小さき音 遅れて聞こゆ 遠花火。 goo.gl/M9EME
by iwasaki1109 on Twitter
まだ朝の涼しい内にと、庭の打ち水をしていると、どこからかアゲハ蝶が
数匹現れて、コスモス、百日草、ゴーヤの花をひらひらと、行き交ってい
ます。
クロアゲハとキアゲハで、花に水をかけると逃げるので、しばらく中断し
て見ていると、おいしい蜜を吸っているのでしょうか、何となく飛び方に喜
びが溢れている様です。
しばらくすると、花を求めて、また何処かに飛んで行きました。
「ちょうちょう」 (野村秋足作詞:スペイン民謡)
1・ちょうちょ ちょうちょ 菜の葉にとまれ
菜の葉に あいたら
桜にとまれ 桜の花の
花から 花へ
とまれよ 遊べ
遊べよ とまれ
元々この歌は名古屋地方のわらべ唄「蝶々」で、その歌詞は、
「蝶々とまれ 菜の葉に とまれ
菜の葉がいやなら この葉に とまれ」
が、改作された様です。
ちなみに、この歌の二番を聞いたことがありますか? 私は残念ながら
ありません。
調べて見ると確かに二番はありましたが、それは「ちょうちょう」からいき
なり「すずめ」の歌に変化しています。(作詞も別人)
結局、この歌は終戦を境に、歌詞の一部が超国家的と云う理由から削
除されるなどの変遷を辿っていて、二番についても少し強制的なイメー
ジの歌詞(私の偏見か?)に、なじみが薄かったのかもしれません。
でも「ちょうちょう」は、今日も軽やかにひらひら飛んでいます。
~今日も良い一日であります様に~
(追記)
2・起きよ 起きよ ねぐらのすずめ
朝日の光の さし来ぬ先に
ねぐらを出でて 梢にとまり
遊べよすずめ 歌えよすずめ
(テレビ中継の大花火)
各地で夏祭りが盛んに行われていますが、「松江・水郷祭」も昨日と
今日の2日間にわたって、賑やかに繰り広げられました。
何と言っても祭りのクライマックスは、恒例の花火大会です。
今年も見に行って来ました!・・・・花火が見える所まで(笑)
巷では嫌な風が吹いていますが、今日ばかりは、6000発の花火が
派手に打ち上げられ、不景気風も「ドーン」「ドーン」と、腹に響くよう
な爆発音と共に吹き飛んで行きました! と、言いたいところですが、
あまりにも距離があって、打ち上げから数秒後に「トーン」「トーン」と
小さな音が聞こえ、中位の花火が遠くに見えるだけ・・・・でも、最後
の一番良いところは、家に帰ってオリンピック中継と一緒にテレビで
見たので、「今年も花火を見に行って来た」と云うことにして置きまし
ょう。
~今日も良い一日を~
ロンドンオリンピック、昨日はサッカー・柔道・重量挙げ・水泳等でメダル獲得者
が誕生するなど、アスリート達は4年間の努力の集大成に、熱く燃えています。
我が家は、居間のエアコンが故障していて、新機入れ替えまでに暫く時間がか
かるとか、熱帯夜とオリンピック観戦でヒートアップし、睡眠不足が続きそうです。
今日の日記は、太陽を一杯に受けて咲く、真夏を代表的する「ひまわり」の花で
す。
日本では、「ひまわり・向日葵」が一般的ですが、これも全国地域々々で様々な
呼称があるようです。
「ひまわり」にまつわるギリシャ神話を1つ・・・
水の精(クリュティエ)は太陽の神(アポロ)に恋い焦がれ、大地に立つこと9昼
夜もの長い時間、アポロを見詰め続けましたが、しかしこの恋は実ることもなく、
太陽を浴び続けたクリュティエの足は大地に根を下ろし、やがて「ひまわり」にな
ったと言われ、なおその思い絶ち難く、今もジッとアポロ(太陽)に向かって立ち
つくしている(見続けて)と云う訳です。(ほんと、良く出来た神話ですネ)
しかし「ひまわり」は、本当に東から西に向けて、太陽を追い駆けるのでしょうか?
