に~

ドリス・デーの「センチメンタル・ジャーニー」をどうぞ


「朝清め今せし庭に 山茶花のいささか散れる 人の心や」左千夫

2014-11-23 | その他

赤や白、サザンカ(山茶花)の花が街の角ごとに咲いています。

「随分、寒くなって来たな~」と、肌寒さを感じ始めた頃に咲き始め、やがて

が降り、そして雪がチラチラ舞い落ちる頃、満開を迎えます。

そんな寒さに負けず、吹き飛ばす様に元気に咲く花、雪を被った赤い花に

は、やがて巡って来るであろう「希望の春」に向けて、「よし、この冬も頑張

るぞ~」と人々に元気を与えてくれます。

そんなサザンカの花(隣家の)が、今年も垣根越しに咲き始めました。

              今日の車窓に見える宍道湖

森昌子の「サザンカの宿」


~人が人を想う心~

2014-11-21 | その他

いつも元気をくれる花がある。

その花の名は「ゼラニュウム」、、玄関先のプランターの中で、赤い花が今

日も来る人を出迎え、そして帰る人を見送ってくれている。

深紅の花は、年から年中花が咲き通しだ。

この花を見る度に私は思う・・・花にも「命」があり、人を思う「心」があること

を・・・

人は、「そんなことあるものか」と思うかもしれない・・・しかし現に、花を愛す

る多くの人は、「大きくなれ、大きくなれ、綺麗な花を咲かせてくれよ」と、花

に語り掛け撫でながら水をやるではないか。

すると花々は、それに応えて綺麗な花咲かせてくれではないか。

人は、お腹の赤ちゃんに「元気に生まれて来るのだよ」と、語りかけ音楽を

聴かせると、健やかで感情豊かな赤ちゃんが生まれて来るではないか。

この宇宙で、人間にだけ感情があり、生けるものの中で、人間が至高のも

のと考えるのは、それは妄想であって、単に思い上がりに他ならないのだ。

動物から花から・・・現に人間は「生きる力」をもらっているではないか。

名優・高倉健が残した、「人を想う心が、人間にとって最も大切なことだと思

う」とい葉の重みを、玄関先の「ゼラニュウム」の花に水をやりながら、

フッとそんな事を思った朝でした。

「愛の花咲く時」をエンゲルベルト・フンバーディンク


~朝靄の湖面に黒いシルエットのシジミ船~

2014-11-20 | 風景

宍道湖名物の放射冷却による、湖面に立つ湯気の中に、黒いシルエットの

シジミ船を映し出す、まことに幽玄な世界、これから冷え込みがだんだんと

厳しくなるにつれ、「早起きは三文の徳」とか・・・こんな景色が見られる機

会が多くなってきます。

パット・ブーンの「アイル・ビー・ホーム」をどうぞ


『ゆく道は精進にして 忍びて死すとも悔いはなし』

2014-11-19 | その他

名優・高倉健、大きな星がまた一つ流れて逝ってしまいました。

これまでにも二度UPしましたが、三度目のUPが遺影になろうとは・・・高倉

健さんは、私達の年代の男どもの、永遠のヒーローであり、青春そのもので

した。

私生活を一切表に出さないことで有名で、いわゆる「スターとしてのイメー

ジ」を壊さなかったとも言われていましたが、我々が知る限りにおいても、

「寡黙で正直」に生き抜いた人だったのでしょう。

 「私生活を一切表に出さない」と言うよりも、ありのままの自分、素の自分

を大切にして、生きた人ではなかったのだろうかと、私は思います。

無量寿経にある、我行精進忍終不悔 『ゆく道は精進にして 忍びて死すと

も 悔いはなし』を座右の銘とされていたとか、まさにその通りの人生では

なかったでしょうか。

御冥福を祈るばかりです。

~映画「あなたへ」高倉健主演・挿入歌星めぐりの歌


 ♪ゆく秋を楽しむ♪

2014-11-18 | 風景

早朝の散歩道、見上げると遠くの山々には朝靄が掛かり、ところどころに

赤や黄色の紅葉が見られ、うまい具合に景色の中に溶け合っている

胸いっぱいに深呼吸して、空気を吸い込むと、胸がキュンと痛くなるような、

の冷気を身体(からだ)で感じる様になって来た。

いつもより少し距離を延ばして、早足にウォーキングに集中すると、やがて

汗がジワッと滲んで来る。(とても気持ちがいい)