(ちょっと調べて見ました!)
各種の文献の中には、ひまわりが陽を追って回って咲くと云うのは俗説であり誤
りであるとする、否定的な説が数多く見受けられます。
ただ、まだ若い蕾の間は、太陽の方向に顔を向けて回り、そのために夜は西から
東に向きを変えて、日の出を迎える準備をする様ですが、花びらが黄色く色付く
頃から好日性が鈍り、開花後は多くは東を向いたまま動かなくなる。(日本大百科
全書:小学館)
何だそうなんだ!・・・と失望することはありません。
同書は更に、「シロタエヒマワリ」は、開花後も太陽の動きにつれて回転する」と記
されていますから・・・・『ひまわりは、陽に向かって回る』と言うのが真説と云うこと
で・・・・
ジッと佇む「ひまわり」の一途さ、そして生きる姿勢が伝わってきて、良いのではな
いでしょうか!
~今日も良い一日であります様に~
今日も日課の、ミカちゃん(チワワ)の散歩のため、日陰を選びながら少し
歩いて来ました。
今日のコースは、旧松江藩主・松平冶郷ゆかりの茶室「菅田庵」(家老有
沢家山荘跡)に通じる林の坂道です。
街中では、昼間は騒音にかき消されて、蝉の声も気になりませんが、夕
方、しかも木々に囲まれた静寂の中では、まさに蝉時雨が降り注いでく
る感じで、デリケート?な我が家のミカちゃん(チワワ)は、怖がって散歩
の足も竦んでしまいます。
近年、昆虫も昔に比べて減少傾向にある様に思うのですが?、この蝉だ
けは昔ながらに真夏の到来と共に、アブラゼミ・ツクツクボウシ・ミンミン
ゼミ・ヒグラシなどが、変わらず元気一杯、「ミ~ンミンミンミ~ン、ツクツク
ホ~シ、ニ~ンニンニンニ~ン、ミ~ンミンミンミ~ン」と、子作りに勤しん
でいます。
角田光代の「八日目の蝉」が、映画・テレビ化され、蝉は地上で7日間だ
け生きて果てて行く様に思われがちですが、実のところ、その生態はま
だ未解明な部分も多い様で、木の上で卵が1年?で孵化して、木を伝い
地上に下りて、地下に潜りって(7年間?・・・この期間が蝉の幼少期と云う
ことでしょうか?)、そして再び地上に出て羽化し、子孫を残すため7日間
(長いもので30日間とも?)、子孫繁栄のために一心不乱にラブコールを送
り、子孫を残して果てて行く・・・・
余りにも短い命で可哀想な気もしますが、それが神が創り出した「蝉」の
一生なのです。
7年(8年?)の一生を、与えられた使命を果たすために、必死で生きる
蝉、それを思うと、自らに置き換えて恥じ入るばかりです。
『一日一日を大切に!』
~今日も良い一日を~
生垣に這わせたゴーヤの一番生りを取ろうと、今日か明日かと首を長くして待っ
ていたところ、生垣の外側で既に完熟し、オレンジ色になってぶら下がっていまし
た。
我が家の様に畑が狭い為に生垣を利用すると、場所をとらずに済みますが、生垣
が保護色になって見つからず、今回の様に採り損ねることがよくあります。
しかし折角なので、熟れすぎて割れたゴーヤは来年の種に採り、残りのゴーヤは
酢の物にしてみました。(種を包み込む赤い果肉は甘く、沖縄では食べる人もある様ですが)
これはこれで、柔らかく苦過ぎず、結構いけるものです。
若い頃は、ゴーヤの苦味が嫌で、振り向きもしなかったものが、いつの頃からか食
べ出したら、この苦味がだんだんと口に馴染んできて、今では大好きになり、食材
として色々使っています。
ゴーヤ(沖縄では、ゴーヤー)は、「ニガウリ」だとばかり思っていましたが、「ツルレイシ」
が正式名称とか、何だか聞いたこともない名です。
また、黄色い花が次々と咲きますが、雄べ(花心が黄色)と雌べ(花心が若葉色)は雌雄
別花となっていて、これを上手く(と言ってもハケでちょこっと着けるだけ!)人工授粉してや
ると、立派なゴーヤが出来ます。 ~参考まで~
~今日も良い一日であります様に~
市内のあちこちに植えられている、街路樹の「キョウチクトウ」の花が街角の風景
を和ませてくれる季節になりました。
インド原産のこの花、和名の 「夾竹桃」は、葉の形が竹・花が桃の花に似ている
ことに由来するそうです。
暑さを好み、乾燥や大気汚染にも強く、真夏の今が開花の真っ最中ですが、それ
にしても、今年のこの暑さを一体どう思っていることでしょう。
キョウチクトウは、一重八重、赤、白、ピンクとあって、とても綺麗な花ですが「綺
麗な花には毒がある?」ってやつで、樹・花・果実・種の全体に強い毒を持ってい
ます。(樹を焼いた煙にも、また腐葉土にも1年は毒性が残ると言われます。)
子供の頃、夾竹桃の葉を千切ると、白い乳液の様な樹液?が出ることから、ふざ
けて友達にくっ付ける仕草をして遊んだりしましたが、今に思えば、恐ろしや・・恐
ろしや・・・・です。
アレキサンダー大王がインド遠征の折、一小隊がインドの川原において、食糧補
給する際に、川原に生えているキョウチクトウの枝を削って肉を刺し、焼いて食べ
たため、毒にやられて一小隊が全滅したと云う逸話が残されています。
美しいものには気をつけましょう???
~今日も良い一日であります様に~
朝顔の句を多く残した、加賀千代女の「朝顔に、つるべ取られて、もらい水」と云う句
があることを、ご存知の方も多いと思いますが、時代変われば・・・何とやら・・・最近
では省エネやエコ対策として、ゴーヤやひょうたん等と共に、日除けカーテンとして植
えられることが多い。
実は我が家も、数年前から居間の前の縁側に、ゴーヤと共に朝顔を植えて日陰を作
って涼をとっています。
梅雨が明け陽射しが強まって来た頃から、赤・紫・空色・白等の、ビロードの様にしなや
かな花びらの朝顔のカーテンが次々と咲きだして来た。
この朝顔の花が咲くのは、気温の変化による刺激ではなく、昼と夜の長さを花が敏感に
感じとって咲く様である。~「花のふしぎ100」より~
早いものでは、午前一時ころから咲きはじめ、遅くとも昼前には萎むらしく、だから早起き
のお年寄りにも、起床と同時に窓を開けて、綺麗な花が見られるのは元気の元、嬉しいこ
とである。
しかし、この焼けつくような暑さの前には、カーテンとしての効果も半減、風流な句などと
ても詠んではいられない。
~今日も良い一日であります様に~
梅雨入り頃に咲き始め、梅雨明けと共に花も終って行く、「タチアオイ」
別名を「梅雨葵」とも言います。
各地に爪痕を残した梅雨も明けて、一気に酷暑の真夏に突入した感が
ありますが、この時期、際立つ稲田の緑と、青い空を背景に色とりどり
のタチアオイが美しく、スケッチ心がくすぐられる。
タチアオイは花茎がスクッと2メートル近くも立ち上がり、下から順序良く
頭に向かって、花も咲き上がって行きます。
赤・白・ピンク・黄・紫と色も多彩で、一重八重、ハイビスカスに似た花が
夏の陽を受けて華やかに咲き揃う。
今年もタチアオイの季節は、しばらくすると陽の和らぎと共に去って行き
ます。
この花、花びらの根元に粘着性があり、北の方では、花びらを額に付け
て鶏を真似(鶏冠)る遊びがあって、北海道の一部では、「コケコッコー花」
と呼ぶ地方があるとか、いかにも日本らしい、面白い遊びですネ。
~今日も、良い一日であります様に~