ほんの少し前までは、ブラリ散策程度で、汗だくになっていたのに・・・今の

うちにたくさん山道を歩いて、紅葉を楽しみたいものだ。

林道脇の藪には、自然薯(山芋)の黄色い葉が、ムカゴ(小さな芋)を所々

に着け、ツルもかなり枯れ上がってきている様だ。・・・「近い内に、自然薯

でも掘りに行って見るか」などと、そんな事を思いながら歩くと、時間の経つ

のがとても速い。

~今日も、良い一日であります様に~

グレンキャンベルの「ジェントル・オン・マイ・マインド」


「里ふりて 柿の木もたぬ 家もなし」 松尾芭蕉

2014-11-17 | 風景

中海、境水道、日本海、大山、大根島の一大パノラマ、ここ枕木山からの

眺望をゆっくりと一望した後、くねくねと曲がりくねった林道を下りて行くと

、両側に広がる山々は今紅葉の盛りでとても美しい。

山の中の一軒家(農家)の庭先には、その昔御先祖さんの手で植えられた

であろうか、柿の古木とイチョウの木が隣り合わせに、黄色と赤の美しいコ

ントラストを描いている。

柿の葉は、もうすっかり落ちて、あとには全く手付かずと思える、赤い柿の

実が鈴生りに、まるで枯れ木に花が咲いた様だ。

この時期、里山でよく見られる、片田舎の初冬の風物詩の一つ「残り柿」で

ある。

この残り柿は一体「渋柿なのだろうか それとも甘柿だろうか」と、柿好き

の私はいつも思いつつ見てきた。

畑を打っているおじいさんに断って、一個だけもぎ取って口にして見た。

「おぉー・・・渋い」・・・農家のおじいさん大笑いである。

「干し柿にでもすれば美味しいのだが、歳を取ってからは手間もなくて、そ

のままにしている。」とか、中には甘柿でさえ、そのまま冬を超えさせる農家

えある様だ。

まあそれはそれとして、これも自然の一部として見れば、まことに心和む景

ではあるまいか。

~今日も良い一日であります様に~

童謡:故郷の廃屋


 ~裸婦は難しい~  パステル

2014-11-16 | その他

~お勉強で裸婦を写真を参考に描いて見ましたが、やはり実物ではないから、バランスの悪い絵になってしまいました。勉強、勉強ですね。~

オリビア・ニュートンジョンのグリーンスリーブスをどうぞ


♪嬉しさと恥ずかしさのあまり、俯いてしまったシクラメンの花♪

2014-11-15 | その他

クリスマスやお正月の気分を盛り上げてくれる花、「シクラメン」の花を、お

月用に買ってきました。

俯き加減に下向きに咲くシクラメンですが、花の色はとても華やかです。

この、一見”炎が燃え盛る”様な花の形から、和名を」「篝火花」とか「豚の

饅頭」などと呼ばていますが、「豚の饅頭」ブタノマンジュウは、ちょっと酷

いのでは・・・この花を一躍有名にしたのが、布施明の歌った『シクラメンの

香り』か?、しかし私が知る限りにおいては、良い香りのするシクラメンに出

会ったことはありません。

(シクラメンの伝説)

草花をこよなく愛したソロモン王が、その王冠のデザインに花の模様を取り

入れたくて、様々な花と交渉を重ねました。

しかし、ことごとく断られる中で、唯一承諾してくれたのが「シクラメンの

花」、王が感謝の意を表すと、それまで上を向いていた花でしたが、恥ずか

しさと嬉しさのあまり、うつむいてしまったと言う伝説。

この伝説からは、「シクラメン」の、花名が一番相応しい気がします。

※なお、少し調べてみますと、埼玉県では歌「シクラメンの香り」を意識したのかどう

か分かりませんが・・・「孤高の香り」「麗しの香り」などと言う、素晴らしい芳香を放

つ、花を作り出しているようです。

~今日も、良い一日であります様に~

ポール・ロビンソンの「オールド・ブラックジョー」


~しほらしき 名や小松吹 萩すすき~ 芭蕉

2014-11-14 | 風景

~奥大山の鏡ケ成高原は、今、一面銀色に輝き波打つ、ススキ野が広がっていて、人々は思い思いに、ゆく秋を惜しむ散策を楽しんでいます。~

昨夜は、テニスの「ATPツアー・ファイナル」錦織選手の第三戦を観戦するため、またまた夜

更かしをしてしまいました。

今回の対戦相手は、全米オープン・テニスで熱戦を繰り広げたラオニッチのはず・・・ところ

が、ラオニッチは対戦直前になって突然リタイヤ、急遽、第10位のフェレールが代役として

登場するというアクシデント、錦織選手は1ゲームを4ー6落としたものの、2ゲームを逆に6

-4で取り、3ゲームは6-1で圧倒し、逆転勝利した。

第2戦では、サーブに苦心したが、今回は肝心なところでノータッチ・エースを決めるなど、

徐々にマイペースを全開し、戦後、彼自身が「第3ゲームは、最高のプレーができた」と語っ

ており、この勢いで準決勝進出を決める次戦も頑張って欲しい。

準決勝と言うことは世界のベスト4ということであり、優勝を争うコートに立つことになるの

だ。 (これは凄い)

単身渡米し、ここまで長い年月を耐えに、耐え、積みに、積んだ努力の成果が、実を結びつ

つあるのだ。

「人間、一生懸命に努力すれば、夢は必ず叶えられる」を実証するもので、多くの人々に勇

気と希望を与えている。 

~今日も良い一日であります様に~